2026.10.22広告・PRを含む記事です

【マイクラ】攻撃した敵のHPを表示するプラグインHitHealthの導入と設定

ゾンビと村人の実ゲーム映像を関連背景に、HitHealthの導入を案内する画像。HP表示の実行例ではない

ConoHa for GAMEは新規申し込みを止めています

ConoHa for GAMEは、Linuxカーネルの脆弱性への対応で、2026年10月19日から新規申し込みの受付を一時停止しています。本文中のConoHaへのリンクから進んでも、新しく契約することはできません。この記事のボタンは、受付停止中だけロリポップ! for Gamersへ切り替えています。

すでに契約している人は、動いているサーバーをそのまま使え、VPSの追加作成もできます。

これから借りるなら、レンタルサーバーの比較からConoHa以外の会社を選んでください。受付の再開はConoHa for GAMEのお知らせで告知されます。

  • 敵の残りHPを画面に出したいけれど、モブの頭上に名前札が並んで見た目が崩れるのは避けたい
  • 難しい前提プラグインの導入や複雑な設定ファイルなしで、すぐ動くシンプルな機能だけが欲しい
  • 統合版から参加している友達にも同じように相手の残りHPを見せたい

友達と一緒にMinecraftのマルチサーバーで遊んでいると、ボス戦やモブ狩り、PvPの最中にあと何回攻撃すれば相手を倒せるのかわからなくなる場面があります。

敵の残りHPが数字でわかれば、倒すまでの見通しが立って仲間との連携もスムーズになります。

そこで僕が作って公開しているPaperサーバー向けプラグインがHitHealthです。僕が運営するspa77.works SMPにも実際に導入しています。

攻撃した本人だけのアクションバーに相手の名前と残り体力を表示するため、頭上の名前札を変えずに戦況を確かめられます。

前提プラグイン不要で単体動作し、Geyserを経由して参加している統合版の友達にも同じように表示が届く設計です。

読み終えるころには、jarファイルをpluginsフォルダへ入れて再起動し、モブを1回殴ってHPが出るのを確かめ、色や表示書式を自分のサーバー向けに変えられる状態まで到達できます。

管理人spaのアイコン
spaこの記事を書いた人

マイクラサーバーの構築と運用を繰り返して4年。今も経済サバイバル「spa77.works SMP」を運用中で、その経験をもとに記事100本以上を執筆。

HitHealthでできること

燃えているスケルトンを剣で攻撃し、アクションバーのHP表示が緑の12.6から赤の1.1、0.0へ変わっていくプレイ画面

動画のHP表示例

  1. 緑:12.6 / 20.0
  2. 赤:1.1 / 20.0
  3. 赤:0.0 / 20.0

HitHealthを導入すると、攻撃した相手の名前と残りHPが攻撃した本人のアクションバーに表示されます。アクションバーとは、アイテム欄が並ぶホットバーの少し上に出る1行のテキスト表示領域のことです。

頭上の名前札は変えません。画面には次のような形式で文字が出現します。

ゾンビ ❤ 12.0/20.0

モブ名は、各プレイヤーが設定しているゲーム言語で表示されます。攻撃の種類や表示の細かい決まりを整理した一覧です。

  • 近接攻撃だけでなく、弓やクロスボウ、トライデントなどの飛び道具や飼いならしたオオカミなどのペットによる攻撃でも表示される
  • 残りHPの割合に応じて文字の色が変化する(初期設定では50%以上で緑、25%以上で黄、25%未満で赤)
  • 名札で名前を付けたモブはその名前が表示され、名前のないモブは各プレイヤーが設定しているゲーム言語のモブ名で表示される
  • 相手を倒した瞬間は0.0となり、生きている相手のHPは切り上げて計算されるため生存中に0.0とは表示されない
  • 与えたダメージの表示、表示し続ける時間、表示しないワールドやモブの種類を設定で選べる
  • ダメージを与えても防具立ては表示の対象外となる
  • Geyserを経由して参加している統合版プレイヤーの画面にも同じように表示される
  • コマンドを実行したときの案内メッセージは英語、日本語、簡体字中国語、韓国語に対応しており、プレイヤーのゲーム言語に合わせて自動で切り替わる(その他の言語では英語)

この表示は攻撃した本人にだけ届く仕組みになっており、周囲にいる他のプレイヤーの画面には見えません。

初心者

頭上に文字がずっと出続けるプラグインと違って、視界が散らからないのは助かりますね。

導入する前に確認すること

HitHealthは前提となる依存プラグインが不要で、単体ですぐ動く設計です。導入前に必要な動作環境をあらかじめ整理しておきます。

項目条件
サーバーソフトPaper(Paper API 1.21.4以降向け、動作確認はPaper 26.2と26.3)
Java環境プラグイン単体はJava 21以降。Paper 26.2と26.3を動かすにはJava 25が必要
前提プラグインなし(単体で動作)

Paper以外のサーバーソフトでは動作しません

HitHealthはPaper専用のAPIを使用して開発されているため、SpigotやVanillaのサーバーでは動作しません。

手元の環境がSpigotやVanillaの場合は、まずPaperサーバーを用意する手順が必要です。まだPaperサーバーを持っていないなら、Paperサーバーの立て方を参考に準備を進めてみてください。

サーバーを新しく借りて導入したい場合は、Paperを選んで立てられるConoHa for GAMEを使えば、管理画面でPaperを選ぶだけでサーバーを用意できます。

HitHealthを導入する

導入は3つの手順で進めます。

手順1:jarファイルをダウンロードする

HitHealthのGitHub Releasesページ。HitHealth 1.0.0のAssets欄でhithealth-1.0.0.jarを赤枠で囲んでいる

配布場所はGitHubのReleasesページです。「HitHealth 1.0.0」の「Assets」が閉じているときはクリックして開き、hithealth-1.0.0.jarを選びます。

pluginsに入れるのはhithealth-1.0.0.jarです。SHA256SUMS.txtやSource codeを代わりに配置しないでください。

手順2:pluginsフォルダに入れて再起動する

jarファイルを配置する前にサーバーを停止し、停止完了を確認します。ワールド、サーバー設定、既存プラグインのjarと設定を別の場所へバックアップしてください。

ダウンロードしたjarファイルの配置先は、Paperサーバーのフォルダ直下にあるpluginsフォルダです。入れたあとはこの形になります。

server/
└── plugins/
└── hithealth-1.0.0.jar

サーバー起動中にファイルを置いただけでは、プログラムが認識されません。反映させるには、サーバーを一度再起動して読み込ませる手順が必要です。

手順3:モブを攻撃して表示を確かめる

再起動が終わったら、実際にワールドへログインして動作を確かめます。付近にいるモブを1回攻撃してみてください。

アクションバーにモブの名前と残りHPが出現すれば導入成功です。反応がない場合は、後半で解説しているトラブルシューティングの項目を確認してください。

コマンドで表示を切り替える

HitHealthには、プレイヤーが自分で表示を切り替えるコマンドや、管理者が設定を再読み込みするコマンドが用意されています。

OP(サーバーの管理者権限)を持つプレイヤーだけでなく、一般の参加者も自分の画面表示を個別に切り替え可能です。

コマンドできること使える人
/hithealth自分のHP表示のオンとオフを切り替える全員
/hithealth on自分のHP表示を有効化する全員
/hithealth off自分のHP表示を無効化する全員
/hithealth reloadconfig.ymlの設定内容を再読み込みするOPのみ

プレイヤーが/hithealth offを実行して非表示にした設定は、plugins/HitHealth/players.ymlへ自動で保存されます。サーバーが再起動しても設定が維持される仕組みです。

各機能の利用可否は、権限ノードによって個別に管理できます。権限ノードとは、プラグインの機能ごとに割り当てられた権限の識別名のことです。

権限ノード内容初期値
hithealth.use攻撃した相手のHPが表示される全員
hithealth.toggle/hithealthコマンドで表示を切り替えられる全員
hithealth.reload/hithealth reloadで設定を再読み込みできるOPのみ

特定グループだけ表示を止めるときは、そのグループのhithealth.useをfalseにします。権限管理プラグインのLuckPermsを入れていれば、グループ単位で切り替えられます。

例として、初期グループの表示を一括で止めるコマンドは次のとおりです。

/lp group default permission set hithealth.use false

config.ymlで見た目を変える

HitHealthの表示形式や文字の色は、設定ファイルを書き換えることで自由に変更可能です。設定ファイルはplugins/HitHealth/config.ymlに生成されます。

初回起動で作られるファイルの主な項目です。実際のファイルには英語の説明コメントが付いています。

format: "<white><name></white> <color>❤ <hp>/<max></color>"
thresholds:
high: 0.5
low: 0.25
colors:
high: "#55FF55"
mid: "#FFFF55"
low: "#FF5555"
decimals: 1
show-players: true
damage:
enabled: false
format: " <gray>(-<damage>)</gray>"
display:
duration-seconds: 0.0
exclusions:
enabled: true
worlds: []
entity-types: []

項目ごとに、変えられることと初期値を並べました。

項目変えられること初期値
formatアクションバーに表示する全体の文字列と装飾"<white><name></white> <color>❤ <hp>/<max></color>"
thresholds.high緑色(colors.high)で表示するHP割合の下限0.5
thresholds.low黄色(colors.mid)で表示するHP割合の下限0.25
colors.highHPが高割合のときの文字色"#55FF55"
colors.midHPが中割合のときの文字色"#FFFF55"
colors.lowHPが低割合のときの文字色"#FF5555"
decimalsHPの小数点以下の桁数(0〜2)1
show-players他のプレイヤーを攻撃したときにHPを表示するかtrue
damage.enabled与えたダメージを末尾に表示するかfalse
damage.format与えたダメージの表示形式" <gray>(-<damage>)</gray>"
display.duration-seconds表示し続ける秒数(0〜60)0.0
exclusions.worldsHPを表示しないワールド名[]
exclusions.entity-typesHPを表示しないモブの種類[]
補足

MiniMessageとは、Minecraftのチャットやアクションバーで文字の色や装飾をHTMLのようなタグ形式で記述できる書式のことです。

format項目は、用意された変数を組み合わせて表示テキストを組み立てる設定です。<name>は相手の名前、<hp>は残りHP、<max>は最大HPに対応しています。

<color>〜</color>で囲んだ部分は、残りHPの割合に応じて文字色が自動で変わる仕組みです。モブの名前を消して体力だけを表示したいときは、formatを次のように書き換えます。

format: "<color>❤ <hp>/<max></color>"

PvPサーバーで相手プレイヤーの体力を隠す場合は、show-players: falseの指定で対人時の表示を消せます。ファイルを保存したあとは/hithealth reloadでの再読み込みが必要です。

その後はもう一度モブを殴って、表示が変わったかを確かめてください。

与えたダメージや表示時間を変える

damage.enabledをtrueにすると、ゾンビ ❤ 12.0/20.0 (-8.0)のように、直前の攻撃で減らしたHPが末尾に付きます。防具で軽減されたあとの値で、吸収ハートで受けた分は含みません。

display.duration-secondsが0のままなら、表示は一度だけ出て自然に消えます。たとえば5にすると、5秒のあいだ毎秒HPを表示し直してから消えます。

ボス戦だけ表示を止めたいなら、exclusions.entity-typesに[WITHER, ENDER_DRAGON]のようにモブの種類を書きます。ロビーなど特定のワールドで止めたいなら、exclusions.worldsにワールド名を並べます。

表示されないときの確認

モブを攻撃してもアクションバーにHPが出ないときに確認したいチェックポイントです。

プラグインが読み込まれていない

まずはサーバーのコンソールでpluginsコマンドを実行し、プラグイン一覧を確認してください。一覧にHitHealthが緑色の文字で表示されていれば正常な状態です。

もし赤色の表示や一覧に名前が見当たらない場合は、起動ログのエラー確認が必要です。Paper以外のサーバーソフトでは、ここで読み込みに失敗します。

詳しいエラーの確認手順は、プラグインが反映されないときの確認手順を参考にしてください。

自分だけ表示が出ない

他のプレイヤーには見えているのに自分だけ出ない場合は、個人の設定状態の確認が先決です。過去に誤って/hithealth offを実行して非表示にしていないか見てください。

有効化コマンドは/hithealth onです。入力すればすぐに表示を元の状態へ戻せます。

それでも解決しないときは、権限管理プラグイン側でhithealth.useが除外されていないかを確かめてください。

特定のモブやワールドで出ない

一部のモブや一部のワールドでだけ出ないなら、config.ymlのexclusionsに入っていないかを見ます。exclusions.enabledをfalseにすると、一覧を残したまま除外を止められます。

ほかのプラグインもアクションバーを使っていると、表示が上書きされることがあります。

プレイヤーを殴っても出ない

モブ相手なら表示が出るのにプレイヤー相手だけ出ない場合は、設定ファイルが原因です。plugins/HitHealth/config.ymlにあるshow-playersがfalseになっていると、対人時の表示は無効化されます。

プレイヤー同士でもHPを出したい場合は、show-playersをtrueに戻したうえでの/hithealth reloadが必要です。

統合版の友達に表示が出ない

統合版の友達だけに表示が出ないときは、先にGeyser自体が動いているかを確かめてください。Geyserのバージョンが古くないか、起動ログにエラーが出ていないかの確認が必要です。

GeyserMCの導入手順や設定方法については、GeyserMCの導入と設定を参考にしてください。

よくある質問

Qソースコードの確認やプラグインの改造はできますか?
A

可能です。HitHealthはGitHub上でソースコードを公開しており、MITライセンスが適用されています。著作権表示とライセンス全文を保持していれば、誰でも自由にコードの改変や再配布を行えます。

まとめ:HitHealthなら頭上を変えずに敵のHPを把握できる

  • Paperサーバーのpluginsフォルダに配置して再起動するだけで導入できる
  • アクションバーに攻撃した本人だけHPが表示され、頭上の名前札は変えない
  • config.ymlで文字色や表示形式、与ダメージ表示、表示しないモブやワールドを調整できる
  • コマンドや権限ノードを使ってプレイヤーごと、グループごとの表示切り替えに対応している

敵の残りHPが視覚的にわかると、友達と一緒にボス戦へ挑む場面でもあと何回攻撃すれば倒せるかが見えて声をかけ合いやすくなります。

spa

config.ymlを保存して/hithealth reloadを打てば再起動なしで反映されるので、その場で敵をたたいて見え方を確かめられます。

マルチサーバーをさらに遊びやすくしたい方は、ほかに入れておくと便利なプラグインをおすすめプラグインの一覧から選べます。

Minecraftの草地に置かれたチェストを背景にした、目的別おすすめプラグインの記事見出し。

【最新版】マイクラサーバーのおすすめプラグイン30選!目的別に選び方を解説