- マイクラでプレイヤーをBANしたいけど、コマンドの使い方がわからない
- BANの種類や違いがよくわからなくて、どれを使えばいいか迷っている
- 自分がBANされてしまって、どうやって解除してもらえばいいのか知りたい
こんな悩みを解決できる記事になっています!
結論ですが、マイクラのBANは「/ban」「/ban-ip」コマンドで実行でき、種類によって効果が異なります。
記事の前半では、BANの基本知識からコマンドの具体的な使い方まで、初心者でもわかりやすく解説します。
後半では、僕の実際のサーバー運営経験をもとに、BANを判断するポイントやBANされた時の対処法まで、実践的な内容をお伝えします。
記事を読むことで、運営者の方は、適切にマイクラサーバーでBANを使うことができるようになるでしょう。
サーバーからBANされた方なら、落ち着いて対処できるようになりますよ。
マイクラのBANとは?


まずは、マイクラのBANの概要について解説していきます。
- BANとはプレイヤーをマルチサーバーから追放すること
- BANされると接続できなくなる
BANとはプレイヤーをマルチサーバーから追放すること
BANを日本語にすると「禁止、追放」という意味があります。
マイクラでは、マルチプレイで使われる単語で、指定したプレイヤーをマルチサーバーから追放することを言います。
要するにブラックリストということですね。
マルチプレイでアイテムを盗む人であったり、他人の建築物を破壊する人など、いたら迷惑な人をBANすることが多いです。
BANはかなり重い処罰なので、ルールを守っていればBANされることは少ないです。
しかし、マイクラサーバーによっては独自ルールがあったりするので、ルールを確認することは大事です。
逆に、指定プレイヤーだけがマイクラサーバーに入れるようになる「ホワイトリスト」も存在します。


BANされると接続できなくなる
BANは実質的にブラックリストなので、BANされるとマイクラサーバーに接続することができなくなります。
実際にマイクラサーバーで自分をBANした結果、このような表示が出てきました。


画像のように、BANされると解除されるまで、二度と接続することができなくなります。
マイクラのBANの種類
マイクラには、様々な種類のBANがあります。
それぞれ特徴が違うので、詳しく見ていきましょう。
- BAN
- IPBAN
- グローバルBAN
BAN
BANは、プレイヤーIDをベースにアクセスを禁止する方法です。
そして、入れなくなるのはBANされたサーバーのみです。
BANされていないマイクラサーバーには普通に入ることができます。
マイクラサーバーを運営していても、いちばん使うのは普通のBANですね。
「他のサーバーに入れれば問題ない」と軽く考える人もいるかもしれません。
しかし、BANされた場合、サーバーによってはホームページなどにIDが公開される可能性があります。
インターネット上でIDが公開されると、検索すれば誰でも見られるようになります。
トラブルを避けるためにも、サーバーのルールを守り、BANされないよう注意しましょう。
IPBAN
IPBANは、プレイヤーのIPアドレスをベースにアクセスを禁止する方法です。
通常のBANはプレイヤーIDに対して行われます。
そのため、別のアカウントを使えば同じサーバーに再び入れてしまうんです。
要するに、サブアカウントを持っている人であれば、実質的にBANを回避できるんですね。
IPBANは、使用しているインターネット回線ごとアクセスを禁止する方法です。
そのため、別のアカウントでの侵入を防ぐ効果があります。
しかし、この方法にも完璧ではない点があるんです。
IPアドレス基準なので、ルーターの再起動などでIPアドレスが変わると、再びサーバーに入れる可能性があるんですよ。
また、VPNという技術を使ってIPアドレスを変更することでも、IPBANを回避できてしまう場合があります。



完璧ではないけど、サブアカウントを防げるのは嬉しい!
グローバルBAN
グローバルBANは、特定のプラグインを導入している全てのサーバーからアクセスを禁止される、非常に厳しい措置です。
要するに、他のサーバー管理者と問題のあるプレイヤー情報を共有する方法ですね。
これは「MCBans」というプラグインの機能の一つです。
このプラグインを導入しているサーバーでグローバルBANをされると、プレイヤーの評価値が下がります。
そして、評価値が0になると、MCBansを導入している他の全てのサーバーにも入れなくなるんですね。
なので、グローバルBANは本当に厳しい措置です。
マイクラでBANをするコマンド
マイクラには、デフォルトでBANコマンドが実装されています。
デフォルトでは2種類あるので、両方を詳しく見ていきましょう。
- 「/ban」コマンド
- 「/ban-ip」コマンド
「/ban」コマンド
/ban <プレイヤーID> [理由]
「/ban」コマンドは、指定したプレイヤーIDをBANします。
このコマンドを使うことで、BANされたプレイヤーはサーバーに入ることができません。
しかし、サブアカウントを使えば、再度サーバーに参加することができます。
あくまでもBANの範囲は、プレイヤーIDだけであることを、絶対に忘れないようにしましょう。



理由を添えれるから、書きたい人は書いておこう!
「/ban-ip」コマンド
/ban-ip <プレイヤー名> [理由]
「/ban-ip」コマンドは、指定したプレイヤーのIPアドレスをBANします。
このコマンドを使うことで、BANされたプレイヤーが使用していたIPアドレスを、すべて接続拒否します。
そのため、IPアドレスがそのままなら、サブアカウントで入ることもできなくなります。
ただし、IPアドレスが変わった場合には入ることができるので、油断は禁物です。
マイクラでBANを解除するコマンド
マイクラには、BANを解除するコマンドが実装されています。
これも2種類あるので、両方見ていきましょう。
- 「/pardon」コマンド
- 「/pardon-ip」コマンド
「/pardon」コマンド
/pardon <プレイヤーID>
「/pardon」コマンドを使うことで、指定したプレイヤーIDのBANを解除します。
これで、BANされたプレイヤーは、再度サーバーに接続することができますよ。
「/pardon-ip」コマンド
/pardon-ip <IPアドレス>
「/pardon-ip」コマンドを使うことで、指定したIPアドレスのBANを解除します。
これで、解除したIPアドレスを使って、再度サーバーに接続することができますよ。



指定する値は、プレイヤーIDじゃなくて、IPアドレスだから注意!
マイクラでBAN情報を確認する方法
マイクラには、BAN情報を確認する方法があります。
2種類あるので、両方見ていきましょう。
- BANファイルを確認する
- 「/banlist」コマンドを使う
BANファイルを確認する
- banned-players.json
- banned-ips.json
この2つのファイルは、BAN情報が書かれたファイルです。
マイクラのBAN情報は、ファイルで保管されているわけですね。
中身を見れば、誰がBANされているのかテキストで見ることができます。
そして、ファイル自体を削除すれば、すべてのBANを解除することも可能です。
「/banlist」コマンドを使う
/banlist players
「/banlist」コマンドを使うことで、ゲーム内でBAN情報を確認できます。
しかし、状況によっては「プレイヤーではなくIPを確認したい」というケースもありますよね。
そんなときに役立つのがIPを指定することです。
/banlist ips
こう使えば、BANされているIPアドレスのみを一覧表示します。
BANとあわせてやるべき荒らし対策
荒らしを発見したらBANをするのが基本的な対応です。
しかし、荒らしはいつ現れるか分かりませんよね。
そのため、事前に荒らしを入れないための対策や、被害を抑えるための対策が大切になります。
いくつかの対策を組み合わせることで、サーバーの安全性を高められます。
ホワイトリストを設定する
マイクラサーバーにホワイトリストを設定することで、ほとんどの荒らしは対策できます。
ホワイトリストとは、サーバーに参加できるプレイヤーを事前に決めておく方法です。
許可されたプレイヤーだけがサーバーに入れるようになるんですね。
そのため、知らない人が侵入するのを防げます。
友達など、身内だけで遊びたい場合に最適な機能でしょう。
荒らしの侵入を未然に防ぐ、とても効果的な対策となります。
ホワイトリストに関する詳しい情報は、以下の記事を参考にしてみてください。


荒らし対策プラグインを導入する
荒らし対策プラグインを導入すれば、より強力な荒らし対策ができます。
プラグインとは、サーバーの機能を後から追加するプログラムのことです。
例えば、ワールドの建物を壊されないように保護する機能があります。
ルールで禁止していても、荒らしはルールを無視します。
だから、強制的に荒らせなくすることが重要なんですね。
荒らし対策に関する詳しい情報は、以下の記事を参考にしてみてください。


経験談:サーバー運営者がBANを判断するポイント
サーバーを平和に運営するには、BANの判断がとても重要です。
荒らしに対してどのような対応をとるかで、サーバーの雰囲気が大きく変わります。
適切な判断ができるように、あらかじめ基準を設けておくとよいでしょう。
BANをためらうと被害が拡大する
荒らし行為を見つけたときは、すぐに対応することが大切です。
BANをためらっていると、被害がさらに大きくなる可能性があります。
なぜなら、荒らしは放置されると行動がエスカレートすることが多いからです。
最初はチャットでの暴言だけだったのが、建物を壊し始めるといったこともあるでしょう。
サーバーの雰囲気が悪くなる前に、早めの決断がサーバーを守ることにつながります。



BANは絶対にためらってはいけない!
警告で済ませるケースと即BANすべきケース
全ての違反行為を即BANにする必要はありません。
行為の悪質さによって、警告かBANかを判断するのがよいでしょう。
サーバーのルールを知らなかっただけの人と、悪意を持って荒らす人とでは対応が違います。
例えば、以下の表のような感じで、警告かBANかを判断しましょう。
警告で済ませるケース | 即BANすべきケース |
---|---|
ルールを知らずに禁止行為をした | 大規模な建物の破壊 |
軽いチャットでの言い争い | チートツールの使用 |
他のプレイヤーの作物などを少量収穫した | 他のプレイヤーへの暴言や脅迫 |
このような基準を設けておくと、いざという時に迷わず対応できます。
運営者が実際にBANしたプレイヤーの事例
過去に荒らしプレイヤーをBANした事例があります。
そのプレイヤーは、他人のポーションを勝手に奪って飲んでいたんですね。
サーバー独自の、跳躍力が高いポーション(通称:ヤク)を飲んで飛んでいたらしいです。
その時僕は不在で、帰ってきた頃に、そのプレイヤーは他人の家に火をつけていました。
明らかな荒らし行為であったため、僕は即BANしましたね。
その後はちゃんと、ロールバックプラグインを使用し、燃やされた家も復元しましたよ。
明らかな荒らし行為だったので、ためらうことなくBANできたのはよかったと思います。



中途半端な荒らし行為が、いちばんタチ悪いかもね。
マイクラでBANされる主な理由
マルチサーバーでは、多くの人が気持ちよく遊ぶためのルールがあります。
ルールを破ってしまうと、サーバーから追放されるBANの対象になるかもしれません。
どのような行為がBANにつながるのかを事前に知っておくことが重要です。
BANされる理由を理解して、サーバーでのトラブルを避けましょう。
チート・不正MODの使用
ゲームを有利に進めるチート行為はBANの対象です。
チートはサーバーにいる他のプレイヤーの楽しみを奪う行為だからです。
例えば、空を飛んだり、アイテムを不正に増やしたりする行為が該当します。
他のプレイヤーとの公平性が失われるため、ほとんどのサーバーで禁止されています。



チート行為は許可されたサーバーだけで!
荒らしや迷惑行為
他のプレイヤーが不快に感じる行為は、荒らしと判断されます。
サーバー全体の雰囲気を悪くし、他の人の迷惑になるからです。
人の作った建物を壊したり、アイテムを盗んだりする行為は代表的な荒らしです。
チャットで暴言を吐くことも、迷惑行為としてBANの理由になります。
もし他人と揉めた場合だとしても、言葉には気をつけましょう。
その他ルール違反
サーバーごとに独自のルールが定められている場合があります。
そのサーバーならではの楽しみ方を守るために、ルールが存在しています。
例えば、特定のエリアでの建築禁止や、トラップタワー禁止などです。
サーバーに参加したら、まずはルールをしっかり確認することが大切ですね。
マイクラでBANされてしまった時の対処法
マインクラフトのマルチサーバーでBANされたら、まずは状況を確かめることが大切です。
BANには何かしらの原因が必ずあります。
サーバーのルールを破ってしまった、他の人に迷惑をかけてしまった、などが考えられます。
これから説明する手順で冷静に対応していきましょう。
サーバー管理者に連絡する
まず、サーバーの管理者に連絡をとってみましょう。
どうしてBANされたのかを知り、解除してもらうためには、管理者の判断が必要不可欠です。
サーバーのルール説明や公式サイト、参加しているDiscordサーバーなどに、連絡先が書かれていることがほとんどです。
連絡方法は、Discordサーバーや、問い合わせ用のフォームなどが一般的でしょう。
連絡する際には、自分のプレイヤーID、BANされた日時、その時の状況をできるだけ正確に伝えてください。
解除申請が可能か確認する
サーバーによっては、BANを解除してもらうための申請ができる場合があります。
ちゃんとした手続きが用意されていれば、それを使うことで公平に見てもらえる可能性が高まります。
サーバーの公式サイトやDiscordサーバーに、「BAN解除申請」のような窓口があるか探してみてください。
解除してもらえるチャンスがあるなら、サーバーの指示に従って、正しい情報を丁寧に伝えましょう。
【FAQ】マイクラのBANに関するよくある質問
BANされたことは相手に通知される?
BANされたプレイヤーには、サーバーから自動的に通知が送られます。
ゲームからの接続が切断された時点で、BANされた旨のメッセージが画面に表示されるためです。
BANの理由も併せて表示されるため、なぜBANされたのかを相手は把握できます。
OP権限がなくてもBANできる?
OP権限を持たない一般プレイヤーは、他のプレイヤーをBANできません。
BANコマンドの実行には、サーバー管理者権限が必要だからです。
一般プレイヤーがBANコマンドを入力しても、エラーが出るだけです。
BANされたら再ログインできる?
BANされたプレイヤーは、解除されるまでサーバーに再ログインできません。
BANはプレイヤーのアカウント情報をサーバーのブラックリストに登録する機能だからです。
再ログインするには、サーバー管理者による「/pardon」コマンドでの解除が必要になります。
統合版でもBANできる?
統合版では、Java版のようなBANコマンドは使えません。
なぜなら、統合版にはBANコマンドが用意されていないからです。
ずっと入れないようにしたい場合は、「/allowlist」コマンドを使います。
ホワイトリストのようなものです。これでサーバーに入れる人を決めておきましょう。
まとめ:マイクラのBANを正しく理解して安心して遊ぼう
この記事では、マイクラのBANの仕組みから解除方法まで詳しく解説しました。
記事のポイントは以下の5つです。
- BANはプレイヤーをサーバーから追放する処罰だった
- 通常BANとIPBANでは対象範囲と効果が異なっていた
- 「/ban」「/ban-ip」コマンドで簡単にBANを実行できた
- 「/pardon」や「/pardon-ip」で解除が可能だった
- BANされた場合は管理者に連絡して申請する必要があった
BANの仕組みを理解したうえで、荒らし対策やホワイトリストを組み合わせれば、より快適なサーバー運営につながります。
以下の記事では、荒らし対策の基礎について解説しているので、ぜひ読んでみてください。


ただし、快適で安全なサーバー環境を整えるには、サーバーそのものの性能や安定性も重要です。
以下の記事では、マイクラに適したレンタルサーバーを徹底比較しているので、これから始める方も、すでに運営していて不満を感じている方も、ぜひチェックしてみてください。

