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2026.08.02広告・PRを含む記事です

BungeeCordの立て方!複数サーバー間を移動する設定を解説

BungeeCordで複数サーバーを接続して移動する設定を示すサムネイル
  • BungeeCordの導入方法がわからない…
  • 複数のマイクラサーバーを連携させる設定が難しい…
  • サーバー間の移動がうまくできない…

BungeeCordは、複数のマイクラサーバーをひとつのアドレスにまとめるプロキシサーバーです。

ロビーから生活サーバーへ移動したり、ミニゲームを別サーバーで動かしたりする構成を作れます。

BungeeCordのダウンロードから起動ファイルの作成、config.ymlの設定、子サーバーとの接続まで、手順をまとめたのがこの記事です。

初心者

サーバーを2つ動かすなんて、難しそうです…

spa

設定するファイルは決まっているので、順番どおりに進めれば大丈夫です。

管理人spaのアイコン
spaこの記事を書いた人

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

BungeeCordとは?

BungeeCordでプレイヤーがプロキシに接続し、lobby・survival・mini-gameの各サーバーへ振り分けられる構成図

BungeeCordは、複数のマイクラサーバーを連携させるためのプロキシサーバーです。

プレイヤーが1つのサーバーアドレスで接続し、複数のサーバーを自由に移動できます。

ロビーサーバーやミニゲームサーバーなど、種類の違うサーバーでも1つのアドレスでまとめて管理できるのが最大の特徴。

特に、大規模なマイクラサーバーに使われることが多い印象ですね。

BungeeCordはJava版のSpigot・Paper系を基本対象としています。統合版サーバーは対象外です。

ForgeはBungeeForgeのような互換MODを入れれば接続できる構成がありますが、Fabricは現在サポートされているBungeeCord互換MODがなく、Fabricサーバーをつなぐ場合はVelocity+FabricProxy-Liteという別構成が必要です。

初心者は、まずPaper・Spigot・Purpurなどのプラグイン対応サーバーで構成することをおすすめします。MOD構成をつなげたい場合は、接続予定のサーバー種類と対応MODを先に確認します。

子サーバーに使うPaperサーバーがまだない場合は、先に立て方から確認してください。

PaperMCでプラグイン対応マイクラサーバーを立てる手順

マイクラプラグインサーバーの立て方!Paperで導入する手順を初心者向けに解説

BungeeCordの導入方法を紹介

BungeeCordの導入は、次の3手順です。

  • BungeeCordのダウンロード
  • BungeeCord用のフォルダを作成する
  • 起動ファイルを作成する

BungeeCordのダウンロード

BungeeCordの公式Jenkinsページを開きます。

ダウンロードページに飛んだら、BungeeCord.jarという部分をクリックします。

下の画像の囲っている部分ですね。

Jenkins BungeeCord最新成功ビルドの成果物BungeeCord.jar

これでBungeeCordのダウンロードが始まります。

BungeeCord用のフォルダを作成する

BungeeCordは起動時にconfig.ymlやlogsフォルダなどの設定ファイルを生成します。

デスクトップなど適当な場所で起動すると、これらのファイルが散らばって管理が大変です。

わかりやすい場所にフォルダを作成してから、BungeeCord.jarをそのフォルダに入れます。

ダウンロードフォルダ内のBungeeCord.jarファイル

これで、作ったフォルダの中に設定ファイルが生成されます。

起動ファイルを作成する

BungeeCordはダブルクリックでは動かないため、コマンドを書いた起動ファイルが必要です。

この手順はWindowsで行います。事前にJavaが入っているか確認しておくと、起動時のエラーで止まりません。

BungeeCord.jarがあるフォルダに、テキストファイルを作成します。

新規作成メニューのテキストドキュメント

テキストファイルを作成したら、メモ帳などで開いて以下の内容をそのままコピペします。

Terminal window
java -Xms1G -Xmx1G -jar BungeeCord.jar

BungeeCord.jarをメモリ1GBで動かす指示です。

BungeeCordはプレイヤーの接続を振り分けるだけなので、メモリはゲームサーバーより少なくて済みます。

数十人規模なら、1GBで十分です。

ただし、BungeeCordの先につなぐロビーやゲームサーバーは、それぞれ別に人数分のメモリを確保する必要があります。

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8GBは1ヶ月2,283円。ロビーとゲームサーバーを分けて動かす余裕を持たせられます

子サーバー用のプランを確認する

内容を保存したら、拡張子を.txtから.batに書き換えます。

これで、コマンドを扱えるバッチファイルになりました。

バッチファイルをダブルクリックします。

コマンドラインでreconnect_yaml, cmd_find, cmd_server, cmd_alert, cmd_send, cmd_listプラグインが有効になり、0.0.0.0:25577でリッスンしている

黒い画面が表示されて、以下の内容がでていれば起動完了です。

Terminal window
[情報] Listening on /0.0.0.0:25577

BungeeCordの設定方法を紹介

起動したら、config.ymlを開きます。

変更する箇所は2箇所です。

  • 待機ポートの変更をする
  • ip_forwardを有効にする

待機ポートの変更をする

デフォルトは25577なので、プレイヤーが接続するポート番号に変更します。

マイクラサーバー側のデフォルトは25565なので、外から接続しやすいよう25565にしておくのが基本です。

host: 0.0.0.0:25577
host: 0.0.0.0:25565

ip_forwardを有効にする

ip_forwardtrueにします。

これはプレイヤーのIPアドレス情報をBungeeCordから子サーバーへ正しく渡すための設定です。

falseのままだと、子サーバー側でIPが取得できず、一部プラグインが正常に動きません。

ip_forward: false
ip_forward: true

マイクラサーバー側の設定を紹介

マイクラサーバー側は3箇所設定します。

  • 各サーバーの基本設定を編集する
  • Spigotの設定ファイルを編集する
  • Bukkitの設定ファイルを編集する

各サーバーの基本設定を編集する

編集するのは、マイクラサーバーの設定ファイルserver.propertiesです。

書き換えるのはポート番号と認証の2行だけで、子サーバーの数だけ同じ作業を繰り返します。

どのサーバーのファイルを開いているか分からなくなりやすいので、1台ずつ順に進めてください。

ポート番号を変更する

BungeeCordと子サーバーが同じポートを使うと競合して起動できません。

BungeeCordを25565に設定した場合、子サーバー側は別の番号にします。

僕は近い数字がわかりやすいので、マイクラサーバー側は25566番などにすることが多いですね。

server-port=25565
server-port=25566

認証をプロキシ側へ任せる設定にする

子サーバー側のserver.propertiesonline-mode=falseにします。

BungeeCordがMojangの認証を代わりに行うため、子サーバーで二重に認証する必要はありません。

trueのままにすると、接続時に認証エラーが出て参加できません。

online-mode=true
online-mode=false

online-mode=falseにすると、子サーバーへ直接つないだ相手の認証が省かれます。

子サーバーのポートは必ずファイアウォールで閉じ、外からはBungeeCordのポートだけを開けてください。

ここを開けたままにすると、なりすましでOP権限を持つ名前として入られる恐れがあります。

このonline-mode=falseのままでは、あなたの子サーバーを単体で公開したときに誰でもなりすませてしまうので、プロキシ経由でだけ入れるようファイアウォールで子サーバーのポートは必ず閉じておきます。

ちなみに、新しいプロキシのVelocityなら、modern forwardingという仕組みで子サーバーとの通信を鍵で検証できるのが特徴です。

これから新しく組むなら、BungeeCordと一緒にVelocityも比べてみるといいです。動かすにはJava21以上が必要になります。

Spigotの設定ファイルを編集する

spigot.ymlの編集箇所は1つだけです。

BungeeCordの利用を許可する設定をtrueにします。

bungeecord: false
bungeecord: true

Bukkitの設定ファイルを編集する

bukkit.ymlconnection-throttle-1に変更します。

BungeeCordでサーバー間を移動すると短時間に複数の接続が走るため、この設定は必要です。

デフォルトの4000のままだと、接続が弾かれることがあります。

connection-throttle: 4000
connection-throttle: -1

BungeeCordとマイクラサーバーをつなげる

config.ymlの中に、以下のような記述があります。

servers:
lobby:
motd: '&1Just another BungeeCord - Forced Host'
address: localhost:25565
restricted: false

この部分を変更すると、BungeeCordと子サーバーがつながる仕組みです。

項目説明
lobbyサーバーの名前。ここは自由に設定可能
motdサーバーの説明欄
addressサーバーのアドレスとポート番号。同じポートは使用不可
restrictedtrueにすると権限を持つ人以外はサーバーに入れなくなる

サンプルコードを紹介

サンプルコードを作成したので、これを参考に設定してみます。

servers:
lobby:
motd: "ロビー"
address: localhost:25566
restricted: false
survival:
motd: "生活サーバー"
address: localhost:25567
restricted: false
rpg:
motd: "RPGサーバー"
address: localhost:25568
restricted: false

同じPCで動かすならlocalhostのまま、別のPC・VPSで動かすならそのサーバーのIPアドレスに変更します。

複数サーバーをVPS1台にまとめて置きたい場合は、root権限のあるXServer VPS for Gameも候補です。

4GBは36カ月契約で月1,700円。BungeeCordと子サーバーを1台のVPSにまとめられます

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BungeeCordでマイクラサーバーを移動する方法

BungeeCordと子サーバーを再起動したら、ゲーム内のコマンドで移動を確認します。

確認は2段階で進めます。

  • 再起動する
  • マイクラサーバーに参加して移動する

再起動を挟まないと、書き換えた設定が読み込まれません。

再起動する

すべての設定が終わったら、BungeeCordと子サーバーの両方を再起動します。

どちらか一方だけでは、設定が反映されません。

止めるときはBungeeCordから先に落とすと、プレイヤーが中途半端に切断された状態になりません。

マイクラサーバーに参加して移動する

マイクラのサーバー一覧に、BungeeCordのアドレスとポート(25565に変更した場合はそのまま)で接続します。

接続先はBungeeCordのアドレスです。子サーバー(25566など)には直接入る必要はありません。

サーバー間の移動は1つのコマンドで済みます。

/server [設定したサーバー名]

/serverまで打ち込むと候補が出てくるので、そこから行きたいサーバーをTABキーで補完すると手間が省けます。

マイクラでlobbyコマンドを入力

QBungeeCordとVelocityはどちらを選べばいいですか?
A

新しく組むならVelocityのほうが動作が軽く、設定も整理されています。すでにBungeeCord前提のプラグインを使っている場合や、日本語の情報量を優先する場合はBungeeCordのままで問題ありません。

Q子サーバーごとに持ち物を分けられますか?
A

BungeeCord本体では分けられません。プロキシは接続の振り分けだけを行うため、持ち物や経験値を分けたい場合は子サーバー側のプラグインで管理します。

Q統合版の友達もBungeeCordのサーバーに入れますか?
A

そのままでは入れません。GeyserMCをプロキシか子サーバーへ導入すると、統合版からも同じアドレスで参加できるようになります。

まとめ:BungeeCordで複数のマイクラサーバーを統合しよう

BungeeCordを使えば、ロビー・生活・ミニゲームなど用途の違うサーバーをひとつのアドレスにまとめられます。

  • プロキシは25577など、子サーバーと重ならないポートで待ち受ける
  • 子サーバーはonline-mode=falseにして、認証をプロキシ側へ任せる
  • spigot.ymlbukkit.ymlでIP転送の設定をそろえる
  • うまく動かないときは、プロキシと子サーバーを両方再起動する
  • 起動後に/serverでサーバー一覧が出れば、移動できる状態

ミスが起きやすいのは、子サーバーの認証設定とポートの重複の2か所です。

ここまでそろえば、友達はアドレスを1つ覚えるだけで、ロビーから好きなサーバーへ移れます。

BungeeCordや子サーバーで使うポート番号を変更したい場合は、ポート番号の変更手順で確認できます。

複数サーバーの構成を自分で組み切れない場合は、構築の相談することもできます。