2026.05.30広告・PRを含む記事です

サーバーの設定

BungeeCordの立て方!複数サーバー間を移動する設定を解説

BungeeCordで複数サーバーの移動設定を行うサムネイル
  • BungeeCordの導入方法がわからない…
  • 複数のマイクラサーバーを連携させる設定が難しい…
  • サーバー間の移動がうまくできない…

BungeeCordは、複数のマイクラサーバーをひとつのアドレスにまとめるプロキシサーバーです。

ロビーから生活サーバーへ移動したり、ミニゲームを別サーバーで動かしたりする構成を作れます。

BungeeCordのダウンロードから起動ファイルの作成、config.ymlの設定、子サーバーとの接続まで、手順をまとめたのがこの記事です。

BungeeCordとは?

BungeeCordでプレイヤーがプロキシに接続し、lobby・survival・mini-gameの各サーバーへ振り分けられる構成図

BungeeCordは、複数のマイクラサーバーを連携させるためのプロキシサーバーです。

プレイヤーが1つのサーバーアドレスで接続し、複数のサーバーを自由に移動できます。

ロビーサーバーやミニゲームサーバーなど、種類の違うサーバーでも1つのアドレスでまとめて管理できるのが最大の特徴。

特に、大規模なマイクラサーバーに使われることが多い印象ですね。

BungeeCordはJava版のSpigot・Paper系専用なので、統合版やForge/Fabricのサーバーをつなぐ前提で作り始める失敗を避けます。

子サーバーに使うPaperサーバーをまだ用意していない場合は、先に立て方を確認しておきます。

PaperMCでプラグイン対応マイクラサーバーを立てる手順

マイクラプラグインサーバーの立て方!Paperで導入する手順を初心者向けに解説

BungeeCordの導入方法を紹介

BungeeCordの導入は、次の3手順です。

  • BungeeCordのダウンロード
  • BungeeCord用のフォルダを作成する
  • 起動ファイルを作成する

BungeeCordのダウンロード

BungeeCordの公式Jenkinsページを開きます。

ダウンロードページに飛んだら、「BungeeCord.jar」という部分をクリックします。

下の画像の囲っている部分ですね。

Jenkins BungeeCord最新成功ビルドの成果物BungeeCord.jar

これでBungeeCordのダウンロードが始まります。

BungeeCord用のフォルダを作成する

BungeeCordは起動時にconfig.ymlやlogsフォルダなどの設定ファイルを生成します。

デスクトップなど適当な場所で起動すると、これらのファイルが散らばって管理が大変です。

わかりやすい場所にフォルダを作成してから、「BungeeCord.jar」をそのフォルダに入れます。

ダウンロードフォルダ内のBungeeCord.jarファイル

これで、作ったフォルダの中に設定ファイルが生成されます。

起動ファイルを作成する

BungeeCordはダブルクリックでは動かないため、コマンドを書いた起動ファイルが必要です。

この手順はWindowsでの作業です。事前にJavaがインストールされていることを確認します。

「BungeeCord.jar」があるフォルダに、テキストファイルを作成します。

新規作成メニューのテキストドキュメント

テキストファイルを作成したら、メモ帳などで開きます。

そして、以下の内容をそのままコピペします。

Terminal window
java -Xms1G -Xmx1G -jar BungeeCord.jar

「BungeeCord.jar」をメモリ1GBで動かす指示です。

BungeeCordはプレイヤーの接続を振り分けるだけなので、メモリはゲームサーバーより少なくて済みます。

数十人規模なら、1GBで十分です。

内容を保存したら、拡張子を「.txt」から「.bat」に書き換えます。

これで、コマンドを扱えるバッチファイルになりました。

バッチファイルをダブルクリックします。

コマンドラインでreconnect_yaml, cmd_find, cmd_server, cmd_alert, cmd_send, cmd_listプラグインが有効になり、0.0.0.0:25577でリッスンしている

黒い画面が表示されて、以下の内容がでていれば起動完了です。

Terminal window
[情報] Listening on /0.0.0.0:25577

BungeeCordの設定方法を紹介

起動したら、「config.yml」を開きます。

変更する箇所は2箇所です。

  • 待機ポートの変更
  • ip_forwardの有効化

待機ポートの変更をする

デフォルトは「25577」なので、プレイヤーが接続するポート番号に変更します。

マイクラサーバー側のデフォルトは「25565」なので、外から接続しやすいよう25565にしておきます。

host: 0.0.0.0:25577
host: 0.0.0.0:25565

ip_forwardを有効にする

ip_forwardtrue にします。

これはプレイヤーのIPアドレス情報をBungeeCordから子サーバーへ正しく渡すための設定です。

false のままだと、子サーバー側でIPが取得できず、一部プラグインが正常に動きません。

ip_forward: false
ip_forward: true

マイクラサーバー側の設定を紹介

マイクラサーバー側は3箇所設定します。

  • server.propertiesを編集する
  • spigot.ymlを編集する
  • bukkit.ymlを編集する

「server.properties」を編集する

マイクラサーバーの設定ファイル「server.properties」を編集していきます。

ポート番号を変更する

BungeeCordと子サーバーが同じポートを使うと競合して起動できません。

BungeeCordを25565に設定した場合、子サーバー側は別の番号にします。

僕は近い数字がわかりやすいので、マイクラサーバー側は25566番などにすることが多いですね。

server-port=25565
server-port=25566

「online-mode」をオフにする

子サーバー側の server.propertiesonline-mode=false にします。

BungeeCordがMojangの認証を代わりに行うため、子サーバーで二重に認証する必要はありません。

true のままにすると、接続時に認証エラーが出て参加できなくなります。

online-mode=true
online-mode=false

online-mode=false にすると、子サーバーのポートに外部から直接接続された場合に認証がスキップされます。

子サーバーのポート(25566など)はファイアウォールで外部からアクセスできないようにします。

このonline-mode=falseのままだと、子サーバーを単体で公開したときに誰でもなりすませてしまいます。

プロキシ経由でだけ入れるよう、ファイアウォールで子サーバーのポートは必ず閉じておきます。

ちなみに、新しいプロキシのVelocityなら、modern forwardingという仕組みで子サーバーとの通信を鍵で検証できます。

これから新しく組むなら、BungeeCordと一緒にVelocityも比べてみるといいです。動かすにはJava21以上が必要になります。

「spigot.yml」を編集する

「spigot.yml」の編集箇所は1つだけです。

BungeeCordの利用を許可する設定を true にします。

bungeecord: false
bungeecord: true

「bukkit.yml」を編集する

bukkit.ymlconnection-throttle-1 に変更します。

BungeeCordでサーバー間を移動すると短時間に複数の接続が走るため、この設定は必要です。

デフォルトの4000のままだと、接続が弾かれることがあります。

connection-throttle: 4000
connection-throttle: -1

BungeeCordとマイクラサーバーをつなげる

「config.yml」の中に、以下のような記述があります。

servers:
lobby:
motd: '&1Just another BungeeCord - Forced Host'
address: localhost:25565
restricted: false

この部分を変更することで、BungeeCordと子サーバーをつなげます。

項目説明
lobbyサーバーの名前。ここは自由に設定可能
motdサーバーの説明欄
addressサーバーのアドレスとポート番号。同じポートは使用不可
restricted「true」にすると権限を持つ人以外はサーバーに入れなくなる

サンプルコードを紹介

サンプルコードを作成したので、これを参考に設定してみます。

servers:
lobby:
motd: "ロビー"
address: localhost:25566
restricted: false
survival:
motd: "生活サーバー"
address: localhost:25567
restricted: false
rpg:
motd: "RPGサーバー"
address: localhost:25568
restricted: false

同じPCで動かすなら「localhost」のまま、別のPC・VPSで動かすならそのサーバーのIPアドレスに変更します。

BungeeCordでマイクラサーバーを移動する方法

再起動する

すべての設定が終わったら、BungeeCordと子サーバーの両方を再起動します。

どちらか一方だけでは、設定が反映されません。

マイクラサーバーに参加して移動する

マイクラのサーバー一覧に、BungeeCordのアドレスとポート(25565に変更した場合はそのまま)で接続します。

接続先はBungeeCordのアドレスです。子サーバー(25566など)には直接入る必要はありません。

サーバー間を移動するコマンドは以下のとおりです。

/server [設定したサーバー名]

「/server」まで打ち込むと候補が出てくるので、そこから行きたいサーバーをTABキーで補完すると手間が省けます。

マインクラフトでlobbyコマンドを入力

まとめ:BungeeCordで複数のマイクラサーバーを統合しよう

BungeeCordを使えば、ロビー・生活・ミニゲームなど用途の違うサーバーをひとつのアドレスにまとめられます。

設定でミスが多い箇所は2つです。

子サーバーの online-mode=false と、BungeeCordと子サーバーのポートが重複していないことを確認します。

うまく動かないときは、BungeeCordと子サーバーを両方再起動してから /server コマンドで動作確認するのがおすすめです。

サーバーソフトウェアの選び方を比較したい場合は、こちらも参考にします。

マイクラサーバーソフトの比較ガイド。Vanilla・Paper・Fabricの特徴をまとめたイメージ

【初心者向け】マイクラサーバーソフトの選び方!Vanilla・Paper・Fabricを徹底比較

BungeeCordや子サーバーで使うポート番号を変更したい場合は、ポート番号の変更手順で確認できます。

管理人spaのアイコン
spa この記事を書いた人

サーバーの構築と運用を繰り返して4年。その経験をもとに記事60本以上を執筆。

プロフィール詳細 →
管理人spa

マイクラサーバーの設定でつまずきたくないなら…

ConoHa for GAMEなら管理画面の案内に沿って進むだけ。月数百円〜で始められます

今すぐ始める