【マイクラ】Multiverse-Coreの使い方を解説!複数ワールドの作成・移動・設定
2026.08.04
【マイクラ】Multiverse-Portalsで自由な形のポータルを作る方法

- Multiverse-Coreで複数ワールドは作れたのに、移動はまだバニラのネザーポータル任せ
- Multiverse-Portalsという名前は知っていても、wandや行き先指定コマンドの組み合わせ方が分からない
- WorldEditも入れているせいか、ポータル用のワンドがうまく選択できないことがある
Multiverse-Portalsは、Multiverse-Coreを前提に動く拡張プラグインです。
好きな場所、好きな形でワールド間のポータルを作れます。
この記事では、範囲選択から行き先指定、確認・管理、双方向ポータル、削除、権限設定まで、実際にポータルで移動できる状態になるまで進めます。
この記事で解説するのは次の内容です。
- ポータルの範囲を選ぶ手順とWorldEditとの道具競合の避け方
- ポータル作成と行き先指定4種類の使い分け
- 作成したポータルの確認・管理コマンド
- 双方向ポータルの作り方と削除時の注意点
- 権限設定と乗り物・Mobのテレポート設定
読み終わるころには、あなたは好きな場所につながるポータルを作り、権限まで設定して友達を招待できる状態になります。
Multiverse-Portalsとは?導入前に知っておくこと
Multiverse-Portalsは、Java版のBukkit系サーバー(Paper・Purpur・Spigotなど)専用の拡張プラグインです。
Multiverse-Coreの導入が前提で、Core単体では動きません。
本記事の執筆時点(2026年8月)の最新安定版は5.2.3です。
Multiverse-Coreの導入方法や、ワールドの作成・移動といった基本操作は、以下の記事で先に済ませておきます。
Multiverse-Portals本体は、Modrinthからダウンロードできます。
自分のサーバーのバージョンに対応したファイルを選び、jarファイルをpluginsフォルダに入れて再起動すれば導入完了です。
ここから先は、Multiverse-Coreの基本操作とMultiverse-Portalsの導入を終えたあとの、ポータル専用の操作を扱います。
ポータルの範囲を選ぶ:wandと道具競合の注意
ポータル作成は、まず範囲選択用のワンドを入手するところから始まります。
/mvp wandワンドを持ち替えたら、ポータルにしたい範囲の対角2点をクリックして選択します。
選択が完了するとチャットに通知が表示されるので、それが範囲確定の合図です。
標準の選択道具は木の斧ですが、WorldEditも同じ木の斧を選択ツールに使うため、両方を導入していると道具が競合することがあります。
補足
WorldEditの範囲選択機能そのものは、以下の記事で詳しく解説しています。
選択がうまくいかない、範囲が意図しない場所になっている場合は、/mvp wandを実行し直して手に持つ道具を取得し直します。
WorldEditの作業中だった場合は、いったんWorldEditの選択作業を中断してからポータル側の選択をやり直すと、道具の取り違えを防げます。
両方入れているサーバーなら、作業を切り替えるたびにワンドを取り直す癖をつけると安心です。
ポータルを作成する:行き先の書き方4種

範囲を選択したら、ポータル名と行き先を指定して作成します。
/mvp create [ポータル名] [行き先]行き先の書き方は4種類あり、目的によって使い分けます。
| 書き方 | 意味 | 使うタイミングの目安 |
|---|---|---|
| w:ワールド名 | 指定したワールドのスポーン地点付近へ移動 | とりあえず別ワールドへ送りたいだけの場合 |
| p:ポータル名 | 別の既存ポータルへ接続 | 双方向ポータルや複数ポータルをつなぐ場合 |
| e:ワールド名:x,y,z | ワールド内の特定座標へ移動 | 拠点や施設など決まった場所へ送りたい場合 |
| e:ワールド名:x,y,z:pitch:yaw | 座標に加えて到着時の向きも指定 | 到着後すぐ特定の方向を向かせたい場合 |
まずはw:で別ワールドへつなぐだけでも、バニラのネザーポータルとは違う自由な移動が体験できます。
たとえば、建築ワールドへつながるポータルを作る場合のコマンドは次のとおりです。
/mvp create build_gate w:build拠点など決まった座標へ送りたい場合は、e:で座標まで指定します。
/mvp create home_gate e:build:100,64,200座標や向きは、F3キーを押すと表示されるデバッグ画面で確認できます。
作成後は、実際にそのポータルへ触れて、指定した行き先へ移動できるかを確認するのが確実です。
作成したポータルを確認・管理する
ポータルは作って終わりではなく、あとから内容を確認したり直したりする場面が多くあります。
作成後によく使うコマンドは次の4つです。
- 詳細情報を確認する
- 範囲を選び直す
- 行き先をあとから変更する
- 作成済みポータルの一覧を見る
行き先を間違えても、ポータルを作り直さずに直せる方法があります。
詳細情報を確認する
/mvp infoにポータル名を指定すると、選択範囲や行き先などの設定内容を確認できます。
/mvp info [ポータル名]範囲を選び直す
範囲を変更したい場合は、/mvp selectで既存ポータルの範囲を呼び出して再選択します。
/mvp select [ポータル名]行き先をあとから変更する
行き先を間違えた場合は、ポータルを削除して作り直す必要はありません。
/mvp modify destination [新しい行き先]ポータルの選択範囲内に立った状態でこのコマンドを実行すると、そのポータルの行き先だけを差し替えられます。
作成済みポータルの一覧を見る
/mvp listを実行すると、これまでに作成したポータルの一覧を確認できます。
/mvp list一覧に作成したポータル名が表示されていれば、正しく登録できています。
双方向ポータルを作る
ポータルは片方だけ作っても、行き先のワールドから元の場所へ戻れません。
双方向にするには、まず一方のポータルを作成したあと、もう一方をp:で最初のポータル名を指定して作成します。
/mvp create gate_a w:build/mvp create gate_b p:gate_aこの時点ではgate_bからgate_aへは戻れても、gate_a側の行き先はまだ設定されていません。
gate_aの範囲内に立ち、/mvp modify destination p:gate_bを実行して、両方の行き先を設定します。
片道分の設定だけで満足してしまい、戻り道を忘れるのはよくある失敗です。
僕も最初は片道しか作らず、戻れなくなって焦った経験があります。
行き来できるか不安な場合は、/mvp infoで両方のポータルの行き先設定を確認します。
ポータルを削除する:消えたつもりが消えていないケース
ポータルの枠ブロックを壊しただけでは、ポータルの定義は削除されません。
え、枠を壊したのにまだポータルとして残ってるんですか?
完全に削除するには、/mvp removeの実行が必要です。
/mvp remove [ポータル名]接続先のポータルを削除すると、そこを行き先に指定していた別のポータルの移動先が無効になります。
先に/mvp modify destinationで行き先を付け替えてから、不要なポータルを削除すると事故を避けられます。
削除後は/mvp listを実行し、一覧からポータル名が消えていれば完了です。
ポータルの権限を設定する
ポータルを使うには、ポータル自体の利用権限に加えて、移動先ワールドへの立ち入り権限も必要です。
| 権限ノード | 対象 |
|---|---|
| multiverse.portal.access.[ポータル名] | 特定のポータルの利用 |
| multiverse.access.[ワールド名] | 移動先ワールドへの立ち入り |
| multiverse.portal.access.* | すべてのポータルの利用 |
テスト鯖のようにとりあえず全員に使わせたい場合は、multiverse.portal.access.*を全員が持つグループへ付与すれば済みます。
特定のプレイヤーだけに使わせたい場合は、ポータルごとの権限ノードを個別に付与し、グループを分けてプレイヤーごとに細かく権限を割り当てたい場合はLuckPermsとの連携が使えます。
乗り物・Mobのテレポートを設定する
ボートやトロッコに乗ったまま、あるいはMobを連れてポータルを通過させたい場合は、次の3つの設定を確認します。
| 設定項目 | 対象 |
|---|---|
| teleport-vehicles | ボートやトロッコなどの乗り物 |
| teleport-entities | Mobや動物などのエンティティ全般 |
| teleport-non-players | アーマースタンドなど、Mob以外でプレイヤーではない存在 |
/mvp configコマンドで、それぞれtrueに変更します。
/mvp config teleport-vehicles true/mvp config teleport-entities trueこれらの設定を変更したあとは、サーバーの再起動が必要です。
/reloadでは反映されないので注意します。
テレポート以外の動作を設定する:コマンド実行とサーバー間転送
Multiverse-Portalsの5.2系では、ポータルの動作をテレポート以外にも設定できます。
コマンド実行や、Velocity・BungeeCordを経由した別サーバーへの転送も、ポータル通過時の動作として指定可能です。
単一サーバーで運用している場合は使う場面がなく、プロキシ構成でサーバーを分けている場合だけ関係する機能です。
統合版プレイヤーと一緒に使う場合の注意
統合版のプレイヤーを混ぜたい場合、Multiverse-Portals自体が統合版サーバー上で動くわけではありません。
Geyser導入済みのJava版サーバーへ、統合版から接続する構成になります。
補足
統合版プレイヤーを混ぜる予定がない場合は、このセクションは読み飛ばして構いません。
Geyserの導入方法は、以下の記事で解説しています。
ポータルで移動できないときの確認点
ポータルに触れても移動できない場合は、次の順番で確認します。
- 権限:
multiverse.portal.access.[ポータル名]と移動先のmultiverse.access.[ワールド名]が両方付与されているか - 行き先の指定:
w:・p:・e:の書式やワールド名、座標を間違えていないか - ポータルの定義:枠を壊しただけでは消えないため、
/mvp listに残っていないか - 道具の競合:WorldEditと同時に導入している場合、
/mvp wandを実行し直して道具を取得し直したか
上から順に確認すれば、権限漏れなのか設定ミスなのかを切り分けられます。
よくある質問
Q/mvp createでエラーが出て作成できません
A
ポータルの範囲を選択していないまま実行しているケースが多いです。先に/mvp wandでワンドを取得し、範囲選択のチャット通知を確認してから、あらためて/mvp createを実行します。
QNetherPortalsとMultiverse-Portalsはどちらを使えばいいですか?
A
NetherPortalsはバニラのネザー・エンドポータルをワールドごとに紐づけるための拡張です。決まった場所や好きな形でオリジナルのポータルを作りたい場合は、Multiverse-Portalsを使います。
まとめ:Multiverse-Portalsで好きな場所につながるポータルを作ろう
範囲選択から作成、行き先指定、双方向化、権限設定まで進めれば、好きな場所に自由な形のポータルを作れます。
- 範囲選択は
/mvp wand、作成は/mvp create、確認は/mvp infoや/mvp list - 行き先はw:/p:/e:/e:pitch:yaw付きの4種類から目的に合わせて選ぶ
- 削除は枠を壊すだけでは不十分で、
/mvp removeが必要
権限をプレイヤーごとにさらに細かく分けたい場合はLuckPermsの設定へ進み、統合版の友達も混ぜたい場合はGeyserMCの導入記事へ進みます。
まずは1つポータルを作り、指定した行き先へ実際に移動できるかを確かめるところから始めます。











