マイクラサーバーとDiscordを連携!DiscordSRVの導入方法と使い方
2026.09.15広告・PRを含む記事です
マイクラに近接ボイスチャットを導入!Simple Voice Chatの入れ方

- Discordで通話しながら遊んでいるが、ゲーム内の距離に合わせて声が変化する近接VCも体験したい
- MODサーバーとプラグインサーバーで、導入手順がどう違うのか分からない
- 音声通信に必要なポート開放(UDP24454番)が、自分の環境でもできるのか不安
Simple Voice Chatは、近づくと声が聞こえ、離れると小さくなる近接ボイスチャットをマイクラに追加するツールです。Discord通話を完全に置き換える必要はなく、いつもの通話に重ねて演出として導入できます。
導入にはサーバー側の設定だけでなく参加者全員のクライアント側にもMOD導入が必要ですが、手順の型を押さえれば難しくありません。
この記事では、サーバー側と参加者側それぞれの導入手順から、ポート開放、マイクや距離の基本設定までを分かりやすく整理しました。
読み終えるころには、自分の環境に合った手順でスムーズに導入でき、ゲーム内の距離感を活かした臨場感あるマルチプレイを楽しめます。
Simple Voice Chatとは?Discordとの役割の違い
Simple Voice Chatは、プレイヤー同士の距離に応じて声の大きさが変わる近接ボイスチャットを、マイクラのサーバーに追加する機能です。
近くにいる人の声は大きく、離れた人の声は小さく聞こえ、一定距離を超えると聞こえなくなります。
Discordとは役割が違うので、どちらか一方に絞る必要はありません。
- Simple Voice Chatはゲーム内の距離に応じて声の大きさが変わり、近くにいる人だけに聞こえる
- Discordは距離に関係なく、通話チャンネルに入っている全員へ常時届く
スタンドアロンで動作する機能なので、外部の通話ソフトを別途用意しなくても近接ボイスチャットだけは成立します。
すでにDiscordで通話しながら遊んでいるなら、Discordはそのまま残し、Simple Voice Chatを距離感のある演出として重ねる使い方も可能です。
配布形態には次の3種類があります。
- MOD版:Fabric・NeoForge・Forge・Quilt向け
- プラグイン版:Bukkit・Spigot・Paper向け
- プロキシ版:Velocity・BungeeCord・Waterfall向け
複数サーバーをまたぐネットワーク構成向けのプロキシ版もありますが、この記事では1台のサーバーへ導入する方法を扱います。
Discordとの役割分担やテキスト連携は、DiscordSRVの記事で扱っています。
導入前に確認しておく2つの分かれ道

Simple Voice Chatの導入方法は、自分のサーバー環境によって2つに分かれます。
| 環境 | Simple Voice Chatの対応 |
|---|---|
| Java版のMODサーバー(FabricやForgeなど) | 対応。サーバーとクライアントの両方にMODを導入する |
| Java版のプラグインサーバー(PaperやSpigotなど) | 対応。サーバーにはプラグイン、クライアントには全員MODが必要 |
| 統合版(Bedrock Edition) | 非対応 |
| Realms | 非対応 |
Simple Voice ChatはJava版専用のMOD・プラグインです。統合版(Bedrock Edition)やRealmsには技術的な制約から対応していません。
自分のサーバーがJava版のMOD鯖かプラグイン鯖かが分かったら、それぞれの章から手順を進めます。
プラグイン鯖の場合、サーバー側の導入は手軽ですが、クライアント側は参加者全員がMODを入れる必要があります。
MOD鯖にSimple Voice Chatを導入する

MOD鯖の場合、サーバー側とクライアント側の両方にMODを導入します。
- サーバー側にMODを導入する
- クライアント側にMODを導入する
どちらも導入する対象は同じMODなので、順番に進めれば迷いません。
この記事は、FabricやForge、NeoForge、QuiltなどでMOD鯖がすでに動いている状態から進めます。まだMOD鯖を用意していない場合は、先にMODサーバーの立て方を確認してください。
サーバー側にMODを導入する
配布ページのModrinthから、自分のサーバーが使っているMODローダー(Fabric・NeoForge・Forge・Quiltのいずれか)向けのSimple Voice Chatをダウンロードします。
対応バージョンは幅広く提供されていますが、自分のサーバーバージョン向けのファイルがあるかどうかの確認が必要です。
ダウンロードした.jarファイルを、サーバーのmodsフォルダへ入れます。
サーバーを再起動し、コンソールにエラーが出ずに起動できれば導入は完了です。
クライアント側にMODを導入する
クライアント側にも、サーバーと同じMODローダー・同じバージョン系統のSimple Voice Chatを導入します。
サーバーがFabric版なら、クライアントもFabric版を使う決まりです。
導入したクライアントでサーバーに参加し、エラーなく入れれば準備は完了です。
プラグイン鯖にSimple Voice Chatを導入する
プラグイン鯖の場合、サーバー側は.jarファイルを配置するだけで完了しますが、接続する参加者のパソコンには各自でMODを導入してもらう必要があります。
プラグインを入れるだけで、バニラの友達にも声が聞こえるようになると思っていました。
プラグイン版を使っても、クライアント側に音声機能を追加するMODが入っていないプレイヤーとは通話できません。FabricやForgeなどのクライアントMODを、参加者全員にあらかじめ導入してもらってください。
この記事は、PaperやSpigot、Bukkitなどのプラグイン鯖がすでに動いている状態から進めます。まだプラグイン鯖を用意していない場合は、先にプラグインサーバーの立て方を確認してください。
サーバー側にプラグインを導入する
配布ページのModrinthから、BukkitやSpigot、Paper向けのSimple Voice Chatをダウンロードします。
配布ページには複数バージョンが並んでいるので、サーバーのマイクラ本体バージョンに一致するファイルを選んでください。
ダウンロードした.jarファイルを、サーバーのpluginsフォルダへ入れます。
サーバーを再起動してコンソールを確認し、エラーが出ていなければサーバー側の準備は完了です。
クライアント側は全員がMODを導入する
プラグイン版はサーバー専用の受け皿なので、通話に参加する全員が各自のクライアントへMOD版のSimple Voice Chatを入れる必要があります。
サーバーが動いているマイクラのバージョンに合わせて、Fabric・NeoForge・Forge・Quiltいずれかのクライアント版を用意してください。
MOD導入済みのクライアントでサーバーに接続し、ゲーム画面にマイクアイコンなどの音声UIが表示されれば準備完了です。未導入のプレイヤーが混ざっていてもサーバー接続自体は維持できます。
サーバー側でUDPの24454番のポートを開放する
Simple Voice Chatの音声通信は、サーバーが待ち受けるUDPの24454番というポートを使います。
TCPとUDPの違いに迷ったら、ポート番号とUDPの指定さえ間違えなければ大丈夫だよ。
マイクラ本体の接続ポートとは別に、Simple Voice Chat用のUDP 24454番を開放する必要があります。TCPだけを開放しても音声データは届きません。
この番号はvoicechat-server.propertiesのport項目で変更できますが、まずは既定値のまま進めます。ポートの開放手順は、サーバーの運用形態によって確認先が異なります。
自宅サーバーの場合
自宅PCでサーバーを公開している場合、マイクラ本体の接続ポート(通常TCP 25565)とは別に、UDP 24454番も通信を許可する必要があります。
自宅PCの開放作業では、ルーターのポート転送設定だけでなく、WindowsなどのOS側ファイアウォールでもUDP 24454番の受信を許可してください。片方でも遮断されていると音声データが届きません。
ルーターとOSのファイアウォールを切り分けて確認する手順は、ポート開放の基本手順にまとめています。
レンタルサーバーの場合
レンタルサーバーでUDP 24454番を開放できるかは、サービスごとに対応が分かれます。
| サービス | ポート開放の仕様 | Simple Voice Chatの対応 |
|---|---|---|
| ConoHa for GAME | セキュリティグループで任意のポート・プロトコルを指定可能 | 既定のUDP 24454番をそのまま開放できる |
| XServer GAMEs | 固定のポート番号(30001〜30005番など)のみ開放可能 | 設定ファイルでポート番号を変更する必要がある |
XServer GAMEsは任意のポート番号を直接指定できない仕様です。Simple Voice Chatを使う場合は、voicechat-server.propertiesのport項目を開放可能なポート番号(30001番など)へ変更してください。
契約中のレンタルサーバーがこの2社以外の場合は、公式サポートページでUDPの任意開放ができるかを個別に確認するのが確実です。
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Simple Voice Chatの基本設定は、サーバー側のvoicechat-server.propertiesとクライアント側のキー操作の2つで管理します。
| 設定項目 | 既定値 | 内容 |
|---|---|---|
port | 24454 | 音声通信に使うUDPポート番号 |
max_voice_distance | 48 | 声が届く最大距離(ブロック数) |
whisper_distance | 24 | ささやき声に切り替わる距離(ブロック数) |
enable_groups | true | グループ通話機能を使えるようにするか |
force_voice_chat | false | MOD未導入のプレイヤーをキックするか |
force_voice_chatをtrueに変更すると、クライアントにMODを導入していないプレイヤーはサーバーに接続できず自動的にキックされます。全員の導入が完了するまではfalseのまま運用するのが安全です。
キー割り当ても既定値を押さえておきます。
| キー | 機能 |
|---|---|
V | ボイスチャットのGUIを開く |
M | マイクのミュートを切り替える |
N | ボイスチャット機能自体を無効化する |
H | 画面上のアイコンを非表示にする |
v2.5.2以降のクライアントでは、ゲーム内でVキーを押すとオンボーディングガイドが始まります。マイクやスピーカーの選択、Push to talkか音声検出かのモード選択などを画面上で設定できます。
設定が終わったら、実際にサーバー内で友達と距離を離してみます。近づくと声が大きくなり、一定距離を超えると聞こえなくなれば、Simple Voice Chatは正しく動いています。
声が聞こえない・つながらないときの対処

声が聞こえない、つながらないと感じたら、まず症状を切り分けます。
| 症状 | 確認する場所 |
|---|---|
| サーバーに参加自体できない | ポート開放以前の接続不良 |
| 参加はできるが誰の声も聞こえない | UDPの24454番のポート開放 |
| 一部の人だけ聞こえない | その人のクライアント側MOD導入状況 |
接続不良の主な原因は、ファイアウォールでの遮断、UDPのポートマッピング漏れ、契約回線側でのUDPブロックなど、ポート開放の不備であることがほとんどです。
サーバーへの参加自体ができない場合は、Simple Voice Chat以前の接続トラブルなので、サーバーに入れない原因の切り分けを先に確認します。
参加はできるのに音声だけ聞こえない場合は、ポート開放の手順を参考にUDPの24454番の開放状況を見直してください。
一部の人だけ聞こえない場合は、その人のクライアント側にMODが入っているかを確認します。
よくある質問
Q友達がクライアント側のMODを入れ忘れたままサーバーに参加したらどうなりますか?
A
サーバー側でforce_voice_chatをtrueにしていない限り、ワールドへ入ること自体は可能です。ただし未導入のプレイヤーは通話に参加できず声も聞こえないため、個別にMODの導入手順を案内してください。
QマイクラのバージョンやMODローダーを更新したら、Simple Voice Chatも入れ直す必要がありますか?
A
本体バージョンを上げた場合は、MOD・プラグインともに対応する新バージョンのSimple Voice Chatへ差し替えてください。ローダー変更時も同様です。
ほかの定番プラグインは、目的別に並べた記事で紹介しています。
まとめ:距離で声が変わる近接ボイスチャットを試そう
ここまでで、自分のサーバー環境に合わせたSimple Voice Chatの導入を進めました。
- Simple Voice ChatはDiscordを置き換えるものではなく、併用できる近接ボイスチャット機能
- MOD鯖はサーバーとクライアントの両方にMOD、プラグイン鯖はサーバーにプラグイン、クライアントには全員MODが必要
- サーバー側ではUDPの24454番の開放が必要で、自宅サーバーとレンタルサーバーで手順が変わる
- 距離やキー割り当ての既定値を押さえておくと、動作確認までスムーズに進める
準備が整ったらサーバー内で通話を試し、ゲーム内の距離感を活かしたマルチプレイを楽しんでみてください。
つながらない、聞こえないと感じたときは、ポート開放とクライアント側のMOD導入状況の切り分けから見直します。









