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2026.08.18

【マイクラ】BetterRTPの使い方!ランダムテレポートの設定方法

PaperサーバーにBetterRTPを導入してランダムテレポートを設定するイメージ
  • BetterRTPを入れたいけど、config.ymlの項目が多くてどこを設定すればいいか分からない
  • ワールドごとに使える人と使えないワールドを分けたいのに、権限ノードの割り当て方が分からない
  • 自分のサーバー環境で使って大丈夫なのか、公式ページの表記だけでは判断できない

BetterRTPはワールドごとにテレポートできる範囲や条件を細かく制御できるプラグインですが、設定項目が多く、どこから手をつければいいか迷いやすいです。

この記事では、導入手順からconfig.ymlの主要項目、/rtpの使い方、ワールドごとの権限設定、動かないときの対処法までを順番に説明します。

読み終わったときのゴールは、BetterRTPを導入し、config.ymlの主要項目を自分のサーバーに合わせて設定できている状態です。

LuckPermsでワールドごとの利用権限を割り当て、運用を進められる状態を目指しましょう。

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spaこの記事を書いた人

サーバーの構築と運用を繰り返して4年。その経験をもとに記事100本以上を執筆。

BetterRTPとは?向いている人と使う前の注意点

BetterRTPがワールド内の安全な場所へランダム移動し、範囲や危険な場所、ワールドごとの条件を管理できることを示した図解

BetterRTPは、プレイヤーをワールド内のランダムな座標へ、安全な場所を探しながらテレポートさせるプラグインです。

探索用ワールドやPvP用ワールドなど、ワールドごとにテレポートできる範囲や条件を自分で細かく制御したい運営者に向いています。

BetterRTPの配布ページには、最近のマイクラバージョンへの対応表記がありません。導入する場合は、config.ymlpluginsフォルダ・ワールドデータをバックアップしたうえで、実際にサーバーを起動して動作を確認します。

BetterRTPはプラグイン対応サーバーで動作するプラグインです。

まだPaperサーバーを用意していない場合は、先にサーバーを立てておいてください。

PaperMCでプラグイン対応マイクラサーバーを立てる手順

マイクラプラグインサーバーの立て方!Paperで導入する手順を初心者向けに解説

BetterRTPでできること

BetterRTPで制御できる主な内容は次のとおりです。

機能制御する内容
テレポート範囲の指定ワールドボーダーや半径でテレポート先の範囲を制限する
保護区域の回避WorldGuardやGriefPreventionで保護したエリアへのテレポートを避ける
除外ブロック・除外ワールド水や溶岩などのブロック上や、特定ワールドでのテレポートを禁止する
待機時間とクールダウンテレポート実行までの待機時間と、連続使用の間隔を制御する
ワールドごとの利用権限権限ノードで、RTPを使えるワールドを制御する

配布ページのSupported Software欄には、WorldGuardやGriefPreventionなど保護プラグインの名前が並んでいる状態です。

保護区域を回避する具体的な設定は、次の章のconfig.ymlの設定で扱います。

BetterRTPの導入手順

BetterRTPの導入前にバックアップを取り、配布ページからjarを入手してpluginsへ配置し、再起動後に緑色表示を確認する流れを示した図解

BetterRTPの導入手順は次の4ステップです。

  • 導入前にバックアップを取る
  • 配布ページからjarをダウンロードする
  • pluginsフォルダに配置して再起動する
  • /pluginsで導入を確認する

導入前にバックアップを取る

導入する前に、次の3つをバックアップしてください。

  • config.yml
  • pluginsフォルダ全体
  • ワールドデータ

バックアップを取っておけば、導入後に想定と違う挙動が出ても元の状態へ戻せます。

配布ページからjarをダウンロードする

BetterRTPの正式な配布ページはSpigotMCです。

配布ページから最新のjarファイルをダウンロードします。

補足

配布ページに書かれているTested Minecraft Versionsは、開発者が実際に確認した範囲を指すもので、それより新しいサーバーで動かないという意味ではありません。破壊的な変更がない限り、表記より新しいバージョンでも動くことは珍しくないため、導入後に自分の環境で一度動作を確認してください。

pluginsフォルダに配置して再起動する

ダウンロードしたjarファイルを、サーバーのpluginsフォルダへ移動します。

server/
└── plugins/
└── BetterRTP.jar

配置が終わったら、サーバーを再起動してください。

起動中のサーバーにjarを置いても、再起動するまでは読み込まれません。

/pluginsで導入を確認する

サーバー起動後、コンソールで次のコマンドを実行します。

plugins

一覧にBetterRTPが緑色で表示されていれば、導入は成功です。

赤色で表示されている場合や一覧に出てこない場合は、起動ログを確認してください。

BetterRTPの反映は/reloadではなく、サーバーの再起動で行う点にも注意が必要です。

初期設定でconfig.ymlの主要項目を確認する

BetterRTPのconfig.ymlで最初に確認する範囲、高さ、除外、保護プラグイン連携の4項目を示した図解

導入するとplugins/BetterRTPフォルダにconfig.ymlが生成される仕組みです。

まずは次の4項目を確認します。

  • テレポート範囲とワールドボーダーを設定する
  • Y座標とワールドタイプを設定する
  • 除外ブロックと除外ワールドを設定する
  • 保護プラグインと経済機能との連携を確認する

上から順に確認していけば、テレポート先の範囲から保護プラグインとの連携まで一通り把握できます。

テレポート範囲とワールドボーダーを設定する

UseWorldBorderの初期値はfalseです。

MaxRadiusは1000、MinRadiusは10が初期値です。

CenterXCenterZはテレポート範囲の中心座標で、どちらも初期値は0となっています。

Shapeは範囲の形状を指定する項目で、初期値はsquareです。

UseWorldBorderをtrueにすると、ワールドボーダーの範囲内だけにテレポート先を制限できます。

Y座標とワールドタイプを設定する

MinYMaxYはテレポート先として許可する高さの範囲で、初期値はMinYが0、MaxYが320となっています。

WorldTypeはNORMALかNETHERのどちらかをワールドごとに設定する項目です。

NORMALは最高高度を基準に、NETHERは最低高度や洞窟系のワールドを基準にテレポート先を探します。

除外ブロックと除外ワールドを設定する

BlacklistedBlocksには、水や溶岩などテレポート先として不適切なブロックが初期状態で登録されています。

DisabledWorldsには初期状態でprisonとcreativeが登録されていて、これらのワールドではデフォルトでRTPが無効です。

自分のサーバーで使っているワールド名と照らし合わせて、必要な項目だけ追加します。

保護プラグインと経済機能との連携を確認する

Respect設定を有効にすると、WorldGuardやGriefPreventionで保護したエリアへテレポートさせないようにできます。

Vault・WorldGuard・GriefPrevention・Multiverse-Core・Essentialsはいずれも入っていれば連携するだけの依存関係で、必須ではありません。

経済機能を使う場合にVaultUnlockedとの連携が必要かどうかは公式に明記されていないため、実際に設定してから動作を確認します。

保護プラグインの導入方法は、WorldGuardの使い方で詳しく解説しています。

config.ymlの主要項目をまとめると次のとおりです。

項目名制御する内容初期値
UseWorldBorderワールドボーダー内に範囲を制限するかfalse
MaxRadiusテレポート範囲の最大半径1000
MinRadiusテレポート範囲の最小半径10
CenterX・CenterZテレポート範囲の中心座標0・0
Shapeテレポート範囲の形状square
MinY・MaxYテレポート先として許可する高さ0・320
WorldTypeNORMALかNETHERかの高度基準ワールドごとに設定
BlacklistedBlocksテレポート先として除外するブロック水・溶岩などを登録
DisabledWorldsRTPを無効にするワールドprison・creative

BetterRTPの実際の使い方

BetterRTPで/rtpを実行し、待機して安全な場所を探したあとテレポートする流れと、設定確認用コマンドを示した図解

導入とconfig.ymlの設定が終わったら、実際に/rtpを使ってみましょう。

BetterRTPの基本的な使い方は次の5つです。

  • 基本のコマンドでテレポートする
  • 待機時間とキャンセル条件、安全な場所探しの仕組み
  • クールダウンで連続使用を制限する
  • 設定の反映とワールド情報を確認する
  • 資源サーバーへの移動で使う運用例

コマンド自体はシンプルですが、待機時間やクールダウンの仕組みを知っておくと、動かないときの原因を切り分けやすくなります。

基本のコマンドでテレポートする

BetterRTPのコマンド本体はbetterrtpで、brtp・rtp・randomtp・wild・wildtpのどのエイリアスでも実行できます。

/rtp

実行すると、現在のワールド内でランダムな座標へテレポートする仕組みです。

待機時間とキャンセル条件、安全な場所探しの仕組み

Delay設定には次の3項目があります。

  • Enabledは待機時間を有効にするかどうか
  • Timeは待機する秒数
  • CancelOnMoveは待機中に動いたらキャンセルするかどうか

初期値はEnabledがtrue、Timeが5秒、CancelOnMoveがtrueです。

CancelOnMoveがtrueの場合、待機中にプレイヤーが動くとテレポートがキャンセルされます。

安全な場所を探す試行回数はMaxAttemptsで決まり、初期値は32で、100を超える設定は推奨されていません。

テレポート先の候補が繰り返し見つからない場合は、MaxAttemptsの値を見直します。

クールダウンで連続使用を制限する

Cooldown設定は、/rtpを連続で使えないようにする間隔を制御する項目です。

具体的な秒数は確認元によって差があったため、この記事では断定していません。

導入後に自分のconfig.ymlのCooldownの値を直接確認してください。

設定の反映とワールド情報を確認する

config.ymlを編集したら、次のコマンドで設定を反映します。

/rtp reload

実行には権限betterrtp.reloadが必要です。

デフォルトはopなので、通常は管理者だけが実行できます。

現在RTPが使えるワールドの情報を確認するには、次のように実行します。

/rtp info world [world_name]

実行には権限betterrtp.infoが必要で、こちらもデフォルトはopです。

資源サーバーへの移動で使う運用例

spa77.works SMPでは、資源サーバー用のワールドへ移動するとき、/rtpを毎回自分で打たず、Skriptで初回入場時だけ自動実行する仕組みにしています。

同じ場所にスポーンすると周辺の資源が枯れてしまうため、着地点を散らす目的です。

仕組みはワールド退出時の座標を変数へ保存しておくことです。入場時にその変数が空なら/rtpを実行し、値があれば座標へテレポートします。

2回目以降は前回の続きの場所へ戻れるので、資源を探しに行くたびに移動し直す手間もありません。

config.ymlの設定だけでは、退出時の座標を記憶して再現する項目はないため、この部分はSkriptで組んでいます。

条件をあとで変えたくなったときに直しやすい点と、コードベースだとAIにも手直しさせやすい点が、Skriptを選んだ理由です。

Skriptのon joinイベントと変数の使い方は、Skriptの使い方で解説しています。

ワールドごとの利用権限を設定する

BetterRTPの基本権限をLuckPermsで付与し、対象ワールドでテストする流れと全ワールド権限を示した図解

BetterRTPは権限ノードを使って、ワールドごとに使える人を分けられます。

設定する権限は次の3つです。

  • 基本の利用権限を確認する
  • ワールドごとに個別権限を絞る場合の注意点
  • LuckPermsで権限を付与する例

基本権限から順に確認し、必要であればLuckPermsで個別に付与します。

基本の利用権限を確認する

betterrtp.use/rtpコマンドを実行するための基本権限で、デフォルトはtrueです。

betterrtp.world.*は、有効な全ワールドでRTPを使えるようにするワイルドカード権限になっています。

ワールドごとに個別権限を絞る場合の注意点

特定のワールドだけに使用を限定するbetterrtp.world.[ワールド名]のような書き方は、Permissionsのwikiページにもplugin.ymlにも明記されていません。

betterrtp.world.*というワイルドカード表記の命名規則から、同じような個別ワールド向けの権限が使える可能性はありますが、公式が確定させた構文ではないというのが実情です。

権限を割り当てたら、対象のワールドだけで/rtpが使えるかを実際に確認してください。

設定の優先順位は次の順です。

  • Default:config.ymlの既定値
  • Custom World:ワールドごとのconfig.yml設定
  • Locations:locations.ymlに登録した地点
  • Permission Group:betterrtp.group.[グループ名]の権限で切り替える設定

上位の項目に値がない場合は、下位の設定が使われる仕組みです。

LuckPermsで権限を付与する例

LuckPermsを使うと、プレイヤーやグループ単位で権限を割り当てられます。

/lp user [プレイヤー名] permission set [権限ノード] true

[プレイヤー名]を対象のプレイヤー名、[権限ノード]をbetterrtp.world.*などの権限ノードに置き換えて実行してください。

LuckPermsの導入や基本設定は次の記事で解説しています。

LuckPermsで権限管理とグループ設定を行うサムネイル

LuckPermsの使い方!導入から権限設定まで初心者向けに解説

権限ノードをまとめると次のとおりです。

権限ノード効果デフォルト
betterrtp.use/rtpを実行できるtrue
betterrtp.world.*有効な全ワールドでRTPを使える個別に付与
betterrtp.reloadconfigをリロードできるop
betterrtp.infoRTPが使えるワールドの情報を見られるop

よくあるトラブルと対処法

BetterRTPが有効にならない、テレポートできない、ワールドが違う、設定を戻したいときの確認先を示した図解

BetterRTPで困りやすい場面は次の4つです。

  • プラグインが有効にならない・テレポートできない場合の確認順序
  • 安全な場所が見つからずテレポートが止まる場合
  • 特定ワールドでRTPが使えない・意図しないワールドに飛ぶ場合
  • 設定を戻したいときの切り戻し手順

順番に確認していけば、原因を絞り込めます。

プラグインが有効にならない・テレポートできない場合の確認順序

まずpluginsを実行し、BetterRTPが緑色で表示されているか確認してください。

赤色や非表示の場合は、起動ログでエラーの有無を確認します。

設定を変更した直後であれば、/reloadではなくサーバーを再起動して反映させてください。

起動ログだけで判断できない場合は、プラグインが反映されないときの確認手順に沿って原因を切り分けます。

安全な場所が見つからずテレポートが止まる場合

何度も/rtpを実行してもテレポートしない場合は、MaxAttemptsの値が小さすぎる可能性があります。

値を目安の32から少しずつ増やして、動作を確認してください。

特定ワールドでRTPが使えない・意図しないワールドに飛ぶ場合

DisabledWorldsに対象のワールド名が入っていないか確認します。

初期状態ではprisonとcreativeが登録されているため、これらのワールドで動かないのは想定どおりの挙動です。

次に、betterrtp.world.*やワールドごとの個別権限が正しく割り当てられているか確認してください。

Multiverse-Coreを併用している場合は、Multiverse-Core側のワールド名とBetterRTPの設定で使っているワールド名が一致しているかもチェックポイントです。

複数ワールドの運用方法は次の記事で詳しく解説しています。

Multiverse-Coreで複数ワールドを管理する方法を示すサムネイル

【マイクラ】Multiverse-Coreの使い方を解説!複数ワールドの作成・移動・設定

設定を戻したいときの切り戻し手順

想定と違う挙動が出た場合は、バックアップしておいたconfig.ymlとlocations.ymlを元の場所へ戻します。

戻したらサーバーを再起動し、pluginsでBetterRTPが有効になっているか再確認してください。

それでも動作が不安定な場合は、無理に使い続けず、別のバージョンや別のプラグインを検討する選択肢もあります。

よくある質問

Qテレポート先の座標を固定することはできますか
A

Locationsという仕組みを使うと、あらかじめ登録した地点をテレポート候補にできます。設定の優先順位ではCustom Worldより上位で扱われるため、範囲設定より優先してテレポート先を固定したい場合に使います。

Qワールドごとに違う設定を使うことはできますか
A

できます。Custom Worldという仕組みで、ワールドごとにconfig.ymlの値を上書きできます。Defaultの設定は全ワールド共通の基本値で、特定のワールドだけ範囲やY座標を変えたい場合にCustom Worldを使います。

QWorldGuardを入れていなくてもRespect設定は使えますか
A

Respect設定は、WorldGuardやGriefPreventionなど保護プラグインと組み合わせて初めて効果を発揮します。保護プラグインを導入していない場合は、Respectを有効にしても除外されるエリアがないため、実質的に何も変わりません。

まとめ:BetterRTPは実機確認しながら安全に導入する

BetterRTPは、ワールドごとにテレポートできる範囲や条件を細かく制御できるプラグインです。

この記事で押さえたポイントをまとめます。

  • 配布ページからjarを入手し、pluginsフォルダへ配置して/pluginsで有効化を確認する
  • config.ymlでテレポート範囲、Y座標、除外ブロック、除外ワールドを自分のサーバーに合わせて設定する
  • /rtpで実行し、/rtp reloadで設定を反映、/rtp infoで対象ワールドを確認する
  • LuckPermsでbetterrtp.usebetterrtp.world.*を割り当て、対象ワールドだけ動作するか確認する
  • 配布ページに最近のマイクラバージョンへの対応表記はないため、導入前にバックアップを取り、実機で動作を確認する

次にやることは、まず自分のサーバーでバックアップを取り、テストワールドで/rtpが意図どおりに動くか確認することです。

想定と違う挙動が出た場合は、バックアップから戻し、無理に使い続けない判断も選択肢に入れてください。