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2026.08.23

マイクラサーバーが起動しない・クラッシュする原因と直し方【管理者向け】

マイクラサーバーエラーの原因と直し方を示すサムネイル
  • エラー文が英語で長くて、どこを直せばいいのかわからない…
  • 設定は合っているはずなのに、サーバーが起動しない
  • 検索しても自分と同じ状況が見つからない

マイクラサーバーのエラーは、英語のメッセージを見ただけでは何が原因かわかりにくく、闇雲に設定を触ってもなかなか直りません。

エラーの種類が多いように見えても、原因は次の5系統のどれかに大きく分かれます。

  • 起動設定のミス
  • 接続設定のミス
  • バージョン不一致
  • MOD・プラグインの競合
  • ワールド破損

さらに、重い・落ちる・クラッシュする症状と、Forge・Fabric、Geyser(統合版連携)、Velocity・BungeeCordなどの構成別エラーは、この5系統から派生する追加の分岐として扱う形です。

この記事では、エラー文の系統別に原因を絞る手順を整理します。

扱う内容は次のとおりです。

  • ログファイルから原因を読む方法
  • 起動しない・接続できない・バージョン不一致のエラー別対処
  • 重い・落ちる・クラッシュするエラーの見分け方
  • MOD・プラグイン・Forge/Fabricのエラーと切り分け方
  • Geyser(統合版連携)・プロキシ構成のエラー対応

エラー文の系統が特定できると、設定ファイルのどこを確認すればよいかが絞られ、試行錯誤を減らして直せます。

サーバーの作り方から不安がある場合は、マイクラサーバーの立て方を先に確認すると、フォルダ構成や起動ファイルの位置もつかみやすくなります。

前置きは読まなくていい、いま起動できずに焦っている人は、ここから起動しないエラーへ飛んでください
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spaこの記事を書いた人

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

まず確認すること

マイクラサーバーのエラーを起動しない、接続できない、バージョン違い、MOD・プラグイン、ワールド破損の5系統に分類した図解

どんなエラーが出ていても、最初にやることは同じです。

初心者

英語のエラーが出た時点で、もう何もわかりません…

全部を読む必要はありません。ログの中でCaused byかErrorで始まる行だけ探せば、原因はほぼそこに書かれています。

系統主な原因
起動設定のミスJava・jar・EULA・メモリ
接続設定のミスポート開放・ファイアウォール・IP
バージョン不一致クライアント・サーバー・MOD
MOD・プラグインの不具合や競合MOD構成・依存関係
ワールドやチャンクの破損level.dat・regionファイル

ここで確認した3つをやっておくと、次のセクションで原因を絞るのが楽になります。

ログファイルを開いてエラーの原因を確認する

logs/latest.logがサーバーフォルダ内のlogsフォルダにあることを示したフォルダ構成図

サーバーフォルダ内の logs/latest.log を開きます。

ほとんどのエラーは、ここにエラー文やスタックトレース(エラーが発生した場所の詳細記録)として記録されています。

latest.log には、画面に出ない行番号やプラグイン名まで記録されているため、原因の絞り込みが格段に速くなります。

クラッシュした場合は crash-reports フォルダにもレポートが作成される仕組みです。ファイル名は日時入りなので、直近のものを確認します。

エラー文をそのままコピーして調べる

エラー文は英語の長い文字列が多いですが、そのままコピーして検索するのが正解です。

略したり日本語に訳したりすると検索精度が落ちます。

特にスタックトレースには at com.example.plugin のようにプラグイン名が含まれていることが多く、原因のプラグインを特定する手がかりになります。

エラー文をそのままChatGPTやClaudeに貼り付けて「これはどういうエラーですか?」と聞く方法も有効です。

最近変えた設定や追加したファイルを確認する

問題が起きる直前にやったことを思い出します。

  • プラグインやMODを追加・削除した
  • server.properties を編集した
  • Javaを更新した
  • サーバーソフトを更新した

変えた直後に問題が出た場合、まずその変更を元に戻して確認します。

直れば、そこが原因です。

サーバーソフトを更新した直後なら、PaperMCの更新手順も見直します。

補足

設定変更やプラグイン整理の前は、サーバーフォルダごとバックアップを取っておくのが基本です。間違えて設定を壊しても、フォルダを丸ごと戻せば元の状態に復元できます。

マイクラサーバーのバックアップ復元を示すサムネイル

【マイクラ】自宅・レンタルサーバーのバックアップ方法!復元・自動化まで解説

サーバーが起動しないエラー

マイクラサーバーが起動しないときに、jarファイル、EULA、ポート、Java、メモリの5項目へ分けて確認する図解

サーバーが起動しない場合、コンソール画面にエラーが表示されて止まります。

原因はほぼJavaの設定・jarファイルの名前・ポートの競合のどれかです。

表示されているエラー文に近いものを選びます。

起動まわりの設定値をまとめて見直すなら、server.propertiesの設定ガイドが参考になる記事です。

Unable to access jarfile

サーバーを起動しようとすると、次のように表示されて止まります。

Error: Unable to access jarfile server.jar

起動スクリプト(.batや.shファイル)に書いてあるjarファイル名と、実際のjarファイル名が一致していないときに出ます。

確認することは2つです。

  1. jarファイルがサーバーフォルダ内にあるか
  2. 起動スクリプトのファイル名と完全一致しているか(大文字小文字、バージョン番号含む)

たとえばjarの実ファイルが paper-1.21.4-195.jar なのに、スクリプト側が server.jar のままだとこのエラーになります。

スクリプトのjar名を実際のファイル名に合わせるのが解決策です。

Paper、Spigot、Vanillaのどれを使うか迷っている場合は、サーバーソフト比較も参考になります。

You need to agree to the EULA

初回起動時に、コンソールへ次のメッセージが出ます。

You need to agree to the EULA in order to run the server

サーバーを初めて起動したときに必ず出るメッセージです。

エラーではなく、利用規約への同意を求めているだけなので焦らなくて大丈夫です。

サーバーフォルダ内に自動生成される eula.txt を開き、eula=falseeula=true に変更して保存します。

変更後、サーバーを再起動すると次のステップへ進みます。

再起動の基本手順はマイクラサーバーを再起動する方法でもまとめています。

spa

eula.txtを書き換えるだけで次へ進めるので、心配いりません!

Failed to bind to port

起動の途中で、次のように表示されて止まります。

Failed to bind to port
Perhaps a server is already running on that port?

同じポート番号をすでに別のプロセスが使っているのが原因です。

まずタスクマネージャー(Windowsなら Ctrl+Shift+Esc)でJavaプロセスが残っていないか確認し、残っていれば終了します。

自宅でサーバーを立てている場合は、server.propertiesserver-ip= が空欄になっているかどうかも確認が必要です。

外部IPを直接書くと、このエラーになります。

server-ip=
server-port=25565

ポート番号を変えたい場合はポート変更の手順が参考になる記事です。

Javaバージョンのエラー

起動時に、次のようなメッセージが出ます。

UnsupportedClassVersionError
Unsupported class file major version

インストールしているJavaのバージョンが、サーバーソフトの要求するバージョンより古いときに出ます。

マイクラJava版必要なJava
1.17〜1.17.1Java 16以上
1.18〜1.20.4Java 17以上
1.20.5〜1.21.11Java 21以上
26.1以降Java 25以上

JavaのバージョンはWindowsならコマンドプロンプトで次のコマンドを実行するのが確認の基本です。

Terminal window
java -version

必要なバージョンに満たない場合は、Javaをインストールし直します。

インストール手順はこちらの記事で解説しています。

javaが認識されないPATHエラー

コマンドを実行すると、次のように表示されます。

'java' is not recognized as an internal or external command

JavaがインストールされていないかPATHが通っていないときに出ます。

Javaをインストールしたあと、コマンドプロンプトで次を実行して、バージョン番号が出れば正常です。

Terminal window
java -version

command not foundnot recognized が続く場合はPATHが通っていません。

インストール後にPCを再起動して再確認します。導入手順自体はJavaのインストール方法にまとめています。

メモリ設定のエラー

起動直後に、次のようなメッセージが出ています。

Could not reserve enough space for object heap
Invalid maximum heap size
Initial heap size set to a larger value than the maximum heap size

起動コマンドの -Xms-Xmx の指定が正しくないときに出ます。-Xmsは初期メモリ、-Xmxは最大メモリの指定です。

Terminal window
java -Xms2G -Xmx2G -jar server.jar --nogui

-Xms-Xmx より大きい場合、または G を書き忘れた場合がエラーの原因です。

PCの実メモリを超える値を指定すると、サーバーが起動しません。

人数に対してどれくらいのメモリが必要か迷う場合は、マイクラサーバーの必要スペックも目安になります。割り当ての決め方はメモリ割り当ての目安にまとめています。

設定ファイルの破損・読み込みエラー

起動時に、次のように表示されています。

Failed to load properties from file: server.properties
Failed to parse white-list.json
Failed to parse ops.json

設定ファイルが壊れているか、文字コードや改行コードがおかしいときに出ます。

バックアップがあれば、まずそれで戻すのが確実です。ファイルを手動で修復するより手間がかかりません。

ない場合は、問題のあるファイルを削除してサーバーを再起動すると自動生成されます。

ただし設定した内容はリセットされるので、元の値をメモしておくと再設定が楽です。

設定を戻す前にバックアップを取る流れは、バックアップと復元の手順が参考になります。

起動後に接続でつまずくエラー

マイクラサーバーのエラーを起動前、接続時、接続後に分け、それぞれの確認先と最後にログを見る流れを示す図解

サーバーは起動しているのに参加できない場合、自分だけなのか全員なのかで確認場所が変わります。

外の友達だけ入れないならポート開放・グローバルIP、全員入れないならサーバーの起動状態とポート番号から確認しましょう。

どのエラーから見ればいいかわからないときは、接続できない原因診断で当たりを付けられます。

確認する内容は次の2つです。

  • 代表的な接続エラーと原因
  • 接続の途中で切れる場合の対処

代表的な接続エラーと原因

代表的なエラー文と原因は次のとおりです。

エラー文主な原因
Connection timed outポート開放、グローバルIP、回線の不安定さ
Connection refusedサーバー停止、ポート番号のズレ
Unknown hostサーバーアドレスの入力ミス、DNS設定の反映待ち
You are not whitelisted / You are bannedホワイトリスト未登録、BAN
Connection reset / ReadTimeoutException接続の途中切断、回線やセキュリティソフトによる遮断

エラー文ごとの直し方と、自分だけ・友達だけ・全員入れないケース別の切り分け手順は、接続エラー専門の記事にまとめています。

マイクラサーバーに入れない原因をバージョン、IP、ポートで切り分ける流れ

マイクラサーバーに入れない原因と直し方!エラー文別の最速チェック

接続の途中で切れる場合の対処

Connection resetReadTimeoutExceptionが出る場合だけは、接続の途中で切れているか、通信が遮断されています。

VPNを使っている場合は、まず一度無効にして再接続します。

VPNで変わらなければ、WindowsファイアウォールまたはセキュリティソフトがJavaの通信を遮断していないか確認し、Javaまたはサーバーのjarファイルを許可リストに追加します。

バージョン・認証エラー

接続画面でエラーが出て弾かれる場合は、バージョン不一致か認証まわりの問題がほとんどです。

次の3つに分けて確認します。

  • バージョン不一致
  • アカウント設定
  • 認証サーバー障害

バージョン不一致

エラー文主な原因
Outdated server / Outdated clientマイクラ本体とサーバーのバージョン不一致

バージョン不一致の詳しい直し方は、接続エラー専門の記事にまとめています。

アカウント設定

エラー文主な原因
Failed to verify username / Invalid sessionランチャーのセッション情報が古い
Multiplayer is disabled / This server requires a secure profileMicrosoft・Xboxのマルチプレイ設定

Multiplayer is disabledThis server requires a secure profileが出る場合は、MicrosoftアカウントやXboxの設定でマルチプレイが制限されています。

Xbox.comにサインインし、プロフィール→プライバシーと安全性→Xboxプライバシーの順に進んで、マルチプレイヤーゲームが許可されているか確認します。

子ども用アカウントでは、保護者アカウント側からも許可操作が必要です。

認証サーバー障害

Authentication servers are downと表示される場合だけは、原因がサーバー側ではなくMojang・Microsoftの認証サーバー障害です。

まずX(旧Twitter)の@MojangStatushelp.minecraft.netで障害情報が出ていないか確認します。

障害が出ていなければ、VPNを一度無効にして再接続を試しましょう。

それでも出るなら、WindowsのC:\Windows\System32\drivers\etc\hostsファイルを開き、Mojangのサーバードメインが書き換えられていないか確認します。

重い・落ちる・クラッシュするエラー

サーバーは起動するが重い、突然落ちる、クラッシュするという場合はパフォーマンス系のエラーです。

ラグの原因はメモリ不足だけではないため、まずTPS(処理速度の数値。正常時は20)とログを見て絞ります。

体感だけで原因を決めつけず、sparkプロファイラで処理時間を計測すると、どの処理が重いのか具体的に特定できます。

Can’t keep up! Is the server overloaded?

サーバーのログに、次のように繰り返し出ます。

Can't keep up! Is the server overloaded? Running xxms or y ticks behind

サーバーの処理が1tick(50ms)以内に終わらないときに定期的に出ます。

TPSが低下しているサインです。

主な原因は、Mob・村人の密集、ホッパーや自動装置、重いプラグイン、view-distanceの高すぎる設定です。

マイクラサーバーが重い原因をTPS、メモリ、プラグイン、描画距離で診断する流れ

【マイクラ】鯖落ちする原因と直し方!サーバーが重い・落ちるときの診断

設定値をまとめて軽くしたい場合は、おすすめのサーバー設定まとめも役立ちます。

OutOfMemoryError

ログに、次のようなエラーが出ます。

java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space
GC overhead limit exceeded

JVMに割り当てたメモリが足りなくなったときのエラーです。

まずは logs/latest.log でどのプラグインやMODが直前に動いていたか確認します。

心当たりがあれば、そのプラグインを plugins フォルダから一時的に取り出してサーバーを再起動し、エラーが消えるかどうかを見るのが先決です。

spa

メモリを増やすより、怪しいプラグインを1つ外す方が早く解決します。

メモリ割り当てを増やす場合は、搭載メモリ全量を割り当てず、OSとJVMの動作分として1〜2GB残します。

8GBマシンなら -Xmx6G が目安です。

Terminal window
java -Xms4G -Xmx6G -jar server.jar --nogui

人数が増えてスペック不足を疑う場合は、50人サーバーに必要なスペックも参考になります。

Ticking entity / Ticking block entity

クラッシュ時に、ログへ次のように出ています。

Exception in server tick loop
Encountered an unexpected exception
Ticking entity [EntityType]
Ticking block entity [BlockEntityType]

壊れたMobや特定のブロックエンティティ(チェスト・機械系MODブロックなど)が原因でサーバーがクラッシュするときに出ます。

バックアップがあれば、クラッシュ前の状態に戻すのが一番手間がかかりません。

spa

定期バックアップがあるだけで、復旧の選択肢が全然違います。

バックアップがない場合は、クラッシュレポートに座標が出ているので、その座標付近のチャンクを外部ツール(MCA Selectorなど)で削除するか、コマンド /kill @e[type=対象タイプ] で対象エンティティを消します。

復旧前に現在のワールドを保全する場合は、バックアップ復元の流れを確認しておきましょう。

チャンク・ワールドデータの破損

ログに、次のようなメッセージが出ます。

Failed to read chunk
Region file is corrupted
Failed to load level.dat
Server attempted to load chunk saved with newer version of minecraft

チャンクやワールドファイルが壊れているときに出ます。

level.dat が壊れた場合は level.dat_old(同フォルダに自動生成されるバックアップ)をリネームして戻す方法が確実です。

新しいバージョンで開いたワールドを古いバージョンで読み込もうとすると newer version エラーになります。

ダウングレードはマイクラが公式にサポートしていないため、サーバーバージョンを元に戻すか、バックアップから復元します。

ワールドを作り直して切り分ける場合は、新しいワールドを作る手順を使うと確認しやすいです。

サーバーが突然停止してログが残らない場合

ログが残らずいきなり止まるパターンは、サーバー側のエラーというよりOS側にプロセスを強制終了された(OOMキラーなど)場合が多くあります。

レンタルサーバーやVPS環境では、割り当てメモリの上限超過やOOMキラーによる強制終了が主な原因です。

ホスティングサービスのコントロールパネルやシステムログで、メモリ使用量と停止の記録を確認します。

自宅サーバーとレンタルサーバーのどちらが向いているか迷う場合は、自宅サーバーとレンタルサーバーの比較も参考になります。

MOD・プラグインのエラー

プラグインやMODを入れた後にエラーが出る場合は、読み込み失敗か依存関係の問題がほとんどです。

ログのスタックトレースにプラグイン名が出ていることが多いので、それを手がかりに探します。

Could not load plugin

起動時に、ログへ次のように出ています。

Could not load 'plugins/xxx.jar' in folder 'plugins'
Unsupported API version
Unknown dependency

プラグインが読み込めないときに出ます。よくある原因は次のとおりです。

エラー文原因対処
Could not load pluginMCバージョン非対応対応バージョンのプラグインに差し替え
Unsupported API versionplugin.ymlのapi-version不一致対応版のプラグインに変更
Unknown dependency前提プラグイン不足Vault・ProtocolLib等を先に導入
Plugin already initializedjarが重複pluginsフォルダ内の重複を削除

導入するプラグイン自体を見直す場合は、おすすめプラグインまとめも役立ちます。

プラグイン・イベント系エラー

ログに、次のようなスタックトレースが出ています。

Could not pass event PlayerJoinEvent to PluginName
Task xxx generated an exception
NullPointerException

プラグインがイベントや定期タスクで例外を起こしているときに出ます。

スタックトレースにプラグイン名が出るので、そのプラグインを更新するか一時的に外して問題が消えるか確認するのが基本です。

プラグインを半分ずつ外す方法を二分探索と呼び、10個あっても4回以内で原因が絞れる計算です。

1つずつ外すより格段に早く終わります。

権限系プラグインでエラーが出ている場合は、LuckPermsの設定ガイドも原因確認に使えます。

ProtocolLib・Vault・PlaceholderAPIが動かない場合

これらは多くのプラグインが依存するライブラリです。依存するプラグインを入れているのにこれらが不足している、またはバージョンが古いと動作しません。

常に最新版を入れておくのが基本です。

ProtocolLibは更新頻度が高く、MCバージョンが上がるタイミングで更新が必要になります。

チャットや連携系プラグインを入れているサーバーなら、DiscordSRVの連携手順も設定確認の参考になります。

Forge・Fabric(MODサーバー)のエラー

ForgeやFabricのMODサーバーでよく出るエラーです。

サーバーとクライアントのMOD構成・バージョンが一致していないことが原因の大半を占めます。

Mismatched mod channel list / Failed to synchronize registry data

参加しようとすると、次のように表示されています。

Connection closed - mismatched mod channel list
Failed to synchronize registry data from server
Incompatible FML Modded Server

クライアント側とサーバー側のMODが一致していないときに出ます。

MODサーバーに入れないときの確認

  • サーバーとクライアントのMODフォルダを同じMODで揃える
  • ForgeまたはFabricのバージョンを揃える
  • マイクラバージョンとMODのバージョンが全部合っているか確認する
  • クライアント専用MOD(OptiFine等)はサーバーに入れない

サーバー専用のMOD(バックアップ、チャンクプリロードなど)はクライアント側に不要ですが、ゲームプレイ系のMODは両方に必要です。

RealmsでMODが使えるか知りたい場合は、RealmsでMODを使えるかも役立ちます。

Mixin apply failed / DuplicateModsFoundException

起動時に、次のように表示されて止まっています。

Mixin apply failed : ModName.class
DuplicateModsFoundException

MOD同士が競合しているか、同じMODのjarが重複して入っているときに出ます。

DuplicateModsFoundException はmodsフォルダ内に同じMODの古いjarと新しいjarが両方残っているケースがほとんどです。

古いjarを削除します。

Mixin競合は更新または削除が必要で、クラッシュレポートに対象MODのMixin名が出ています。

Registry remapping failed / Missing registry entries

ワールド読み込み時に、次のように表示されます。

Registry remapping failed
Missing registry entries

MODを途中で追加・削除したワールドで起きます。

MODが追加したブロックやアイテムのIDがワールドデータに残っているのに、そのMODがなくなった状態です。

削除したMODを戻すか、MODなしで続けるなら該当IDのブロックがないワールドバックアップから再開するのが現実的な対処になります。

Geyser・統合版のエラー

Geyserを使って統合版(スマホ・Switch・Xbox)からJava版サーバーに入れないときのエラーです。

Java版とはポートの種類やプロトコルが異なるため、確認する場所も変わります。

Unable to connect to world

統合版から参加しようとすると、次のように表示されています。

Unable to connect to world

GeyserでBedrockクライアントがJavaサーバーに入れないときによく出ます。

まず確認するのはUDP 19132番のポート開放です。

Java版のTCP 25565とは別に、統合版向けのUDP 19132を開放する必要があります。

Bedrockポート: UDP 19132(デフォルト)
Javaポート: TCP 25565(デフォルト)

接続画面でサーバーアドレスとポート番号を別の欄に入れる点にも注意が必要です。

アドレスの後ろに :[ポート] を付ける形式ではなく、ポート専用の欄に入力します。

Switchや統合版からの参加手順は、Switch版でマイクラサーバーに入る方法も参考になります。

GeyserMCの導入手順やFloodgateの設定は、GeyserMCの導入方法で詳しく解説しています。

Geyser・FloodgateのKeyが一致しないエラー

起動時に、ログへ次のように出ます。

Failed to encrypt message
Invalid AES key length

GeyserとFloodgateのkeyが一致していないときに出ます。Velocityなどプロキシ経由の場合は、Geyser-VelocityやBungeeCord版のGeyserが対象です。

Geyserをプロキシ側に入れた場合、プロキシの key.pem をバックエンドのFloodgateプラグインフォルダへコピーするのが解決策です。

Outdated Geyser / Please update Geyser

接続時に、次のように表示されます。

Outdated Geyser, please update
Bedrock client is outdated

Geyserがマイクラのバージョン更新に対応していないときに出ます。

Geyserはマイクラのリリースに合わせて定期更新されるため、最新版を使うのが基本です。

対応するBedrock・Javaの範囲はGeyser公式のSupported versionsで確認できます。

統合版クライアントが古い場合は、アプリや本体の更新も見ておきます。

Velocity / BungeeCordプロキシのエラー

VelocityやBungeeCordでサーバーをまとめている場合のエラーです。

プロキシとバックエンドの設定が一致していないとプレイヤーが弾かれます。

BungeeCord構成そのものを見直す場合は、BungeeCordの基本設定が参考になる記事です。

IP Forwarding設定のエラー

起動時やサーバー移動時に、ログへ次のように出ます。

If you wish to use IP forwarding, please enable it in your BungeeCord config as well!
Your server did not send a forwarding request to the proxy.
This server requires you to connect with Velocity.

プロキシからバックエンドへのプレイヤー情報転送設定が一致していないのが原因です。

Velocityの modern forwarding を使う場合は、次の設定が全部そろっている必要があります。

ファイル設定
velocity.tomlplayer-info-forwarding-mode = "modern"
config/paper-global.ymlproxies.velocity.enabled: true / proxies.velocity.secret: "シークレット文字列"
server.propertiesonline-mode=false(バックエンド側)
補足

バックエンドを online-mode=false にする場合、Velocityのファイアウォールでプロキシ以外から直接接続できないように制限します。

直接接続できる状態は、なりすまし接続のリスクがあるため注意が必要です。BungeeCordの基本設定はこちらの記事で解説しています。

Unable to connect to server / Cannot connect to fallback server

プロキシ経由で参加すると、次のように表示されます。

Unable to connect to server lobby.
Cannot connect to the default or fallback server.

バックエンドのサーバーが起動していないか、Velocityの設定したIPとポートで到達できないときに出ます。

バックエンドのサーバーが起動しているか、velocity.toml のサーバー定義が正しいかの確認が必要です。

どうしても直らないときの切り分け手順

マイクラサーバーのエラーが直らないときに、ログ確認、変更を戻す、最小構成、半分ずつ復元、原因特定へ進む図解

ここまでの手順を試しても直らない場合、原因の場所がまだ絞れていないことが多いです。

焦らず、次の手順で、どこが問題かを一つずつ確認します。

1. 最小構成にする

プラグインとMODを全部外してバニラ(素のサーバー)で起動できるか確認します。

起動できれば、外したプラグインかMODが原因です。

2. 半分ずつ戻す(二分探索)

プラグインを半分だけ戻して問題が出るか確認します。

出たら、その半分が原因です。

出なければ、残り半分を戻して確認します。

これを繰り返すと、原因のプラグインを特定できます。

3. ワールドを変えて試す

新規ワールドで同じ問題が出るか確認します。

出なければ、ワールドデータの破損が原因です。

4. Javaを変えて試す

Javaを別バージョンに変えて試すのが有効です。

特にサーバーソフトのバージョンを上げたあとは、要求Javaバージョンも変わります。この記事内の「Javaバージョンのエラー」の対応表で確認します。

5. ログをそのままフォーラムに貼る

logs/latest.log または crash-reports の中身を、PaperMCフォーラム、Discordサポート、Redditなどに貼って相談するのも有効です。

自分で解読しなくても、コミュニティが原因を見つけてくれます。

よくある質問

QFailed to verify usernameが出てサーバーに入れません。
A

マイクラランチャーを完全に閉じて、Microsoftアカウントでログインし直してから再接続します。認証サーバー側の一時的な障害でも出ることがあるので、数分待ってから再試行するのも有効です。

Qプラグインエラーを直したあとは、/reloadだけで確認してもいいですか?
A

Paperでは/reloadは非推奨です。サーバーを完全に停止して起動し直し、起動ログに同じエラーが出ないか確認してください。

まとめ:エラーは系統別に切り分けて直そう

エラーの種類は多く見えても、まず見る場所は同じです。

サーバーフォルダの logs/latest.log を開いて、エラー文をそのまま検索します。

系統がわかれば、調べる場所を絞るのが効率的です。

  • 起動しないなら → jarの名前、EULA、ポート競合、Javaバージョン
  • 接続できないなら → ポート開放、グローバルIP、ファイアウォール
  • バージョンエラーなら → サーバーとクライアントのバージョンを合わせる
  • 認証エラーなら → ランチャーを再起動してログインし直す
  • 重い・落ちるなら → TPS、メモリ、プラグイン、view-distanceを確認する
  • MODエラーなら → MODフォルダをサーバーとクライアントでそろえる

接続エラーや重い・落ちる症状がこの記事で解決しないときは、サーバーに入れないときの切り分けで続けて確認できます。