2026.05.07

サーバー構築の基本

【マイクラサーバー】Javaのインストール方法をバージョンごとに紹介

Javaインストールガイドを表すイラスト。コーヒーカップのロゴとインストーラー画面を組み合わせた画像
  • マイクラサーバーを立ち上げようとしたら、Javaのエラーが出た…
  • Javaのバージョンが合わず、サーバーが起動しない…
  • Java 17とJava 21のどちらを入れればいいかわからない…

最初にここで止まる人はかなり多いです。

マイクラサーバーは、サーバー本体のバージョンとJavaのバージョンが合っていないと、起動しなかったり途中でクラッシュしたりします。 設定ミスに見えても、実はJavaのバージョン違いだった、ということもあります。

この記事では、マイクラサーバーに必要なJavaの選び方から、Windows・Mac・Linuxでのインストール、エラーが出たときの確認方法まで順番に進めます。

  • マイクラのバージョンと必要なJavaバージョンの対応表
  • Windows・Mac・Linux別のJavaインストール手順
  • インストール後のバージョン確認方法
  • エラーが出たときの対処法と複数バージョンの共存方法

最初は、自分のサーバーバージョンを確認するところから始めると迷いにくいです。

自分のマイクラサーバーバージョンを確認する

Javaを入れる前に、現在のマイクラサーバーバージョンを確認しておきます。

まず、マイクラサーバーを立ち上げます。

サーバー起動時に表示される行に「Starting minecraft server version X.X.X」と表示されます。

マイクラサーバー起動時のログ画面で「Starting minecraft server version 1.21.6」と表示されているスクリーンショット

ここに書かれている数字が、あなたのマイクラサーバーのバージョンです。

マイクラバージョン別に必要なJavaバージョンを理解する

マイクラバージョン別に必要なJavaバージョン対応表。1.16.5までJava8、1.17はJava16、1.20.4までJava17、1.20.5からJava21

マイクラサーバーのバージョンによって、必要なJavaバージョンが決まっています。

マイクラバージョン推奨Javaバージョン
1.7.10〜1.16.5Java8(環境によりJava11も可)
1.17〜1.17.1Java16
1.18〜1.20.4Java17
1.20.5〜Java21

新しめのマイクラサーバーを使うなら、Java21を入れておけば進めやすいです。

ただし、古めのマイクラサーバーを動かす場合は、表に合わせてJavaバージョンを選んでください。

ここを外すと、サーバー本体や設定ファイルが正しくても起動で止まりがちです。

JDKとJRE・32bitと64bitの選び方

マイクラサーバー用JavaはJDKと64bit版を選ぶことを示した図解

マイクラサーバー用には、JDK(Java Development Kit)を入れます。

補足

JDKは、Javaで作られたソフトを動かすための実行環境を含んだパッケージです。 マイクラサーバーを動かすだけでも、基本的にはJDKを選べば大丈夫です。

昔はJREとJDKが別々のパッケージとして存在していましたが、Java 17以降はJDK側を選べば迷いにくくなっています。

また、インストールするときは64bit版を選びます。 32bit版だとサーバーに割り当てられるメモリが最大4GBに制限されてしまいます。 最近のパソコンはほぼ64bitなので、迷ったら64bit版で進めれば大丈夫です。

WindowsでJava21をインストールする手順

WindowsでJava 21をインストールする手順をまとめた4ステップのフローチャート図

Windows環境でJava 21をインストールする流れを、ステップごとに見ていきます。

画面を確認しながら進めれば、初めてでも迷いにくいはずです。

  • Oracle公式サイトからJDKをダウンロードする
  • インストーラーを実行して標準設定で進める
  • コマンドプロンプトでjava -versionを確認する
  • 環境変数PATHが正しく設定されているかチェックする

Oracle公式サイトからJDKをダウンロードする

Oracle公式サイトにアクセスして、Java 21をダウンロードします。

「Oracle JDK 21」のページを開いたら、「Windows x64 Installer」を選びます。

Oracle公式サイトでJDK 21の「Windows x64 Installer」をダウンロードしている画面のスクリーンショット

Oracle JDK 21以降は個人・商用利用ともに無料なので、個人でマイクラサーバーを立てる用途なら心配しすぎなくて大丈夫です。

インストーラーを実行して標準設定で進める

ダウンロードしたインストーラー(.exeファイル)をダブルクリックして実行します。

画面が表示されたら、基本的には「次へ」を押して標準設定で進めればOKです。

インストール先フォルダは、特別な理由がない限りデフォルトのままにしておきましょう。

ここは普段のソフトインストールとほぼ同じです。 インストール先を変える理由がなければ、そのまま進めて問題ありません。

コマンドプロンプトで「java -version」を確認する

コマンドプロンプトで「java -version」コマンドを実行してJava 21のインストールを確認している画面

インストールが完了したら、Javaが正しく使える状態になっているか確認します。

Windowsキー + Rを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開いてください。

黒い画面で少し難しそうに見えますが、入力するのは1行だけです。

Javaのバージョン確認には、次のコマンドを使います。

Terminal window
java -version

「java version “21.0.x”」のような表示が出れば、インストール成功です。

ここまで出れば、いったんJava側の準備はできています。

環境変数PATHが正しく設定されているかチェックする

もし「‘java’ は、内部コマンドまたは外部コマンド…」というエラーが出た場合は、環境変数の設定が必要です。

「システム環境変数のPath」を確認します。

Windowsの検索欄に「path」と入れると、環境変数の設定画面を開けます。

Windowsのシステム環境変数でPathに「C:\Program Files\Java\jdk-21\bin」が設定されている画面のスクリーンショット

以下のようなパスが追加されていれば正常です。

Terminal window
C:\Program Files\Java\jdk-21\bin

手動で追加する場合は、「新規」ボタンを押してJavaのbinフォルダのパスを入力します。

WindowsでJava17をインストールする手順

マイクラ1.18〜1.20.4を使う方向けに、Java 17のインストール方法も紹介します。

OpenJDK17を無料で安全にダウンロードする

Java 17については、OpenJDKを使うと進めやすいです。

Windows環境なら、Microsoft公式が提供している「Microsoft Build of OpenJDK」を選ぶと迷いにくいです。

サイトからWindows x64向けのMSIファイルをダウンロードします。 ファイル名はバージョンによって変わりますが、microsoft-jdk-17.x.x-windows-x64.msi のような名前です。

インストール後にバージョン確認を行う

ダウンロードしたMSIファイルを実行し、画面に従ってインストールします。

インストールが終わったら、コマンドプロンプトでバージョンを確認します。

Terminal window
java -version

「openjdk version “17.0.x”」と表示されれば、正常にインストールされています。

MacでJavaをインストールする方法

MacでJavaをインストールするなら、パッケージマネージャーのHomebrewを使う方法がシンプルです。

補足

Homebrewは、Macにコマンドラインツールやソフトウェアをまとめて入れられるパッケージマネージャーです。 一度入れておくと、Java以外の開発ツールも管理しやすくなります。

まだHomebrewを入れていない場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

Terminal window
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Apple Silicon(M1・M2・M3・M4)でのインストール手順

Apple SiliconのMacを使っている場合は、以下の手順で進めます。

先にJava 21をインストールします。

Terminal window
brew install openjdk@21

インストール後、macOSがJavaを認識できるようにシンボリックリンクを作成します。

Terminal window
sudo ln -sfn /opt/homebrew/opt/openjdk@21/libexec/openjdk.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-21.jdk

Intel Macでのインストール手順

Intel MacはHomebrewのインストール先が異なるので、シンボリックリンクのパスだけ変わります。

Terminal window
brew install openjdk@21
Terminal window
sudo ln -sfn /usr/local/opt/openjdk@21/libexec/openjdk.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk-21.jdk

インストール後のバージョン確認(Mac共通)

インストールできたら、ターミナルで確認します。

Terminal window
java -version

「openjdk version “21.0.x”」と表示されれば成功です。

Java 17が必要な場合は、コマンドの2117に読み替えて同じ手順で進めてください。

LinuxでJavaをインストールする方法

Linux環境でのJavaインストール方法を、ディストリビューション別に見ていきます。

Ubuntu・Debianで「apt install」コマンドを使う

Ubuntu系のディストリビューションなら、aptパッケージマネージャーからJavaを入れられます。

先に、パッケージリストを更新します。

Terminal window
sudo apt update

Java 21を入れる場合は、以下のコマンドです。

Terminal window
sudo apt install openjdk-21-jdk-headless

Java 17が必要な場合は、こちらのコマンドです。

Terminal window
sudo apt install openjdk-17-jdk-headless

「headless」版は、GUI機能を省いたサーバー向けのJavaです。 マイクラサーバー用途なら、画面表示の機能は基本的に使わないのでこちらで十分です。

CentOS・RHELでyum・dnfコマンドを使う

RedHat系のディストリビューションでは、yumまたはdnfコマンドを使います。

CentOS 8以降やFedoraでは、dnfコマンドを使います。

Terminal window
sudo dnf install java-21-openjdk-headless

RHEL系でyum環境を使っている場合は、利用中のリポジトリでJava 17またはJava 21のパッケージが提供されているか確認しておくと安心です。

Terminal window
sudo yum install java-17-openjdk-headless

どちらも管理者権限が必要なので、sudoを付けて実行します。

インストール後の動作確認方法

Linuxでも、インストール後はバージョンを確認します。

Terminal window
java -version

よくあるJavaインストールエラーと解決方法

Javaインストール時のよくあるエラーと解決方法をまとめたトラブルシューティングガイド図

Javaインストール時によくあるトラブルと、確認する場所をまとめます。

古いJavaが残っていて起動しない時の対処法

新しいJavaを入れたのに、古いJavaが先に呼び出されるケースもあります。

Windowsの場合は、「プログラムと機能」から古いJavaをアンインストールします。

Linuxの場合は、update-alternativesコマンドでデフォルトのJavaを切り替えます。

完全に古いJavaを削除したい場合は、以下のコマンドを使います。

Terminal window
sudo apt remove --purge openjdk-8-*

環境変数が設定されていない場合の修正方法

「‘java’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」

このエラーが出る場合は、環境変数PATHにJavaのパスが設定されていません。

Windowsでは「システムのプロパティ」→「詳細設定」→「環境変数」で設定します。

Linuxでは、.bashrcファイルに以下の行を追加します。

Terminal window
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-21-openjdk
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH

設定後は、ターミナルを開き直してから確認します。 開いたままだと、変更前の設定を見てしまう場合があります。

複数のJavaバージョンを共存させる方法

バージョンが異なるマイクラサーバーを複数動かすなら、Javaも複数バージョン入れておく必要が出てきます。

ただ、複数バージョンを共存させると「どちらのJavaでサーバーが起動するかわからない」という問題が起きます。

この場合は、起動スクリプト内でJavaのフルパスを指定するのが確実です。

Windowsで複数バージョンを使い分ける

起動用のバッチファイル(.batファイル)にJavaのフルパスを書いておくと、環境変数の設定に関係なく指定したバージョンで起動します。

Java 21を使うなら、次のようなバッチファイルを用意します。

Terminal window
@echo off
"C:\Program Files\Java\jdk-21\bin\java.exe" -Xmx2G -Xms2G -jar server.jar nogui
pause

Microsoft Build of OpenJDK(Java 17)を入れた場合は、パスが少し変わります。

Terminal window
@echo off
"C:\Program Files\Microsoft\jdk-17.0.x.x-hotspot\bin\java.exe" -Xmx2G -Xms2G -jar server.jar nogui
pause

java.exeより前のパスは、実際にインストールされているフォルダに合わせます。

LinuxとMacで複数バージョンを使い分ける

Linux・Macでも、起動シェルスクリプトにフルパスを書く方法がシンプルです。

UbuntuでJava 21を使うなら、スクリプトは次の形です。

#!/bin/bash
/usr/lib/jvm/java-21-openjdk-amd64/bin/java -Xmx2G -Xms2G -jar server.jar nogui

MacはHomebrewのインストール先が固定なので、パスをそのままコピーして使えます。

#!/bin/bash
/opt/homebrew/opt/openjdk@21/bin/java -Xmx2G -Xms2G -jar server.jar nogui

まとめ:マイクラサーバーに適したJavaで快適な環境を手に入れよう

この記事では、マイクラのバージョンに合ったJavaの選び方とインストール手順をまとめました。

要点をまとめますね。

  • 最初にマイクラサーバーのバージョンを確認する
  • マイクラ1.21系はJava 21、1.18〜1.20.4はJava 17を選ぶ
  • WindowsはOracle/Microsoft版、MacはHomebrew、LinuxはOpenJDKパッケージで進める
  • インストール後はjava -versionで必ず確認する
  • 複数バージョンを使うときは、起動スクリプトにJavaのフルパスを書く

Javaのインストールが終わったら、次はサーバー本体を起動してみましょう。 エラーが出たときも、JavaのバージョンとPATHから見ると原因を切り分けやすいです。

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spa この記事を書いた人

サーバーの構築と運用を繰り返して4年。その経験をもとに記事50本以上を執筆。

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