【マイクラ】自宅サーバーの電気代は?3つの節約方法とレンタルサーバーとの比較

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自宅サーバーの電気代は
  • マイクラの自宅サーバーを24時間動かしたら電気代はいくらかかるのか気になる
  • 自宅サーバーとレンタルサーバーでは、どちらが安く済むのか分からない
  • 少しでも電気代を節約する方法が知りたい

こんな悩みを解決できる記事になっています!

結論ですが、自宅サーバーの電気代は月およそ数百円から1,000円前後です。

そのため、長期的に見ると自宅サーバーの方が安くなる可能性があります。

ただし、短期利用ならレンタルサーバーの方がお得です。

記事の前半では、実際に測定した自宅サーバーの電気代と計算方法をわかりやすく解説。

後半では、電気代を抑える自宅サーバーの構築のコツや、レンタルサーバーとの比較をお伝えします。

記事を読むことで、あなたは自宅サーバーを運営した場合のリアルな電気代を把握できます。

目次

マイクラサーバー(自宅サーバー)の電気代はいくら?

サーバー、電力、コイン、グラフ、人物

マイクラサーバー(自宅サーバー)を24時間稼働させたら、どれくらい電気代が必要なのでしょうか。

実際に計測したので、具体的な数字を交えながら見ていきましょう。

自宅サーバーの電気代

実測で消費電力が30W程度のミニPCを使用した場合、1ヶ月の電気代は約790円ほどになります。

これは、24時間365日、サーバーを休ませることなく動かし続けた場合の計算ですね。

電気代は、PCの消費電力と、契約している電気料金の単価で決まります。

計算式は、以下のようになっています。

消費電力(W) ÷ 1000 × 24(時間) × 30(日) × 電気料金単価(円/kWh)

今回は、電気料金単価を約36.4円/kWhとして計算してみました。

この単価は、電力会社や契約プラン、さらには燃料費の変動によって変わります。

なので、あくまで目安の一つとして考えておくと良いでしょう。

実際の測定結果から分かること

実際に自宅サーバーの消費電力を測ってみると、常に同じ数値を示すわけではないことに気づきます。

誰もサーバーに参加していないときは、かなり消費電力が低いんですよね。

逆にプレイヤーがログインすれば、サーバーが処理を頑張るので、消費電力もグッと上がるわけです。

つまり、サーバーの稼働状況によって電気代は変わってくる、ということです。

例えば、誰も遊ばない深夜や平日の昼間にサーバーを止めておけば、少しでも電気代を浮かせられます。

しかし、24時間好きな時に集まれるのも、マルチプレイの大きなメリットの1つです。

プレイヤーが居る時間帯や、運営スタイルに合わせて、サーバーの運用方法を考えましょう。

自宅サーバーとレンタルサーバーの費用比較

天秤でオンプレミスとクラウドサーバーを比較する人々

電気代は主に自宅サーバーの話ですが、マイクラサーバーを立てるにはレンタルサーバーを使う方法もあります。

自宅サーバーとレンタルサーバー、長い目で見るとどちらが経済的なのでしょうか。

  • 初期費用
  • 月々の支払い
  • メンテナンス
  • 拡張性

これらの要素を比べて、どちらがお得になるのか見ていきましょう。

レンタルサーバーの月額料金

レンタルサーバーを利用してマイクラサーバーを運営するには

月額1,000円から2,000円程度(長期割引で数百円)

の料金がかかります。

少し高く見えますが、レンタルサーバーの大きなメリットは「料金にサービスが含まれている」という点です。

たとえば、ハードウェア故障の対応や、バックアップなどは運営会社が行ってくれるんですね。

レンタルサーバーを使えば、マイクラサーバーで遊ぶことに集中できます。

他のメリットとして、レンタルサーバーは短期間だけ利用することも可能です。

たとえば「夏休みだけ友達とマイクラをやりたい」という場合なら、1〜2か月分の料金だけ支払えばOKです。

短期的にサーバーを立ち上げたい場合や、長期的に利用するか分からない人にとっては、レンタルサーバーがおすすめですよ。

自宅サーバーの総コスト

自宅サーバーで最初にかかる大きな費用は、サーバー用PCという初期投資でしょう。

最近では、省電力でコンパクトなミニPCが数万円程度で手に入ります。

一度そのPCを手に入れてしまえば、月々かかるのは先ほどお話しした電気代と、インターネット回線料くらいなんです。

インターネット回線を契約済みなら、実質的な追加出費は電気代だけ、と考えることもできそうですね。

ただ、忘れてはならないのが、PCもいつかは寿命を迎えるということ。

数年後には故障したり、性能が物足りなくなったりして、買い替えの時期が来る可能性も。

  • サーバー用PC
  • UPSやNASなど(周辺機器)
  • メモリやストレージの増設

このような設備投資に、まとまった金額が数年に1回必要になるのが、自宅サーバーですね。

どちらがお得か判断する基準

項目自宅サーバーレンタルサーバー
初期費用サーバー用PC:3万〜10万円程度周辺機器基本無料
月々の支払い電気代500〜1,500円程度と、インターネット回線料月額1,000〜2,000円程度
メンテナンス自分で対応(OS更新、バックアップ、セキュリティ対策)業者が対応(セキュリティ・ハード障害・バックアップ)
拡張性自由(メモリ増設、ストレージ追加、ソフト導入可)プラン依存(リソース制限あり)
故障リスク数年に1回、ハード故障や買い替えが必要業者が機材を保証
サポート自分次第(ネット検索や自力対応)専門サポートあり
契約期間の自由度初期投資があるため短期利用には不向き月単位で解約可能、短期運用に向く

この表のように、短期はレンタルサーバー、長期は自宅サーバーの方が、結果的に安くつく傾向にあります。

レンタルサーバーは、初期費用ゼロですぐに始められ、いつでもやめられるという身軽さが強み。

対して自宅サーバーは、最初にまとまった出費があるものの、月々の運営コストはかなり低く抑えられます。

一つの目安として

  • 2年以上サーバーを続けるつもり
  • メモリやストレージを好き勝手増設したい
  • ネットワークなども勉強できる

こんな方なら、自宅サーバーの方がトータルコストで見てお得になる可能性が高い、と考えてOKです。

逆に、マイクラサーバーを簡単に立てて友達と遊びたいなら、レンタルサーバーを選びましょう。

自宅サーバー運営で電気代以外にかかるコスト

自宅サーバーの運用には、電気代の他にも見過ごせないコストが潜んでいます。

快適で安全なサーバー環境を保つためにも、これらの点をしっかり理解しておきたいところです。

騒音対策の必要性

PCは、内部を冷やすためにファンが回るので、どうしても音がしてしまいます。

特に、サーバーに負荷がかかるとファンの回転も激しくなり、その音は大きくなりがち。

24時間動かし続けるサーバーを、いつも過ごす寝室やリビングに置いたとしたら、そのファンの音が気になってしまうかもしれません。

静かなPCケースを選んだり、サーバーを置く場所を少し工夫したり、といった騒音への配慮が求められる場面も出てくるでしょう。

場合によっては、ファンの交換など、防音のためのちょっとした追加投資が必要になることも考えられます。

火事や故障のリスク

PCを使う以上、常に火事や故障の可能性があることを忘れてはいけません。

そのうえ、24時間ずっと稼働させるのは、火事や故障のリスクが高まることになります。

  • 内部に溜まったホコリが原因でショートした
  • 熱がこもりすぎて部品が壊れた

なんてことも、絶対にないとは言い切れません。

万が一の事態を防ぐためにも、サーバーの周りは綺麗に保ち、定期的に内部を掃除することが大切になってきます。

また、ワールドデータのバックアップをこまめに取っておきましょう。

ある日突然PCが動かなくなって、ワールドデータが全て消えてしまう、なんて悲劇も起こるかもしれません。

セキュリティ対策が必須

自宅のサーバーをインターネットの世界に繋ぐということは

外部からの攻撃に狙われる可能性を受け入れる

ということでもあります。

最低限の対策として、OSやソフトウェアは常に最新の状態に更新しましょう。

そして、パスワード認証ではなく、公開鍵認証を設定しておくことが欠かせません。

このような対策を甘く見ていると、自分だけでなく、一緒に遊ぶ友達にも迷惑をかけてしまう事態になりかねません。

絶対にセキュリティ対策は必須です。更新と公開鍵認証だけでもやっておきましょう。

電気代を節約する自宅サーバー構築のコツ

自宅サーバーを運営するからには、少しでもコストを抑えたいと考える人も多いでしょう。

ここでは、電気代を節約しながら、かしこく自宅サーバーを建てるための2つのコツをお教えします。

省電力PCを選ぶ

サーバーに使うPCは、何よりも消費電力の低いモデルを選ぶのが、最も効果の大きい節約だと言えるでしょう。

パワフルなゲーミングPCなど、スペックは十分でも、その分たくさんの電気を消費します。

スペックが高くても商品電力が大きければ、24時間動かすサーバーとしては少し不向きです。

最近は、消費電力が低いのに十分な性能を持つ「ミニPC」がたくさん売られています。

これらのPCは、ノートパソコンに使われるような省エネなCPUを積んでいることが多いんです。

そのため、サーバーに誰もいない時には、消費電力を10W以下に抑えてくれるモデルも珍しくありません。

最初に買う時の値段が少し高くても、長い目で見た時の電気代を考えれば、省電力PCを選ぶメリットは大きいですよ。

使用時間を限定する

サーバーが動いている時間を、実際にみんなが遊ぶ時間帯だけに絞る、というのもおすすめの節約方法です。

例えば、「平日は夜の7時から11時まで」「休日はお昼から夜10時まで」というように、サーバーの稼働スケジュールを決めてしまうわけですね。

こうすれば、PCが動いている時間が短くなるので、その分だけ電気代も自然と安くなります。

ただし、このやり方だと「いつでも好きな時にログインできる」という自由さは少し失われてしまいます。

一緒に遊ぶプレイヤーたちと、あらかじめ時間を相談しておく必要がありそうですね。

まとめ:マイクラ自宅サーバーの電気代を抑えて賢く運営しよう

この記事では、マイクラの自宅サーバーを運営する際にかかる電気代と、節約の工夫やレンタルサーバーとの比較について解説しました。

記事のポイントは以下の5つです。

  • 実測ではミニPCで24時間稼働すると月約790円の電気代がかかった
  • サーバーの消費電力はプレイヤー数や稼働状況によって変動していた
  • 自宅サーバーは初期費用が必要だが、長期運用なら月々のコストが安く抑えられた
  • 騒音・故障・セキュリティ対策といった隠れたコストにも注意が必要だった
  • 省電力PCの導入や稼働時間を限定することで電気代を節約できた

自宅サーバーは自由度や長期コストの低さが魅力ですが、初期投資やメンテナンス、セキュリティ対策は自分で行う必要がありました。

逆に、レンタルサーバーなら月額料金だけで始められ、サーバー管理や障害対応、セキュリティ対策も業者が行ってくれます。

短期間だけ遊びたい場合や、知識に自信がない場合にはレンタルサーバーが便利です。

以下の記事では、マイクラに最適なレンタルサーバーを徹底比較しているので、手軽にサーバーを始めたい方はぜひチェックしてみてください。

そして、サーバー運営を続けるなら、節約だけでなくバックアップやセキュリティも欠かせない要素でした。

以下の記事では「荒らし対策の基本」について解説しているので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

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