マイクラサーバーのPaperMCとは?Spigotとの違い・メリットや導入方法を解説
2026.06.30広告・PRを含む記事です
プラグイン
【Chunky】マイクラサーバーのワールドを事前生成して探索ラグを減らす方法
- エリトラで飛ぶたびにサーバーが固まる
- 探索中だけ重くなるが、何が原因なのかわからない
- Chunkyを試したいが、コマンドや設定の始め方がわからない
探索中だけ重い場合、原因は新しい地形を生成する処理です。
プレイヤーがまだ行っていない場所へ進むたびに、サーバーはその場で地形を作ります。
エリトラやボートで高速移動すると、この処理が追いつかずTPSが落ちます。
僕も最初は探索するたびに固まるのを放置してたんですが、Chunkyを一度回しておくだけで体感が変わりました。
この記事では、Chunkyを使ってワールドを事前生成し、探索時のラグを減らす手順を解説します。
導入からコマンドの実行、半径の決め方まで一人で進められます。
Chunkyとは?ワールドを事前生成してラグを防ぐプラグイン
Chunkyは、プレイヤーが未探索の場所へ進んだときに発生するワールド生成処理を、あらかじめ済ませておくためのプラグインです。
対応環境が幅広く、Paper・Spigot・Folia・Fabric・Forge・NeoForge・Sponge で動作します。
Paper系サーバーならプラグインとして、Fabric・Forge系ならMODとして導入します。
ただし、Chunkyが効くのは探索時の新規チャンク生成が原因のラグだけです。
拠点内で常に重い場合は、Mobの密集やホッパー・レッドストーンなど別の原因を先に確認します。
Chunkyで軽くなるラグ・軽くならないラグ

Chunkyが効く場面と効かない場面を先に整理しておきます。
| 症状 | Chunkyの効果 |
|---|---|
| エリトラで飛ぶと固まる | 効果あり |
| 探索中だけ重くなる | 効果あり |
| 新しいバイオームに入ると重い | 効果あり |
| 拠点内で常に重い | 効果なし |
| 村人が多い場所だけ重い | 効果なし |
| ホッパーやレッドストーンが多い | 効果なし |
| プラグインを入れてから重い | 効果なし |
Chunkyで軽くなるのは、新しいチャンクを生成する処理によるラグだけです。
すでに生成済みのエリアでMobが多い、ホッパーが多い、プラグインが重いといった場合は効果がありません。
常に全員が重い場合は、サーバー全体のラグ診断を先に行います。
Chunkyを導入する前に確認すること
導入前に次の点を確認します。
- サーバーソフトがPaper・Spigot・Fabric・Forgeのいずれかである
- バニラサーバーにはChunkyを入れられない
- ストレージに空き容量がある(半径5000で数GB増える場合がある)
- 作業前にサーバーのバックアップを済ませている
バニラサーバーにはプラグインやMODを入れられません。
Chunkyを使うには、まずPaperなどのプラグイン対応サーバーに移行します。
Chunkyの導入方法
導入手順はサーバーソフトによって異なります。
- Paper・Spigot・Purpurの場合
- Fabric・Forge・NeoForgeの場合
Paper・Spigot・Purpurの場合
バージョン一覧からサーバーのMinecraftバージョンに合ったjarを選んでダウンロードします。
ダウンロードしたjarをサーバーフォルダ内の plugins フォルダに入れます。
plugins フォルダはサーバーのjarファイル(paper.jarなど)と同じ階層です。
フォルダに入れたらサーバーを再起動し、コンソールで chunky と入力してヘルプが表示されれば導入完了です。
Fabric・Forge・NeoForgeの場合
バージョン一覧ではローダーの種類ごとにファイルが分かれています。
FabricならFabric用、ForgeならForge用を選んでダウンロードします。
ダウンロードしたjarはサーバーの mods フォルダへ入れます。
Fabric環境ではChunkyに加えてFabric APIも mods フォルダに置く必要があります。
Fabric APIが入っていない場合、Chunkyはサーバー起動時に読み込まれません。
両方揃えたらサーバーを再起動します。
補足
Chunkyの対応バージョンはMinecraftのバージョンと使用するJavaのバージョンによって変わります。
サーバーが起動しない場合は、ChunkyのダウンロードページでMinecraftバージョンとJavaバージョンの組み合わせを確認します。
Chunkyの基本的な使い方
事前生成のコマンドはコンソールまたはゲーム内チャットから実行します。
ワールドを指定し、半径を設定して、生成を開始するという3ステップで進みます。
- オーバーワールドを事前生成する
- ネザーを事前生成する
- The Endを事前生成する
オーバーワールドを事前生成する
中心座標0,0を基点に、半径5000ブロックを事前生成するコマンドです。
chunky world worldchunky center 0 0chunky radius 5000chunky start実行するとコンソールに進捗が表示されます。
補足
ワールド名はサーバーソフトや環境によって変わります。
Paper・Spigotでは通常 world、world_nether、world_the_end です。
FabricやForge環境では overworld、the_nether、the_end になる場合があります。
コマンドでエラーが出る場合は、サーバーフォルダ内のワールドフォルダ名を確認します。
ネザーを事前生成する
ネザーゲートを使った長距離移動や、ネザー内でエリトラを使うサーバーでは事前生成が特に効きます。
chunky world world_netherchunky radius 5000chunky startネザーはオーバーワールドより地形がシンプルなので、同じ半径でも生成にかかる時間は短めです。
The Endを事前生成する
エリトラ入手に必要なシュルカーの島はThe Endの外縁に点在していて、探索中にラグが起きやすいです。
chunky world world_the_endchunky radius 5000chunky start半径5000で外縁の島が散らばる範囲をカバーできます。
進行状況を確認する・一時停止・再開する
生成中はコンソールに進捗率とETAが自動で表示されます。
手動で確認したい場合や、生成を止めたい場合は次のコマンドを使います。
進捗を確認します。
chunky progress生成を一時停止して状態を保存します。
chunky pause一時停止した続きから再開します。
chunky continue生成タスクを中止します。
chunky cancelキャンセルしても、それまでに生成されたチャンクは残ります。
長時間かかる場合は、サーバーを止める前に chunky pause を実行します。
再開するときは chunky continue です。
半径はいくつにすればいい?
迷ったら半径5000から始めます。
| 用途 | 半径の目安 |
|---|---|
| テスト・少人数サーバー | 2000〜5000 |
| 普通のサバイバルサーバー | 5000〜10000 |
| 探索が活発なサーバー | 10000以上 |
| 公開サーバー | ワールドボーダーとセットで決める |
半径を2倍にすると生成面積は4倍になります。
広すぎる設定は生成時間もストレージも大きくなるため、初回は5000で様子を見ます。
必要になってから広げても問題ありません。
ワールドボーダーと一緒に使う

探索範囲を制限したいサーバーでは、ワールドボーダーとChunkyを組み合わせます。
ワールドボーダーを先に設定してからChunkyに読み込ませると、ボーダー内をまとめて事前生成できます。
worldborder center 0 0worldborder set 10000chunky worldborderchunky startworldborder set 10000 は直径10000ブロックです。
中心から端まで5000ブロックが範囲になります。
半径5000の範囲を作りたい場合は worldborder set 10000 を指定します。
ワールドボーダーを張ると、プレイヤーがボーダー外へ出られなくなります。
ChunkyBorderという拡張を使うと、Chunkyで生成できる形状に合わせたボーダーを設定できます。
バニラのワールドボーダーのようにゲーム内で見える壁は表示されませんが、範囲外に出ようとしたプレイヤーを内側に戻す動作をします。
Chunkyを使うときの注意点
実行前に確認しておくと失敗しにくいポイントが5つあります。
- プレイヤーが参加する前に実行する
- Dynmapなどのマップ系プラグインは一時停止する
- 既存ワールドでも使える
- サーバー再起動時の再開方法
- chunky trim は初心者向けではない
プレイヤーが参加する前に実行する
新規サーバーの場合は、友達を招待する前にChunkyを実行しておくと生成が速く終わります。
プレイヤーがいる状態でも実行できますが、生成中はCPU・メモリ・ストレージI/Oを使います。
生成中にサーバーが重くなる場合があるため、できれば参加者がいない時間帯に実行します。
Dynmapなどのマップ系プラグインは一時停止する
Dynmap・BlueMap・squaremapなどのマップ系プラグインをChunky実行中に止めると、サーバーの負荷を下げられます。
地図のレンダリングと地形の生成を同時に走らせると、CPU負荷が重なります。
既存ワールドでも使える
すでにプレイ中のワールドにも使えます。
Chunkyは生成済みのチャンクをスキップして、未生成のチャンクだけを埋めていきます。
既存のチャンクが上書きされることはありません。
サーバー再起動時の再開方法
Chunkyはデフォルトで再起動後に自動再開しません。
chunky pause で一時停止した場合は、再起動後に chunky continue で再開できます。
通常のシャットダウンでも生成タスクの状態は保存されます。
chunky trim は初心者向けではない
chunky trim は選択範囲外のチャンクを削除するコマンドです。
一度削除したチャンクは元に戻せません。
実行前にサーバーフォルダ全体のバックアップが必要です。
通常のワールド事前生成だけが目的なら、chunky trim は使いません。
よくある質問
Q
Chunkyを入れたのに重いのはなぜですか?
A
Chunkyが効くのは新しい地形を読み込む処理によるラグだけです。拠点内で常に重い、村人が多い、ホッパーやレッドストーンが多い、プラグインが重いといった原因には効果がありません。Chunkyで変化がない場合は、他の原因を確認します。
Q
既存のワールドに使っても大丈夫ですか?
A
大丈夫です。Chunkyはすでに生成されているチャンクをスキップして、未生成の部分だけを埋めていきます。既存のチャンクが書き換えられることはありません。
Q
途中で止めても大丈夫ですか?
A
大丈夫です。chunky pause で一時停止すると状態が保存されます。chunky continue で続きから再開できます。cancel で中止した場合も、それまでに生成されたチャンクは残ります。
Q
どのワールド名を指定すればいいですか?
A
Paper・Spigotではオーバーワールドはworldとなっています。FabricやForge環境ではoverworldになる場合があります。コマンドでエラーが出る場合は、サーバーフォルダ内のワールドフォルダ名を確認します。
Q
worldborder set の数字は半径ですか?直径ですか?
A
直径です。worldborder set 10000 は中心から5000ブロックが境界になります。半径5000の範囲を作りたい場合は worldborder set 10000 を指定します。
まとめ:探索ラグはChunkyで事前生成して対策する
探索中だけ重い場合は、ワールドの事前生成が有効な対策です。
- Chunkyは新しい地形を読み込む処理によるラグを減らす
- 拠点内の常時重さ、Mob、ホッパー、プラグインには効果がない
- 導入はpluginsフォルダにjarを入れて再起動するだけ
- 最初の半径は5000で始めて、必要なら広げる
- ワールドボーダーと組み合わせると探索範囲と生成範囲をそろえられる
chunky trimはバックアップなしでは実行しない
Chunkyを実行しても改善しない場合は、探索ラグ以外の原因が重なっています。
サーバー全体のラグ診断は次の記事で確認します。







