- どのプラグインを入れればいいか分からない…
- サーバー運営を楽にするやり方が知りたい…
- 経済や建築、チャットをもっと面白くしたい…
以上の悩みを解決できる記事になっています!
結論ですが、目的別に適切なプラグインを選ぶことが、快適なサーバー運営への近道です。
この記事では、まずサーバーを守るために欠かせない「管理系プラグイン」を紹介していきます。
さらに、サーバーでの遊びをもっと楽しくする「経済・便利系プラグイン」についても詳しく紹介。
この記事を読めば、あなたのサーバーに本当に必要なプラグインが何か、わかるようになります。
管理系でおすすめのプラグイン6選
サーバーを安心して動かすには、管理系のプラグインがとても大切です。
ここでは、多くのサーバーで使われている定番の管理系プラグインを7つ紹介します。
EssentialsX


EssentialsXは、サーバー運営の土台になる便利な機能がたくさん詰まったプラグイン。
テレポートや経済、アイテム配布、チャット、管理機能など130以上のコマンドが追加され、サーバーの基本的な機能がひと通りそろっているのが特徴です。
例えば、自分の家を登録してすぐ戻れたり、みんなが使う施設へ飛ぶことができたり。
サーバーを立てたら、まず最初に入れておきたいプラグインの一つです。
WorldGuard
WorldGuardは、サーバーの中の特定の場所を「リージョン」として守るためのプラグイン。
使うにはWorldEditを先に入れる必要があります。
木の斧を手に入れて、守りたい場所の対角線を左右クリックで選び、コマンドで守るエリアを作る流れです。
建物を荒らしから守るだけでなく、フラグというものを設定すれば、その場所でのプレイヤー同士のバトルを禁止することもできます。
大切な建物やみんなが集まる場所を守るために、なくてはならないプラグインなのです。
Multiverse-Core


Multiverse-Coreは、一つのサーバーの中にいくつもワールドを作って管理できるプラグインです。
以下のようなコマンドを使えば、新しいオーバーワールドを作成可能。
/mv create <ワールド名> normal
こうすることで、サバイバルやクリエイティブ、イベント用など、遊び方のちがうワールドを一緒に置けます。
そうすれば、プレイヤーに色々な楽しみ方を用意できるというわけです。
ViaVersion
ViaVersionは、違うバージョンのマインクラフトからでもサーバーに入れるようにするプラグイン。
例えば、サーバーが1.19でも、1.20を使っているプレイヤーが参加できるようになります。
もし古いバージョンからの接続もOKにしたいなら、追加でViaBackwardsというプラグインも入れてみましょう。
参加するための壁を低くして、より多くのプレイヤーに遊んでもらえるチャンスが増えるはずです。
LWC Extended
LWC Extendedは、チェストやドア、かまどなどを守ることができるプラグインです。
チェストを置くと自動で自分だけのものになるのが一般的ですが、コマンドを使えばパスワード付きで守ることもできます。
また、特定のプレイヤーにだけ開けるように許可することも。
プレイヤー一人ひとりの大事なアイテムを守り、いらないトラブルを前もって防ぎましょう。
LuckPerms
LuckPermsは、プレイヤーやグループごとに「できること」を細かく決められるプラグイン。
コマンドで設定もできますが、コマンドで開くウェブエディタを使えば、ブラウザ上で見たままかんたんに設定をいじれるのが大きな良いところです。
ウェブエディタを開くコマンドはこれですね。
/lp editor
例えば、「member」というグループを作って、「essentials.home」を使えるように許可し、プレイヤーをそのグループに入れる、といったことがすぐに行えます。
サーバーのルールをシステムでしっかり守らせることができるので、運営の手間を大きく減らしてくれます。
経済・ショップでおすすめのプラグイン2選
サーバーに「お金」の考え方を入れると、プレイヤー同士のやりとりがにぎやかになり、新しい楽しみ方が生まれます。
ここでは、本格的な経済の仕組みと、お仕事の仕組みを入れられるプラグインを2つ紹介しましょう。
The New Economy (TNE)


The New Economyは、いろいろなことができる経済プラグインです。
サーバーの中で使えるお金を発行して、プレイヤー同士でお金を送りあったりできます。
他のプラグインと連携すれば、お店を開いたりすることもできますよ。
データベースとつなげれば、いくつかのサーバーをまたいでお金の情報を共有することも。
本格的な経済サーバーを作りたいなら、とても頼りになるプラグインでしょう。
Jobs Reborn
Jobs Rebornは、プレイヤーがいろいろな仕事について、その仕事の行動でお金をもらえるようにするプラグイン。
例えば、「木こり」の仕事についたプレイヤーは、木を切ることでゲーム内のお金をかせげるようになります。
レベルアップしたり、新しいスキルを覚えたりする要素も存在。
プレイヤーにはっきりした目標と「やったー!」という気持ちをあたえてくれます。
毎日の遊びに「お金をかせぐ」という目的を持たせることで、プレイヤーのやる気を引き出し、サーバーに長く遊び続けてもらうことにもつながるのです。
便利系でおすすめのプラグイン4選
サーバー運営をより便利にするプラグインを紹介します。
これらのプラグインは、プレイヤーの満足度をぐっと上げてくれるものばかりです。
WorldEdit
WorldEditは、広い範囲のブロックを一度に編集できる、すごく強力な建築プラグイン。
「//set 」で選んだ範囲を同じブロックで埋めつくしたり、「//replace」でブロックを置きかえたりできます。
要するに、整地や建築の手間がものすごく減るわけですね。
また、コピペ機能で建物をコピーして貼り付けることもできるんです。
建築サーバーでなくても、マイクラサーバーの建築物(ロビーワールドなど)の作成に使ったりするので、僕はWorldEditを必ず入れてます。
DiscordSRV
DiscordSRVは、マインクラフトのチャットとDiscordサーバーをつなげるプラグインです。
ゲームの中のチャットがDiscordに、Discordのチャットがゲームの中にリアルタイムで送られるのが大きな特徴。
設定にはDiscordボットの情報などが必要ですが、一度設定してしまえば、ゲームの外にいる人たちとも、もっと仲良くなれます。
プレイヤーがサーバーに入ったり抜けたりした時のお知らせもDiscordに送れるので、管理にも便利なツールです。
DiscordSRVについての詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。


PlaceholderAPI
PlaceholderAPIは、プラグイン同士の情報を「プレースホルダー」という共通のしるしでつなぐ役割のプラグイン。
他のプラグインの情報をチャット欄やスコアボードに表示させるために、多くのプラグインがこのプラグインの力を借りています。
LunaChat
LunaChatは、ゲームの中での日本語チャットを使いやすくしてくれるプラグインです。
ローマ字で打ったチャットを自動でひらがなや漢字に変えてくれるすぐれもの。
これがあれば、他のツールを使わなくても、ゲームの中でスムーズに日本語でおしゃべりができます。
また、グループチャットのような機能もあって、特定のメンバーだけで話したいときにも役に立ちますね。
LunaChatの詳しい情報は、下の記事を参考にしてください。


【まとめ】おすすめプラグインで理想のマイクラサーバーを作ろう
この記事では、マイクラサーバーの運営をもっと良くするためのおすすめプラグインを、具体的な使い方といっしょに紹介してきました。
- サーバーを安心して動かすにはEssentialsXやLuckPermsなどの管理系プラグインが大切だった
- WorldGuardを使えば、荒らしへの対策がかんたんになった
- 経済や仕事のプラグインは、プレイヤーに新しい目標と楽しみをあたえてくれた
- WorldEditは、大きな建物を建てるときの時間をすごく短くしてくれた
- DiscordSRVやLunaChatは、サーバーの中と外でのコミュニケーションをにぎやかにしてくれた
以上のポイントをおさえてプラグインを入れ、設定を少し工夫するだけで、あなたのサーバーはもっと魅力的になるでしょう。
この記事で紹介したプラグインを参考にして、あなたの理想のサーバー環境を作り上げてみてください。