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2026.09.02広告・PRを含む記事です

マイクラサーバーのPaperMCとは?Spigotとの違い・メリットや導入方法を解説

PaperMCのメリットと導入方法を高速・軽量化とプラグイン対応で示すサムネイル
  • マイクラのプラグインサーバーを立てたいけど、PaperとSpigotのどっちを選べばいいのかわからない
  • 「Paperが軽い」と聞いたものの、導入が難しそうで手を出せていない
  • ビルドとか設定でつまずいて、結局立てられないのは避けたい

プラグインサーバーを始めるとき最初に迷うのが、どのサーバーソフトを選ぶかです。

PaperMCは「軽くて定番」とよく言われますが、Spigotと何が違うのか、自分で導入できるのかがわからないと踏み出しにくいです。

実際に僕がPaperMCとSpigotMCを同じ環境で起動して比べたところ、起動時間にもはっきり差が出ました。

この記事では、PaperMCとSpigotの違い・メリットから、導入の流れまで解説します。

読み終わると、PaperMCを選ぶ理由が自分の言葉で説明できて、導入からサーバー起動までの流れがつかめます。

PaperMCは、SpigotよりもJava Edition向けのプラグインサーバーを軽く動かせる、ビルド不要の定番サーバーソフトです。

ダウンロードしたJARファイルをそのまま使えるため、SpigotのようなBuildToolsによる自前ビルドは不要です。

spa

僕はプラグインを使う予定があるなら、最初からPaperで立てるほうが早いと考えています。

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spaこの記事を書いた人

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

PaperMCはプラグインサーバーを立てられる軽量ソフト

PaperMCとバニラサーバーの違い。Java Edition向けサーバーソフトで、PaperMCはプラグインに対応することを示す図解

PaperMCは、Minecraft Java Edition向けのプラグイン対応サーバーソフトで、Spigot系プラグインをそのまま使いやすく、軽量化設定も用意されているため、プラグインを入れた少人数サーバーに向いています。

Spigotを起源としており、1.21.4以降はSpigotからハードフォークして独自に開発されています。

BukkitやSpigot系のプラグインの多くはPaperでも動作します。

すべてのプラグインが完全互換とは限らないため、各プラグインのダウンロードページで対応バージョンを確認してから導入してください。

そのうえで、導入前に押さえておきたいのは次の2つです。

  • SpigotやCraftBukkitからはJARの差し替えで移行する
  • プラグインサーバーはバニラサーバーとは別物

SpigotやCraftBukkitからはJARの差し替えで移行する

新規構築なら導入しやすいですが、SpigotやCraftBukkitから移行する場合は、バージョンによってワールドの移し方が変わります。

同じマイクラバージョン同士なら、サーバーを停止してワールドフォルダをバックアップし、サーバーJARをPaperのものへ差し替えて起動し直すだけで移せ、プラグインもpluginsフォルダごと引き継げます。

マイクラのバージョンも同時に上げる場合は、先にJARの差し替えだけを済ませて起動を確認し、そのあとでバージョンを上げると原因の切り分けが楽です。

プラグインサーバーはバニラサーバーとは別物

プラグインサーバーとは、チャット管理・経済システム・ワープなど追加機能(プラグイン)を入れられるマイクラサーバーのことです。

Java Edition向けのバニラサーバーには、プラグインを入れられません。

プラグインとMODの違いがピンとこない場合は、そちらに目を通しておくと、このあとの話がわかりやすくなります。

Paperかどうかにかかわらずサーバーソフト全体で選びたい場合は、先に比較記事で候補を絞っておくと選びやすいです。

Vanilla・Paper・Fabricのマイクラサーバーソフトを比較するサムネイル

マイクラサーバーソフトの選び方!Vanilla・Paper・Fabricを比較

PaperMCでマイクラのプラグインサーバーが劇的に軽くなる

軽量化の差が出やすい場面は主に3つです。

  • SpigotMCよりもサーバーの起動が速くなる
  • プラグインを複数導入してもラグが起きにくくなる
  • チャンクの読み込みが非同期処理で高速化される

SpigotMCよりもサーバーの起動が速くなる

そこで、PaperMCとSpigotMCを同じ条件にそろえ、起動時間を測り直しました。

計測に使った環境をそのまま載せます。

項目設定
Minecraft1.21.8
Java21
実行環境Apple SiliconのMac上に構築したDockerのarm64 Linuxコンテナ
起動方法Javaコンテナから各サーバーJARを直接起動
プラグインなし
ワールドSeed 424242で各条件に新規作成
リソース2コア・2GBまたは4コア・4GBのヒープ
保存先Docker named volumeまたはDownloads配下のbind mount
認証比較用のためonline-mode=false。外部公開なし
回数各条件5回のウォーム起動

起動時間は、コンテナを起動してからサーバーログにDone (が出るまでを測りました。JARの取得・設定初期化・初回ワールド生成は準備時間として分け、比較値には含めていません。

数字はこうなりました。

条件PaperMCの中央値SpigotMCの中央値
Docker named volume・2GB13.846秒28.001秒
Docker named volume・4GB13.610秒22.911秒
高視距離・4GB13.014秒22.302秒
Downloads bind mount・2GB12.993秒27.364秒

今回の4条件では、すべてPaperMCの中央値が短くなりました。条件によって差は変わりますが、僕の環境ではPaperMCのほうが約40〜53%短い結果です。

なお、計測専用のサーバーはローカル確認のためonline-mode=falseにしています。実際に友達と遊ぶサーバーを公開するときは、認証を無効にしたまま外部へ公開しないでください。

PaperMCとSpigotMCをDockerで比較した起動時間の測定結果。4条件すべてでPaperMCの中央値が短いことを示すスクリーンショット

ただし、起動速度はPC性能・ワールドサイズ・プラグイン数・保存先で変わります。今回の結果だけで、どの環境でもPaperMCが速いと断言するものではありません。

PaperMCは非同期処理などの最適化を積極的に取り入れており、設定変更のたびに再起動するサーバー管理ではこの差が積み重なります。

地味な差に見えますが、テスト中に何度も立ち上げ直す場面では、この数秒が待ち時間の合計を大きく変えます。

プラグインを複数導入してもラグが起きにくくなる

PaperMCは軽量化されているため、複数のプラグインを入れてもラグが発生しにくいです。

ただし、プラグインの品質や数によっては重くなったり起動に失敗したりするため、欲張って一気に入れず、対応バージョンを確認してから1つずつ追加します。

何を入れるか迷っているなら、目的別のおすすめプラグインから必要なものだけ選ぶと失敗しにくいです。

チャンクの読み込みが非同期処理で高速化される

PaperMCは非同期処理によってチャンクの読み込みを高速化しています。

非同期処理とは複数の作業を並行して処理する仕組みで、スポーン地点から遠い場所を探検するときや、複数のプレイヤーが同時に移動するときのラグが減ります。

PaperMCを導入する3つのメリット

PaperMCを選ぶ3つのメリット。ビルド不要、相談しやすい、レンタル対応の3点を示す図解

軽量性以外にも、次の3点があります。

  • ビルド作業が不要で簡単に導入できる
  • 活発なコミュニティがあってトラブル対処しやすい
  • レンタルサーバーでも手軽に利用できる

ビルド作業が不要で簡単に導入できる

PaperMCはビルド作業が一切不要で導入でき、SpigotMCがBuildToolsという専用ツールで自前ビルドが必要なのに対し、PaperMCは公式サイトからJARをダウンロードするだけで済みます。

環境構築の手順が1つ減るぶん、初心者が詰まりやすいポイントも少ないのが利点です。

活発なコミュニティがあってトラブル対処しやすい

PaperMCには公式フォーラムやDiscordサーバーなどのコミュニティがあり、設定方法やトラブル解決を質問できます。

日本語の解説記事も多いため、英語が苦手でもトラブルを調べやすいです。

エラー文をそのまま検索すれば、同じ症状の質問と回答が見つかることも多くあります。

レンタルサーバーでも手軽に利用できる

ConoHa for GAMEXServer GAMEsはPaperMCのテンプレートを用意しているため、テンプレートを選ぶだけでPaper入りのサーバーが立ち上がります。

自宅でポート開放を設定する手間がなく、始めるまでの時間も短いです。

遊ぶことが目的なら、最初からレンタルサーバーに寄せてしまう方法もあります。

ConoHaでの進め方は、申し込み画面から順に追えるようにしています。

長期割引パスの割引は9月11日17時まで

4GBは1ヶ月1,183円。管理画面でPaperを選ぶだけでビルド不要の環境が立ち上がります

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4GBは1ヶ月1,500円。管理画面でPaperを選ぶだけでビルド不要の環境が立ち上がります

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PaperMCをダウンロードして起動する

PaperMCの公式JARを専用フォルダで起動し、EULA確認後に起動完了を確かめる流れ

公式サイトからJARをダウンロードしただけでは、サーバーはまだ起動していません。

ここでは、手元のPCでPaperMCを初回起動し、EULA確認後に起動完了まで進めます。

起動までは4ステップです。

  • 公式JARを専用フォルダへ置く
  • 起動コマンドをOSに合わせて用意する
  • 初回起動でEULAを確認する
  • 起動完了と失敗箇所を確認する

初回起動はEULAに同意していないため必ず止まりますが、想定どおりの動きです。

公式JARを専用フォルダへ置く

PaperMC公式サイトのトップページで、青い「Downloads」ボタンが表示されている画面

まず、Paper公式のDownloadsから、使いたいMinecraftバージョンのビルドを選んでJARをダウンロードします。

サーバー用に新しいフォルダを作り、ダウンロードしたJARをその中へ移します。以降の起動コマンドは、このJARがあるフォルダで実行してください。

JARの名前をpaper.jarへ変更する場合は、起動コマンドも同じ名前にします。名前を変更しない場合は、実際のファイル名をコマンドへ入れます。

Paper 26.1以降はJava25、1.20.5〜1.21.11はJava21、1.18〜1.20.4はJava17が必要です。

まだJavaを入れていない場合は、バージョンに合わせた入れ方を先に済ませます。

起動コマンドをOSに合わせて用意する

Paper公式の短い起動例は、4GBを初期・最大メモリに割り当て、GUIを無効にして起動する形です。

Windowsなら、JARと同じフォルダにstart.batを作り、次の内容にします。

Terminal window
java -Xms4G -Xmx4G -jar paper.jar --nogui
pause

LinuxやmacOSなら、JARと同じフォルダで次のコマンドを実行します。paper.jarは実際のJAR名に置き換えてください。

Terminal window
java -Xms4G -Xmx4G -jar paper.jar --nogui

-Xmsは起動時、-Xmxは最大のメモリ量です。PCの空きメモリより大きな値にはせず、最初は4GBより小さく調整しても構いません。--noguiはバニラのGUIを開かず、コンソールで管理する指定です。

初回起動でEULAを確認する

初回起動では、規約確認のためにサーバーが停止し、同じフォルダにeula.txtが作成されます。

ファイルを開き、内容を読んで同意できる場合だけeula=falseeula=trueへ変更して保存します。同意しないまま起動を続けることはできません。

保存後、同じ起動ファイルまたはコマンドをもう一度実行します。

起動完了と失敗箇所を確認する

コンソールに起動完了を示すDoneを含む表示が出て、サーバーが入力待ちになればPaperの土台は完成です。まず自分だけで接続できることを確かめ、その後にpluginsフォルダへプラグインを1つずつ追加してください。

起動できないときは、エラーを見えないまま閉じず、次の表の順に確認するのが近道です。

症状確認すること
Unable to access jarfileと出るコマンドのJAR名と実ファイル名、起動場所が一致しているか
Javaのクラスバージョンエラーが出るPaperのバージョンに合うJavaを選び、javaが別バージョンを呼んでいないか
Windowsの画面がすぐ閉じるstart.batpauseを残し、表示されたエラーを確認する
EULAの確認を求められ続けるeula.txtがJARと同じフォルダにあり、eula=trueで保存されているか

原因を直した後も起動しない場合は、生成されたファイルを削除してやり直す前に、フォルダをコピーしてログと設定を残すのが安全です。

サーバーを安全に止めるときは、コンソールへstopと入力してからEnterを押してください。ウィンドウを直接閉じると、ワールドの保存が終わる前にプロセスが落ちます。

ここまでの起動用ファイル、EULA、pluginsフォルダの詳しい画面例は、プラグインサーバーの立て方でも確認できます。

PaperMCでプラグイン対応マイクラサーバーを立てる手順

マイクラプラグインサーバーの立て方!Paperで導入する手順を初心者向けに解説

PaperMCの更新は手動でJARを差し替える

PaperMC本体に、自動でバージョンを上げる機能はありません。

更新は、新しいJARファイルをダウンロードし、古いJARと差し替えて再起動する手作業です。

自動で最新へ上げない理由は、ビルドごとに内部仕様が変わり、確認せず上げるとプラグインが動かなくなるからです。

更新前にはサーバーフォルダのバックアップを取り、新しいビルドで不具合が出たときに元のJARへ戻せる状態にしておきます。

配布APIを使えばJARのダウンロード自体は自動化できますが、本番へ適用するかは安定版を自分で確認してから判断します。

マイクラサーバーのバックアップ復元を示すサムネイル

【マイクラ】自宅・レンタルサーバーのバックアップ方法!復元・自動化まで解説

よくある質問

Qサーバーを立てたけど友達がアクセスできません
A

外部からの接続にはポート開放が必要です。初心者にはポート開放はハードルが高いため、当サイトではポート開放なしでのサーバー運用をおすすめしています。

QPaperMCのアップデート頻度はどのくらいですか?
A

PaperMCは活発に開発されていますが、対応時期はマイクラ本体の変更内容によって変わります。新バージョンへ上げる前に、安定版の有無・プラグイン対応・バックアップを確認します。

QPaperMCにMODを入れられますか?
A

PaperMCにForge・Fabric・NeoForge用のMODは入れられません。PaperMCで機能を増やしたい場合は、似た機能を持つPaper対応プラグインを探します。MODで遊びたいなら、そのMODに対応したForge・Fabric・NeoForgeサーバーを選んでください。

まとめ:PaperMCで軽量なプラグインサーバーを構築しよう

PaperMCを選ぶ理由は以下の5つです。

  • SpigotMCより早く起動して、再起動のたびに作業の手が止まらない
  • ビルド作業が不要で公式サイトからダウンロードするだけ
  • BukkitやSpigot系のプラグインをそのまま使いやすい高い互換性
  • 活発なコミュニティと日本語情報でトラブルを調べやすい
  • ConoHa for GameやXServer GAMEsのテンプレートで手軽に始められる

一般的なプラグインサーバーならPaperMCは有力な選択肢です。

大規模・特殊構成ではFoliaなども候補になります。

軽量なプラグインサーバーを手に入れれば、参加者が増えてもラグが出にくい環境を作れます。

次はプラグインを選ぶ番です。おすすめプラグインから、自分のサーバーに必要なものだけ入れてください。