- マイクラサーバーが重くて困っている
- どうしたらマイクラサーバーが軽くなるのか知りたい
- スペックを変えずにマイクラサーバーを軽くしたい
以上の悩みを解決できる記事となっています。
マイクラサーバーを軽くするには、設定ファイルやMOD、プラグインの整理が必要です。
この記事の前半では、マイクラサーバーが重い原因について解説。
後半では、マイクラサーバーを軽くするための方法について触れていきます。
記事を読めば、スペックを変えなくとも、マイクラサーバーを軽くできるでしょう。
その結果、マイクラサーバーが快適になり、プレイヤーの維持率が高くなるかもしれません。
マイクラサーバーが重い4つの原因
まずは、マイクラサーバーが重い4つの原因を知りましょう。
- サーバーのメモリが足りないと動作が重くなる
- 参加人数が多すぎるとサーバーに負荷がかかる
- MODやプラグインの入れすぎで処理が追いつかない
- サーバーのスペックが低い
サーバーのメモリが足りないと動作が重くなる
マイクラサーバーって、相当なメモリ食い虫なんです。
メモリは、簡単に言えば作業机みたいなもの。
作業机が狭くなると処理が遅れてしまうので、サーバーも重くなってしまう、という感じですね。
マイクラサーバーはすごいメモリを食うので、メモリ容量には余裕を持たせることが大事ですよ。
もし、マイクラサーバーに割り当てているメモリの量が少なければ、割り当てる量を増やせば解決できます。
そもそもサーバー自体にメモリ容量が少ないのであれば、増設やプランのアップグレードを検討してください。
参加人数が多すぎるとサーバーに負荷がかかる
参加人数が多くなると、マイクラサーバーへの負荷は増加します。
理由は簡単で、各プレイヤーの動作やアイテムの処理が必要になるからです。
サーバースペックに余裕があれば、人数が増えても全然問題ありません。
しかし、サーバースペックが低い場合、人数が増えることで処理できる限界を超えてしまうことがあります。
そうなると、当然処理の遅れが発生し、マイクラサーバーが重くなる原因になるんです。
MODやプラグインの入れすぎで処理が追いつかない
新しい機能を追加するMODやプラグインは、メモリの消費量を上げることになります。
MODやプラグインを入れること自体は全然問題ないのです。
しかし、たくさん導入してしまうとサーバーのメモリ容量を大きく消費してしまいます。
それほど人数がいないのに、メモリ容量だけが異常に消費されているという状態になってしまうので注意が必要です。
基本的に、MODやプラグインは最低限に抑えることを意識してください。
サーバーのスペックが低い
そもそもの話として、サーバーのスペックが低いということもあります。
自作サーバーであれば、サーバーに使っているPCの性能が低く、レンタルサーバーであればプランが足りていないということです。
メモリとCPUがマイクラサーバーには重要なんですけれども、基本的にメモリ不足のことが多いですね。
CPUに関しては、レンタルサーバーであればメモリから逆算してCPUを自動で選択してくれます。
一方、自宅サーバーではそういうことをやってくれないので、人によってはCPUが弱かったりすることもあるでしょう。
マイクラサーバーのスペックに関しては、以下の記事を参考にしてください。


サーバーの設定ファイルで動作を最適化する方法
サーバーの設定ファイルで動作を最適化することができます。
view-distanceで描画距離を調整する
view-distanceはプレイヤーが見えるワールドの描画距離です。
プレイヤーを中心に、どれくらいの範囲が見えるかっていうのを設定できるんです。
server.propertiesファイルで設定を変更できます。
以下のように設定することで、サーバーの負荷を軽減できます。
view-distance=8
ただ、数値を低くすればその分、プレイヤーから見るワールドの範囲が狭くなってしまいます。
あまりに低い数値を入れるとプレイがしにくくなり、プレイヤー離れにつながるかもしれません。
なので、いきなり低い数値にするのではなく、バランスを見ながら調整してください。
simulation-distanceで演算範囲を狭める
simulation-distanceはゲーム内の計算を行う範囲を制御します。
数字はチャンク単位なので、以下の場合だと半径6チャンクとなりますよ。
simulation-distance=10
範囲を狭めることで、サーバーの処理負荷を軽減できます。
ただ、範囲を狭くすると遠くのチャンクの処理が行われなくなります。
例えば、苗木が成長しなくなったり、動物が子供から大人に成長しなくなったりするんです。
なので、拠点付近に重要なものが多いのであれば、12チャンクくらいに増やしてもいいかもしれませんね。
設定変更後は必ずサーバーを再起動する
設定を変更したら必ずマイクラサーバーを再起動してください。
マイクラサーバーを再起動しないと、設定の変更が反映されないからです。
再起動の方法は以下の記事を参考にしてください。


メモリ割り当てを増やしてサーバーを安定させる方法
マイクラサーバーはメモリをかなり食うので、メモリを増やすことでサーバーが安定します。
適切なメモリ設定をすることで、快適なマルチプレイを行うことができるでしょう。
基本的には最低2GB以上のメモリを割り当てて、人数に応じて増やしていくという感じですね。
具体的なメモリ割り当てに関しては別記事で解説しています。


MOD・プラグインを整理する方法
MODやプラグインを整理することで、マイクラサーバーを軽くすることができます。
使っていないMOD・プラグインを削除してメモリを節約
使っていないMODやプラグインは、メモリをただ食うだけの邪魔なものなので削除しましょう。
削除方法は簡単で、MODフォルダやプラグインフォルダからファイルを削除するだけです。
ただ、MODやプラグインをどこかで使っていないか確認してから削除してください。
意外とどこかが使われているってことはあります。
例えば、前提プラグインとして入れたものの、それを忘れてしまったということなどです。
サーバーでよく使ってたプラグインの前提プラグインだったので、結構被害が大きかったですね。
当然前提プラグインを抜いた後、動かなくなってしまい、それが原因と気づかなかったので原因究明に時間がかかりました。
重いMOD・プラグインを特定して代替手段を探す
メモリ消費量の多いMODやプラグインがあれば代替できないか調べてみてください。
正直、優先度は低くても問題ありません。
しかし、代替できる軽いプラグインやMODがあればそちらに乗り換える方が良いでしょう。
意外と古いプラグインは重かったりするので。
バックアップを取ってから作業をする
これらの変更に関しては、必ずバックアップを取ってから作業してください。
例えば前提プラグインとして入れていたものの、忘れていて消してしまったということがあったとします。
バックアップを取っていればその時まで戻せるので、「プラグインを抜いたら動かなくなったから、このプラグインを抜かないでおこう」となりますよね。
しかし、バックアップを取っていないと「なぜプラグインを抜いたら動かなくなったんだろう」と考えることになってしまい、時間が無駄になってしまうんです。
なので、これらの変更をする前に必ずバックアップを取ってください。
サーバーソフトを軽量版に変更する方法
マイクラサーバーには様々な種類があります。
もちろん、軽量化に特化したマイクラサーバーのソフトもあります。
そこで軽量化に特化したマイクラサーバーのソフトウェアに乗り換えるという方法を紹介します。
PaperMCで劇的にパフォーマンスを改善
PaperMCというサーバーソフトを、当サイトではおすすめしています。
有名なSpigotサーバーのフォークとして作られているサーバーです。
Spigotサーバーより内部の最適化が進んでいて、同じ性能でもより高いパフォーマンスを発揮することが可能。
乗り換えが大変そうと思うかもしれませんが、サーバーソフトのJARファイルを置き換えるだけで大丈夫です。
もちろんバックアップを行ってから作業してくださいね。
PaperMCに関する詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。


まとめ:スペックを変えなくてもマイクラサーバーは軽くできる
この記事では、マイクラサーバーが重い原因から、軽くする方法まで解説してきました。
マイクラサーバーの重さを改善するポイントは以下の5つでした。
- メモリ不足の解決が最も重要です
- サーバー設定ファイルを調整することで、軽くすることが可能です
- MODやプラグインの整理も重要で、効果が大きい
- 軽量版のサーバーソフトを使うことも効果あり
- どうしても無理な時は、スペックを上げることも検討しましょう
以上の方法を試せば、あなたのマイクラサーバーも快適に動作するはずです。