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2026.08.04

マイクラサーバーのセキュリティチェックリスト!9分野を一覧で確認

マイクラサーバーのセキュリティチェックリスト9分野を示すサムネイル
  • 認証、ポート、権限、プラグイン、バックアップと個別記事はいろいろ読んだが、結局どこまで対策済みなのか分からない
  • 友達を招待したあとに荒らし被害やアカウント乗っ取りが心配になってきたが、何から確認すればいいのか判断できない
  • これから公開する予定だが、必須の項目と後回しでいい項目の優先順位が知りたい

マイクラサーバーのセキュリティ設定は、認証、ポート、権限、プラグイン、バックアップ、Discordなど分野ごとに記事が分かれています。

必要なのは新しい設定を覚えることではなく、9分野を横断して自分のサーバーの抜けを洗い出すチェックリストです。

この記事では、認証・参加制限からDiscordまで9分野のチェック項目を一覧にします。

各分野の詳しい設定手順は個別記事に譲り、この記事で扱うのは確認すべき項目と見落としやすいポイントだけです。

読み終えるころには、自分のサーバーで対応済みの項目と未対応の項目がその場で分かります。

とくに次の3項目は、公開前でも公開後でも最優先で確認します。

  • Java版ならonline-modetrueになっているか
  • RCONやqueryを外部に公開したままにしていないか
  • allow-list(統合版)やwhitelist(Java版)が有効になっているか
spa

この3つだけ確認しておけば、最低限の入り口は締まります。

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spaこの記事を書いた人

サーバーの構築と運用を繰り返して4年。その経験をもとに記事80本以上を執筆。

この記事の使い方と優先順位

マイクラサーバーのセキュリティを公開前の必須確認と運用中の継続確認に分け、認証やバックアップなどの項目を示す図解

チェックする分野は次の9つです。

  • 認証・参加制限
  • ポート・ファイアウォール
  • プロキシ構成
  • 権限管理
  • ソフトウェア・プラグイン
  • バックアップ
  • 荒らし・不正対策
  • 管理アカウント・秘密情報
  • Discord・コミュニティ

すべてを今すぐ終わらせる必要はなく、読者がいまどの段階にいるかで優先順位が変わります

読者の状況優先して確認する分野
これから公開する準備中認証・参加制限ポート・ファイアウォール
すでに公開して友達を招待済み荒らし・不正対策権限管理管理アカウント・秘密情報

公開前の読者は、まず接続の入り口を絞る認証とポートから確認します。

すでに友達を招待している読者は、いま起きうる荒らしや乗っ取りへの対策から確認したほうが効果的です。

認証・参加制限のチェックリスト

サーバーへ誰が入れるかを決める設定です。

Java版と統合版で確認する項目が異なります。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
Java版のonline-modeserver.propertiesのonline-modetrueになっているかfalseにすると本人確認なしで名前を偽装した接続を許してしまう
統合版のonline-modeインターネット公開時にonline-mode=trueになっているかローカル検証用の設定を公開後もそのまま使っている
統合版のallow-listallow-list=trueで招待した相手だけに絞れているかdefault-player-permission-levelmember以外のままになっている
参加リストの運用whitelist(Java版)やallow-list(統合版)へ参加希望者を都度追加できているか名前の追加を後回しにして一時的に誰でも入れる状態にしている
補足

Java版のwhitelistと統合版のallow-listは、参加できる相手を絞る同じ役割の機能ですが、設定名が異なります。

自分のサーバーがどちらのエディションか確認してから設定しましょう。

参加制限の具体的な設定手順は以下の記事で解説しています。

マイクラサーバーのホワイトリストで参加できるプレイヤーを追加・削除する方法

マイクラサーバーのホワイトリスト設定方法!追加・削除・確認手順

ポート・ファイアウォールのチェックリスト

サーバーへの通信経路そのものを絞る設定です。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
RCONの公開使わないならenable-rconfalseのままか使う場合は固有の長いパスワードと、接続元をファイアウォールで絞る設定が必須
queryの公開使わないならenable-queryfalseのままか有効なままだとサーバー情報が外部から取得できる
開放ポートの範囲ゲームに必要なポートだけを開放しているか検証用に開けた管理系ポートを閉じ忘れている
補足

RCONは、外部のツールからサーバーへコマンドを送るための管理用ポートです。

使わない場合は無効のままにし、使う場合はパスワードと接続元の両方を絞ります。

初心者

RCONなんて設定した覚えがないんですけど、それでも確認する必要ありますか?

spa

標準では無効なので、触っていなければ基本大丈夫です。使った記憶がある場合だけ見直しましょう。

ポート開放と閉じ方は以下の記事で解説しています。

ルーターとWindowsファイアウォールでマイクラサーバーのポートを開放する手順

マイクラサーバーのポート開放のやり方!25565番を開ける手順を解説

プロキシ構成のチェックリスト

Velocityなどのプロキシを使っている場合だけ確認する項目です。

プロキシを使っていない読者はこの項目を飛ばしてかまいません。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
forwarding secretの管理Velocityのforwarding secretを外部に公開していないかsecretが漏れるとプレイヤー情報を偽装した接続の入り口になる
プロキシとバックエンドの通信プロキシとゲームサーバー間の通信元を制限しているかmodern forwardingは公式でもファイアウォールの代替ではないと明記されている
直接接続の防止ゲームサーバー側のポートへ直接接続できてしまわないかプロキシを迂回されると認証チェックごと素通りする
補足

forwarding secretは、プロキシとゲームサーバーがお互いを正規の相手だと確認するための合言葉です。

漏れると偽のサーバーが同じ合言葉を名乗れてしまうため、外部へ絶対に公開しません。

プロキシ経由で自宅サーバーを公開する場合、IPを隠す・守る観点は以下の記事も参考になります。

自宅サーバーのDDoS対策としてVPS中継で自宅IPを隠すサムネイル

自宅サーバーのDDoS対策!自宅IPを隠してマイクラを公開する方法

権限管理のチェックリスト

誰にどこまでの操作を許すかを決める設定です。

バニラのOPだけで運用しているか、権限プラグインを導入しているかで確認項目が変わります。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
OP付与の範囲OPを渡している人数と用途を把握しているかOPは全コマンドを実行できる強い権限で、必要な人だけに絞る
権限プラグインの利用建築やモデレーションなど役割ごとに権限を分けているかバニラOPだけの運用では権限を細かく分けられない
権限グループの見直し引退したメンバーの権限を外しているか権限プラグインを入れただけで満足し、グループ設計を放置している
spa

最初は仲がいいからとOPを配りがちですが、あとから絞るのは意外と手間です。

細かい権限を役割ごとに分けたい場合は、権限プラグインの導入が現実的な選択肢です。

LuckPermsの設定は以下の記事で解説しています。

LuckPermsで権限管理とグループ設定を行うサムネイル

LuckPermsの使い方!導入から権限設定まで初心者向けに解説

ソフトウェア・プラグインのチェックリスト

サーバー本体とプラグインの管理状態を確認します。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
サーバーソフトの更新対応バージョンの新しいビルドを使っているか更新を止めたソフトは、あとから見つかった脆弱性の修正を受け取れない
導入プラグインの更新各プラグインの開発が継続されているか開発が止まったプラグインを気づかず使い続けている
荒らし被害のログ破壊や窃盗を記録して元に戻せる仕組みがあるかログがないと被害範囲の特定と復旧に時間がかかる

更新を止めたソフトやプラグインは、脆弱性の修正を受け取れません

破壊や窃盗を記録して元に戻す仕組みは以下の記事で解説しています。

CoreProtectで荒らし復旧とロールバックを行うサムネイル

【マイクラ】CoreProtect導入と荒らし復旧!ロールバック手順を解説

バックアップのチェックリスト

データを失ったときに戻せる状態かを確認します。

Realms利用者と自前でバックアップを取っている読者で確認項目が変わります。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
バックアップの有無自動または手動でワールドデータを定期保存しているかRealmsは自動バックアップと過去状態への復元に対応している
復元テストの実施実際にバックアップから復元できるか一度試したか取得しているだけで満足し、復元できるか未確認のまま放置している
保存先の分離バックアップをサーバー本体と別の場所に置いているかサーバーと同じ場所だけに保存し、両方同時に失う構成になっている

バックアップは、一度復元を試すまでが確認です。

自前でのバックアップと復元の手順は以下の記事で解説しています。

マイクラサーバーのバックアップ復元を示すサムネイル

【マイクラ】サーバーのバックアップ方法!復元・自動化・保存先まで初心者向けに解説

荒らし・不正対策のチェックリスト

すでに公開している読者が優先して確認したい分野です。

Java版と統合版で確認する設定が異なります。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
Java版のrate-limit荒らし対策としてrate-limitを設定しているか標準では無効になっている
Java版のenforce-whitelistwhitelist運用時にenforce-whitelistを有効にしているか有効にしないと、リストにない相手が接続できてしまう場合がある
統合版のアンチチート設定server-authoritative-movement関連の設定を確認しているかこの設定は統合版のサーバー認証移動機能を使う場合にのみ関係する。player-position-acceptance-thresholdを大きくすると不正な移動を許容しやすくなる
BAN・キック運用荒らしが発生したときすぐBANできる体制か手順を事前に確認していないと対応が遅れる

荒らしが発生したときのBANコマンドは以下の記事で解説しています。

BAN、IPBAN、解除コマンドで迷惑プレイヤーを制限する流れ

マイクラBANコマンドの使い方・解除方法!Java版のみ対応、統合版は非対応

管理アカウント・秘密情報のチェックリスト

サーバー運営そのものを支えるアカウントと情報の管理です。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
管理アカウントの二要素認証対応しているサービスで二要素認証を有効にしているかパスワードだけの運用は突破されると管理権限ごと奪われる
パスワードの使い回し他サービスと同じパスワードを使っていないか使い回しは他サービスの流出の影響を受けやすい
秘密情報の共有方法パスワードやトークンをチャットや公開ファイルに残していないか招待用リンクや設定ファイルに書いたまま忘れている
補足

二要素認証は、パスワードに加えてスマートフォンなどでもう一段階の本人確認を行う仕組みです。

対応しているサービスでは有効にしておくと、パスワードだけが漏れても不正ログインを防ぎやすくなります。

OPなど管理権限の考え方は以下の記事で解説しています。

マイクラサーバーのOP権限を付与・剥奪して管理者権限を扱う方法

マイクラOP権限の付け方・外し方!レベル1〜4の違いと渡す基準

Discord・コミュニティのチェックリスト

サーバー外の連絡手段であるDiscordの安全性も確認します。

確認項目確認内容見落としやすいポイント
サーバーの認証レベルDiscordの認証レベルを参加人数に合わせて設定しているか初期設定のままだと荒らしアカウントが入りやすい
AutoModの活用迷惑投稿や招待リンクの連投を自動で防ぐ設定を使っているか設定していないと手動対応が追いつかない
ルールスクリーニング新規参加者にルール同意を求める設定を使っているか招待リンクだけ配って参加条件を確認していない

DiscordとマイクラサーバーをつなぐDiscordSrvの設定は以下の記事で解説しています。

DiscordSRVでマイクラサーバーとDiscordを連携する導入方法のサムネイル

マイクラサーバーとDiscordを連携!DiscordSRVの導入方法と使い方

よくある質問

Q9分野を全部今すぐやる必要はありますか?
A

いいえ、まずはonline-mode、RCONとqueryの非公開、allow-list(またはwhitelist)の3項目を確認します。残りは公開前か運用中かで優先順位を決めて順番に対応すれば十分です。

Q友達内輪の少人数サーバーでも対策は必要ですか?
A

必要です。友達内輪でも、招待リンクの流出や管理アカウントの乗っ取りをきっかけに荒らしが入ることがあります。人数が少なくても、認証と管理アカウントの基本設定は確認しておきます。

Q無料のホスティングでもここまで対策できますか?
A

認証設定や権限管理など、多くの項目は無料プランの管理画面からでも設定できます。RCONやプロキシ構成のように、そもそも提供元が対応していない項目は無料プランでは使えないことがあります。

まとめ:定期的に見直すセキュリティ運用習慣

セキュリティのチェックは、一度確認したら終わりではありません。

あなたのサーバーの状況が変わるタイミングで、9分野のチェックを見直します

初心者

そのたびに9分野全部やり直すんですか…?

spa

全部ではなく、変化があった分野だけ見直せば十分です。

  • 新しいプラグインを導入したとき
  • 募集人数を増やして公開範囲を広げるとき
  • 荒らし被害があったとき

これらのタイミングで見直せば、対応済みだと思っていた項目に抜けがないか確認できて安心です。

未対応の項目が見つかった分野があれば、この記事の該当セクションから個別記事へ戻って設定します。