- マイクラサーバーのチャットをDiscordでも見れるようにしたい!
- ゲームに参加していないプレイヤーとも交流したい!
- サーバーの操作をDiscordからできたら嬉しいな…
DiscordSRVというプラグインを使えば、マイクラサーバーとDiscordでチャット連携ができます。
設定次第では、サーバーの操作をDiscordから行うことも可能です。
記事の前半では、DiscordSRVの導入方法から初期設定まで解説していきます。
後半では、DiscordSRVの便利な追加設定を、初心者の方にも分かりやすく紹介していきますよ。
この記事を読めば、DiscordSRVを使って、マイクラサーバーをDiscordと連携できるようになります。
DiscordSRVとは?

DiscordSRVは、マイクラサーバーとDiscordサーバーのチャットを双方向に連携させるためのプラグインです。
導入すると、以下のようなことができます。
- ゲーム内のチャットをDiscordに表示
- Discordのチャットをゲーム内に表示
- プレイヤーの参加/退出や死亡通知をDiscordに送信
- Discordからサーバーコンソールのコマンドを実行
要するに、ゲームをプレイしていない人ともコミュニケーションが取れるようになるんです。
そのため、サーバーのコミュニティを活性化させるのに非常に役立ちます。
DiscordSRVを導入する5ステップ
DiscordSRVの導入は、普通のプラグインの導入方法に加え、Discordの設定も必要です。
でも、この記事で詳しく解説するので安心してください。
- プラグインのダウンロード
- Discordボットの作成
- DiscordサーバーにBOTを追加
- チャンネルIDの取得、設定
- 動作確認
それぞれ詳しく見ていきます!
プラグインのダウンロード


まずは、DiscordSRVのプラグイン本体をダウンロードします。
SpigotMCのページ にアクセスし、最新版の「.jar」ファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは、マイクラサーバーの「plugins」フォルダに入れます。
詳しいプラグインの入れ方に関しては、以下の記事を参考にしてください。


Discordボットの作成
次に、Discordと連携するために、DiscordのBotを作成します。
Discord Developer Portalにログインする


まずは、Discord Developer Portalにアクセスしましょう。
ログイン画面が出てきたら、持っているDiscordアカウントでログインします。
Developer Portalは、Discordと連携するサービスを作るための、開発者用の画面です。
新しいアプリケーションを作成する
右上の「New Application」をクリックしてください。


クリックすると、アプリケーションの名前を決める画面が出てきます。
アプリケーションに好きな名前を付けて「Create」を押してください。
INTENTを追加する
左側のメニューから「Bot」を選択してください。
そして、Botの設定画面にある、以下のトグルをオンにしてください。
- SERVER MEMBERS INTENT
- MESSAGE CONTENT INTENT
以下の画像のようになっていれば、問題なく設定できています。


INTENTを忘れると正常に動作しないので、忘れないように注意しましょう。
DiscordのINTENTとは、ボットが必要な情報だけをDiscordから受け取るように設定するための仕組みです。
トークンを発行する
Discordのサーバーと認証をするための、トークンを発行する必要があります。
左側のメニューから「Bot」を選択してください。


「Reset Token」をクリックし、表示されたトークンをコピーします。
このトークンでBotを動かすので、保存しておきましょう。
Discordとの認証はこのトークンだけで行います。漏洩しないように大切に保管してください。
漏洩した場合には、すぐにトークンを再生成してくださいね!
DiscordサーバーにBotを追加
作成したBotを、あなたのDiscordサーバーに追加しましょう。
- Discord Botに権限を与える
- Botをサーバーに追加する
Discord Botに権限を与える
まず、Developer Portalの左側メニューから「OAuth2」をクリックしてください。
そして、「URL Generator」までスクロールしましょう。
「SCOPES」の中から「bot」にチェックを入れてください。
下の画像のようになっていればOKです。


下に表示される「BOT PERMISSIONS」で、Botに必要な権限を付与します。
これらの権限があれば、DiscordSRVは正常に動作しますよ。
- View Channels(チャンネルを見る)
- Send Messages(メッセージを送る)
- Embed Links(埋め込みを使う)
逆に、Botに管理者権限を与えることは避けましょう。
Botが乗っ取られた際に、Discordサーバーを破壊される可能性があります。
管理者権限を与えたBotが乗っ取られると、サーバーの全メンバー追放やチャンネル削除ができるので、一瞬でサーバーが破壊されます。
Botをサーバーに追加する
生成されたURLをコピーし、ブラウザで開いてください。
そうすると、下のような画面が表示されます。


Botを追加したいサーバーを選択してください。
そして「はい」をクリックして「認証」と進んでください。
認証することで、指定したサーバーにDiscord Botが入っていると思います。
サーバーにBotを入れるには、あなたがそのDiscordサーバーの「サーバー管理」権限を持っている必要があります。
チャンネルIDの取得、設定
ついに、Discord Botとマイクラサーバーを連携していく作業に入ります。
開発者モードの有効化
マイクラサーバーと連携するためには、連携するテキストチャンネルのIDが必要です。
チャンネルIDを取得するためには、開発者モードをオンにする必要があります。
まずは、Discord自体の設定を開いてください。歯車マークのやつです。
そして、左側メニューの「アプリの設定」から「詳細設定」を選択し、「開発者モード」のトグルをオンにします。
画像のようになっていればOKです。


これで、チャンネルのIDを取得することができるようになります。
ちなみに、Discordの開発者モードは、
- ユーザー
- サーバー
- メッセージ
これらの固有IDを、簡単にコピーできるようにするための機能です。
開発者モードはIDをコピーする機能なので、アカウント情報が漏れたりする危険性はないため安全です。
チャンネルIDの取得
次に、連携させるテキストチャンネルの、IDを取得していきましょう。
連携させたいテキストチャンネルの上で、右クリックしてください。
出てきた「チャンネルIDをコピー」をクリックします。


これで、クリップボードにチャンネルIDがコピーされます。
プラグインの設定


サーバーを再起動すると、プラグインフォルダ内に「DiscordSRV」というフォルダが生成されます。
その中にある「config.yml」をテキストエディタで開いてください。
そして、以下の項目を見つけて、それぞれ編集します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| BotToken | 先ほどコピーしたBotのトークンを貼り付けます。 |
| Channels | globalの値を、先ほどコピーしたチャンネルIDに書き換えます。 |
設定が終わったら、ファイルを上書き保存して、サーバーを再起動をしましょう。
これで、プラグインとDiscordサーバーが連携されました。
お疲れ様です!後は動作確認だけしましょう!
DiscordSRVの動作確認をする


設定が完了したら、実際に動作するか確認してみましょう。
- Discordの連携チャンネルでチャットを送信したら、マイクラのゲーム内にメッセージが表示されるか?
- マイクラのゲーム内でチャットを送信したら、Discordの連携チャンネルにメッセージが表示されるか?
両方のチャットが問題なく表示されれば、基本設定は完了です。
マイクラサーバーからDiscordサーバー
マイクラサーバーにチャットを送ると、Discordではこんなメッセージになります。


隠しているところにマイクラのID(MCID)が表示される感じですね。
ちゃんと、マイクラサーバーからDiscordサーバーへ、チャットが転送されました。
Discordサーバーからマイクラサーバー
逆に、Discordサーバーにメッセージを送ると、マイクラサーバー上ではこんな感じになります。


ちゃんとDiscordの名前が出るので、誰からのメッセージかわかりやすいですね。
こうなっていれば、マイクラサーバーとDiscordは連携完了です!
追加の設定
DiscordSRVには、さらに便利な機能があります。ここでは代表的な3つの追加設定を紹介します。
- コンソール連携
- 招待リンクの設定
- チャットの装飾(Webhook)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コンソール連携
Discordからサーバーのコンソールを監視し、コマンドを実行できるようにする機能です。
まず、「config.yml」を開いて「DiscordConsoleChannelId」という項目を探します。


コンソールを飛ばしたいチャンネルIDを「DiscordConsoleChannelId」の値として設定します。
設定が完了すると、チャンネルにサーバーコンソールのログが流れ、コマンドを実行できるようになります。
しかし、誰でもコマンドを実行できるため、公開してしまうと危険です。
管理者のみがアクセスできるチャンネルを指定してください。
間違えてチャンネルを公開すると、関係ない人があなたのサーバーを乗っ取って、好き勝手に操作できてしまいます。
招待リンクの設定
ゲーム内で「/discord」コマンドを実行した際に、Discordサーバーへの招待リンクを表示する機能です。
まず、config.ymlを開き、「DiscordInviteLink」を探します。


そこに、あなたのDiscordサーバーの招待リンクを設定します。
招待リンクは無期限にすることをおすすめします。変える必要がなくなりますよ。
そして、マイクラサーバーを再起動すれば完了です。
チャットの装飾(Webhook)
この設定を行うと、Discordに表示されるチャットの見た目が変わります。
Botが代弁するのではなく、プレイヤー本人のスキン(アバター)と名前で投稿されるようになるんです。
設定は簡単で、config.ymlを開き、以下の部分をtrueにするだけでOK。
Experiment_WebhookChatMessageDelivery: trueそして、マイクラサーバーを再起動すれば完了です。
マイクラからのチャットが、プレイヤーのアバター付きで投稿されるようになります。


まとめ:DiscordSRVでマイクラと連携しよう


今回は、マイクラサーバーとDiscordを連携させる「DiscordSRV」というプラグインについて解説しました。
- DiscordSRVは、マイクラとDiscordのチャットを繋ぐプラグイン
- 導入にはBotの作成とconfig.ymlの編集が必要
- 開発者モードをONにしてチャンネルIDを取得する
- Webhookを使えば、よりリッチなチャット表示が可能
DiscordSRVを導入すれば、プレイヤー同士のコミュニケーションが活発になります。
そして、コミュニティがより盛り上がること間違いなしです。
設定項目が多くて少し難しく感じるかもしれません。
しかし、この記事を参考に一つずつ進めていけば、必ず導入できます。
ぜひチャレンジして、あなたのサーバーをさらに盛り上げてみてください!

