2026.08.28

マイクラ統合版でWorldEditを使う方法!導入とコマンド解説

Minecraftのビーコンと鉱石ブロックの階段状構造を建築のイメージとして使い、統合版WorldEdit・導入と権限設定の見出しを重ねたサムネイル
  • Java版のWorldEditの動画を見て憧れたけど、自分は統合版だから使えないと思っている
  • 統合版向けの代替手段があるのか、あるならどう導入してコマンドをどう打てばいいのかわからない
  • 実験的機能を使うと聞いて、ワールドが壊れないか不安

その思い込み、実は半分だけ正解です。

Java版と同じWorldEditは統合版では動きませんが、代わりに使えるコミュニティ製アドオンがあります。

この記事では、Java版との違いから対応バージョンの選び方、環境ごとの導入手順、権限タグの付け方までを詳しく整理しました。

読み終えるころには、自分の統合版ワールドで範囲選択から一括編集までスムーズに実行できるようになります。

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この記事を書いた人spa

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

統合版でJava版と同じWorldEditは使えない

Java版WorldEditを統合版でそのまま使えないため、代替アドオンを導入し、実験的機能と権限タグを確認する流れを示す図解

EngineHubが開発するWorldEditはJava Edition向けに作られており、統合版では同じプラグインを直接利用できません。

代わりに使うのが、Sisiliconが開発するコミュニティ製アドオン「WorldEdit: Bedrock Edition」です。

Java版WorldEditの操作や範囲選択の応用は、Java版の記事で扱っています。

Minecraftでツルハシを使って石を掘る場面に、WorldEdit、一括編集、建築・整地の基本の見出しを重ねたサムネイル

マイクラのワールドエディット使い方!Java版導入とコマンド一覧

導入前に確認する3つのこと

導入する前に、次の3点を確認しておきます。

  • 対応バージョンには安定版と開発版があること
  • 実験的機能(Beta APIs)を使うアドオンであること
  • マイクラのアップデート直後は動かなくなる可能性があること

配布ページでは、通常利用向けのリリースと、先行検証向けのプレリリースが分かれて掲載されています。

配布ページの表示選び方
対応バージョンが合致するリリースプレイ中のBedrockバージョンに対応したものを最優先で選ぶ
Pre-release(先行版)対応版と注意事項を確認し、元ワールドを残したコピーで試す

WorldEdit-BE公式のReleaseページでは、リリース本文の対応版と最小対応版、注意事項を照合します。Latestの表示だけで、プレイ中のBedrockバージョンへの対応を判断しないでください。

実験的APIを利用する以上、マイクラのアップデート直後に動作しなくなったり、ワールドへ影響したりする可能性が残ります。

補足

Beta APIsは、まだ正式版に取り込まれていない実験的な機能をワールドで使うための設定です。WorldEdit: Bedrock Editionの動作にはこの設定が必須です。

プレイ環境で配布物と導入手順が変わる

WorldEdit-BEをローカルワールド、専用サーバー、Aternosへ導入する際の配布物と設定場所を比較した図解

導入場所は、シングルプレイ・Realmsか、統合版サーバーかで変わります。

統合版の専用サーバーを自分で構築するなら、統合版専用サーバーの立て方でダウンロードから接続確認まで進められます。

プレイ環境選ぶファイル作業の中心
ローカルワールド・RealmsWorldEdit.mcaddonワールド設定でビヘイビアパック、リソースパック、Beta APIsを有効化
専用サーバーWorldEdit.server.zip。正式版v0.10.4に同梱で、対応はBedrock 1.21.130専用サーバーのパック置き場とワールドのpack設定へ登録
AternosWorldEdit.mcaddonアドオン未適用のワールドを先にアップロードし、サーバー側へ別途導入

専用サーバーとAternosは、同じ統合版サーバーでも導入方法が別物です。ローカル用の.mcaddonを専用サーバーのフォルダへ置くだけでは動かないため、必ず環境に合う配布物を選んでください。

サーバー向けのWorldEdit.server.zipが配布されているのは、正式版のv0.10.4(Bedrock 1.21.130対応)までです。26.10以降に対応したベータ版v0.11.0には、WorldEdit.beta.mcaddonとエディター版の.mcaddonしかありません。専用サーバーで使うときは、Releaseページで、サーバーのバージョンに合う版の配布ファイルを確かめてください。

Aternosでのサーバー構築自体がまだの場合は、Aternosでの作成手順から進めます。

WorldEdit: Bedrock Editionを導入する手順

導入は、環境に合うファイルを選び、ワールドへ有効化してから動作を確かめる4段階です。

  • ローカルワールド・Realmsへmcaddonを入れる
  • 専用サーバーへサーバー向けZIPを入れる
  • Aternosへmcaddonを入れる
  • 導入できたかを確認する

ローカルワールド・Realmsへmcaddonを入れる

WorldEdit-BEの対応する本体版とリリース種別を確認し、元ワールドを残してコピーへmcaddonを導入する図

ローカルワールドやRealmsで使う場合は、WorldEdit.mcaddonをMinecraftへ読み込ませます。

万が一のデータ破損に備え、導入の第一歩としてワールドのバックアップやコピーを取っておいてください。

.mcaddonファイルは、WorldEdit-BE公式のReleaseページから入手します。リリース本文の対応版と最小対応版、注意事項を読んで、プレイ中のBedrockバージョンに合うものを選んでください。

Pre-releaseと表示されたものは先行版です。対応版に含まれていても、元ワールドを残したコピーで動作を試してください。

  1. ダウンロードした.mcaddonファイルを開いてマイクラに追加する
  2. ワールド設定でビヘイビアパックを有効化する
  3. 同じくワールド設定でリソースパックを有効化する
  4. 実験的機能の一覧からBeta APIsを有効化する
補足

mcaddonは、ビヘイビアパックとリソースパックをひとつにまとめた配布ファイルです。Minecraftで開くと、2種類のパックが取り込まれます。

Realmsで使う場合は、パックを有効にしたワールドを先にローカルで開いて動作確認し、その後にRealmsへアップロードしてください。先に元ワールドを残しておくと、問題が出ても復元できます。

専用サーバーへサーバー向けZIPを入れる

ここからは、WorldEdit.server.zipがある正式版v0.10.4を、Bedrock 1.21.130の専用サーバーへ入れる手順です。WorldEdit-BE公式Releaseページのv0.10.4からWorldEdit.server.zipをダウンロードしてください。

専用サーバーを一度起動し、behavior_packs、resource_packs、config/defaultを必要に応じて作成しておきます。

  1. 専用サーバーを停止し、worlds/[level-name]を含むサーバーフォルダをバックアップする
  2. WorldEdit.server.zipを展開する
  3. WorldEditBPを専用サーバーのbehavior_packsへコピーする
  4. WorldEditRPを専用サーバーのresource_packsへコピーする
  5. variables.jsonを専用サーバーのconfig/default/variables.jsonへコピーする

次に、現在使っているワールドのworlds/[level-name]にあるworld_behavior_packs.jsonとworld_resource_packs.jsonを編集してください。

ファイルがなければ作成し、既存の配列を消さずにWorldEditの項目を追加します。

登録先manifest.jsonから読む値
world_behavior_packs.jsonWorldEditBP/manifest.jsonのheader.uuidとheader.version
world_resource_packs.jsonWorldEditRP/manifest.jsonのheader.uuidとheader.version

追加する項目の形式は{"pack_id":"[manifestのUUID]","version":[manifestのversion]}です。

バージョン更新ごとに値が変わるため、必ず手元で展開した各manifest.jsonの値を確認して記述してください。

最後に専用サーバーを起動し、packの読み込みエラーがないことを確認します。既存ワールドに実験的機能が有効になっていない場合は、先にローカルでBeta APIsを有効にしたワールドを作成してから専用サーバーへ移してください。

Aternosへmcaddonを入れる

Aternosは専用サーバーのファイルを自由に編集する構成とは別物です。WorldEdit-BE公式READMEの案内に合わせ、まずアドオンを適用していないワールドを用意します。

  1. ローカルでワールドのコピーを作り、必要な実験的機能を有効にする
  2. そのワールドへWorldEditを適用せず、Aternosへワールドをアップロードする
  3. Aternos側のpacksからWorldEditのmcaddonをサーバーへ別途導入する
  4. サーバーを起動し、ワールドへ入る

アップロードするワールドにアドオンを先に適用すると、Aternos側の導入と重なって読み込みに失敗することがあります。

Aternosの画面に表示される項目名が変わった場合は、WorldEdit-BE公式READMEのAternos向け注意を優先してください。

導入できたかを確認する

設定後にワールドへ入り、管理者権限のあるプレイヤーで次の順に確認します。

  1. /tag @s add worldeditを実行する
  2. ;wandを実行して選択用のワンドを受け取る
  3. 2か所を選択して、狭い範囲で;set stoneを試す

ワンドが出て、狭い範囲のブロックだけが変われば導入成功です。最初から広い範囲を編集せず、バックアップを残したまま小さく試してください。

反応しない場合は、環境に応じて次の順で見直します。

環境最初に見る場所
ローカル・Realmsビヘイビアパック、リソースパック、Beta APIsの3つが有効か
専用サーバーpackフォルダ、variables.json、2つのworld_*_packs.jsonのUUIDやversion
Aternosワールドへ先にアドオンを適用していないか、サーバー側のpack導入が完了しているか

導入後にワールドの動作がおかしくなった場合は、事前に退避しておいたワールドデータへ差し戻します。

権限タグを付けてコマンドを使えるようにする

導入しただけでは、プレイヤーはWorldEditのコマンドを実行できません。

タグはWorldEdit独自のコマンドではなく、マイクラ本体(バニラ)のタグ機能です。

コマンドを使うには、次のように権限タグを付ける必要があります。

/tag @s add worldedit

タグを付けたあとに;wandを実行し、アイテムを受け取れれば反応しています。

反応しない場合は、タグの付け忘れやタイプミスを疑います。

worldedit.region.setのように個別の権限タグを使えば、使えるコマンドを特定機能だけに絞り込むことも可能です。

/tag @s add worldedit.region.set

建築メンバーには範囲選択と整地だけを許可し、大規模な破壊コマンドを制限したい場合に活用できます。

基本コマンドでワンド選択して編集する

統合版WorldEdit系アドオンで導入確認、権限タグ、ワンド、2点選択、編集コマンド、undoへ進む流れを示す図解

WorldEdit: Bedrock Editionでは、Java版の//ではなく基本的にセミコロン;を使います。

実際に使うのは、ごく一部のコマンドです。

コマンド内容
;wand範囲選択用のワンドを取得
;pos1始点を設定
;pos2終点を設定
;set選択範囲を指定ブロックで一括変換
;replace選択範囲内の特定ブロックを別ブロックに置換
;copy選択範囲をコピー
;cut選択範囲を切り取り
;pasteコピーまたは切り取った内容を貼り付け
;undo直前の編集を取り消し
;redo取り消した編集をやり直し

コマンドを実行すると、チャットに成功メッセージが表示されます。

意図しない結果になった場合は、;undoを使えば編集前の状態に戻せます。

大規模範囲を編集するときの注意

選択範囲が広い状態で;setや;replace、;pasteを実行すると、フリーズやクラッシュの原因になりやすいです。

編集するブロック数を制限したい場合は、次のように;limitで上限を設定します。

;limit [上限のブロック数]

動作の重さが気になる場合は;worldedit perfも使えます。

;worldedit perf

大規模編集で万が一ワールドが壊れた場合に備え、事前にバックアップを取ってから作業するのが安全です。

Realmsで;limitを下げても編集のたびに固まるなら、Realmsが重いときの原因と対処で、端末側の設定から移り先の判断まで順に確かめられます。

公開サーバーで権限タグを配るときの注意点

/tagコマンドは、チートが有効でオペレーター権限を持つプレイヤーだけが実行できるコマンドです。

権限タグは、信頼できる運営メンバーなど、範囲選択や一括編集を任せられる相手にだけ付けます。

一般プレイヤーが勝手に自分へタグを付けることはできませんが、オペレーター側で不用意にタグを配ってしまうと、荒らしによるサーバーの大規模破壊を防げません。

サーバー管理者側で/tag [プレイヤー名] add worldeditを実行し、任せたい相手へ個別にタグを付与する運用にしてください。

誰にどこまでの権限を渡すかという判断は、OP権限を渡すときの考え方とも共通しています。

洞窟内で鉄の胸当てを着たプレイヤーと、背後の作業台やかまどの実ゲーム映像を背景にした、「OP権限の 付け方・外し方」の記事見出し。

マイクラでOP権限を付ける方法!外し方とレベルの違いも解説

spa

範囲を指定して置き換えるコマンド1つで拠点ごと消せてしまうから、worldeditのタグは一緒に建築する相手だけに付けようね。

よくある質問

QJava版WorldEditの.jarファイルは統合版でも使えますか?
A

使えません。Java版WorldEditはJava Edition向けに作られており、統合版では動きません。統合版ではSisiliconが開発するコミュニティ製アドオン「WorldEdit: Bedrock Edition」を使います。

Qコマンドを打っても反応しないのはなぜですか?
A

権限タグが付いていない可能性があります。/tag @s add worldeditを実行してから、再度;wandなどのコマンドを試します。

Q安定版と開発版はどちらを使うべきですか?
A

公式Releaseページでプレイ中のBedrockバージョンに対応しているかを最優先で確認します。マイクラのバージョンアップ直後はPre-release版でのみ対応している場合もあるため、Supported version表記を確認して選びます。

まとめ:統合版でもWorldEditは使える、違いを押さえて導入する

Java版のWorldEditは統合版では使えませんが、コミュニティ製のアドオンWorldEdit: Bedrock Editionを入れれば、範囲選択や一括編集ができます。コマンドは//ではなく;で始まります。

公式のReleaseページで本体のバージョンに合うファイルを選び、実験的機能のBeta APIsを有効にしてから入れてください。コマンドを使うには、/tag @s add worldeditなどの権限タグが要ります。

広い範囲を一度に書き換える前に、バックアップの取り方でワールドのコピーを残しておけば、失敗しても元に戻せます。

公開サーバーで使うなら、権限タグを配る相手は信頼できる人だけに絞るのが前提です。