- マイクラサーバーのポートを変えたい…
- ポートを変えて少しでも安全にしたい…
- サーバーを複数立てて、違うワールドで遊びたい…
以上の悩みを解決できる記事になっています!
マイクラサーバーのポート番号って、ファイル編集だけで変更可能なんですよ。
この記事の前半では、なぜポート変更が必要なのか、基礎的なところから解説します。
後半では、誰でも簡単にポート番号を変更できるよう、詳しい手順を解説します。
最後まで読めば、あなたも怖がることなく、簡単にポート番号を変更できるようになるでしょう。
なぜマイクラサーバーのポート変更が必要なのか

マイクラサーバーのポート変更は、セキュリティ強化と利便性向上のために重要です。
初期設定のままでは、サーバーが危険に晒されたり、遊び方が制限されたりする可能性があります。
セキュリティを高める
ポート番号を変更する一番の理由は、セキュリティの向上です。
マインクラフトのサーバーが使うポート番号は、初期設定で「25565」と決まっています。
これはどこのサーバーも共通のルールなんですよね。
悪意のある第三者は、この番号を狙って攻撃を仕掛けてくる可能性があります。
ポート番号を初期設定から変更するだけで、こうした攻撃の的になるリスクを減らせます。
しかし、過信は禁物です。あくまでもポート番号を変えただけなので。
1台のPCで複数のサーバーを同時に動かす
ポート番号を変更すれば、1台のパソコンで複数のマイクラサーバーを同時に起動できます。
パソコンやサーバーは、同じポート番号を同時に使うことができません。
もし同時にポートを使用すると、エラーが出てしまうんですね。
それぞれのマイクラサーバーに違うポート番号を割り当てることで、その制限を回避しています。
ポート番号を変更する4ステップ

ポート番号の変更は、たった4ステップで完了する簡単な作業です。
知識は不要で、誰でも設定を変更できます。
- 重複しないポート番号を知る
- server.propertiesファイルを探して開く
- server-portの項目を希望の番号に書き換える
- サーバーを再起動して設定を有効にする
重複しないポート番号を知る
前提としてポート番号は、他のプログラムと重複しないように、慎重に選ぶ必要があります。
ポート番号は、0番から65535番までありますが、色々な制限があるんです。
0番から1023番までは、重要なプログラムが予約しているため、使えません。
また、1024番から49151番までも、他のプログラムが使っている可能性があります。
49151番までは、なるべく避けた方が安全でしょう。
残りの49152番から65535番までの間で、好きな番号を選ぶのがおすすめです。
server.propertiesファイルを探して開く
マイクラサーバーのフォルダの中から、「server.properties」という名前のファイルを見つけます。
「server.jar」などがあるフォルダの中に、server.propertiesファイルがありますよ。
このファイルは、サーバーに関する様々な設定が保存されている、いわばサーバーの心臓部です。
見つけたら、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
server-portの項目を希望の番号に書き換える

「server.properties」ファイルの中に、こんな感じの記述があります。
server-port=25565
この「25565」の部分を、先ほど選んだ新しいポート番号に書き換えるだけ。
例えば、「server-port=49152」のように、イコールの右側の数字だけを変更します。
サーバーを再起動して設定を有効にする
ポート番号を書き換えたら、ファイルを上書き保存して、マイクラサーバーを再起動します。
サーバーを再起動しないと、新しい設定が反映されません。
必ずサーバーを一度停止してから、再度起動してください。
変更後のサーバーに接続する簡単な方法

ポート番号を変更したサーバーに接続するのは、とても簡単です。
これまでの接続方法に、少し情報を加えるだけです。
IPアドレスの後ろにポート番号を追加して入力する
マインクラフトのマルチプレイ画面で、サーバーを追加する際に、少しいじります。
「サーバーアドレス」の欄に、IPアドレスに続けてポート番号を入力するだけです。
例えば、IPアドレスが「192.168.1.10」で、ポート番号を「49152」に変更した場合にはこうなります。
192.168.1.10:49152
IPアドレスとポート番号の間は、コロン(:)で区切ることを忘れないでください。
【まとめ】マイクラサーバーのポート変更でセキュリティと自由度を向上
この記事では、マイクラサーバーのポート番号を変更する重要性とその手順について解説してきました。
以下の5点が特に重要なポイントです。
- マイクラの初期ポートは狙われやすく、変更でリスクを軽減できた
- 同一PC内で複数のサーバーを動かすにはポートの分離が必要だった
- 「server.properties」ファイルを編集するだけで変更可能だった
- 使用するポートは重複しない49152~65535の範囲が推奨されていた
- 新しいポートで接続するには「IP:ポート番号」の形式を使えばよかった
これらの内容を実践することで、あなたのマイクラサーバーはより安全で、自由な運用が可能になります。