- 自分のマイクラサーバーが荒らされたらどうしよう…
- 荒らし対策って色々あるみたいだけど、何から手をつければいいの?
- 設定とかプラグインとか、初心者には難しそう…
以上の悩みを解決できる記事になっています!
せっかく作ったワールドや集めたアイテムが荒らし被害にあったら、めちゃくちゃ悲しいですよね。
この記事では、マイクラサーバー運営の経験がある僕が、初心者でもできる荒らし対策の基本から、ちょっと応用的なプラグイン導入まで、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、荒らし対策の全体像が掴めて、自分のサーバーに合った対策を自信を持って実行できるようになるはずです。

まずは基本からしっかり固めて、大切なサーバーを守りましょう!
マインクラフトサーバーの荒らし対策の3つの基本戦略
サーバーを荒らしから守るためには、まず基本的な設定を見直すことが超重要です。
不正なアクセスを防いだり、万が一の時に権限が悪用されるリスクを減らすための、いわばサーバーの「鍵」にあたる部分ですね。
ここでは、最低限やっておきたい3つの基本設定を紹介します。
ホワイトリスト運用で不正アクセスを未然に防ぐ
サーバーに参加できるプレイヤーを限定するホワイトリスト機能は、最も基本的かつ効果的な荒らし対策の一つです。
なぜなら、知らない人が勝手に入ってくることを防げるからですね。
具体的には、サーバー設定でホワイトリストを有効にして、参加を許可するプレイヤーのIDを事前に追加しておくだけ。
これで、リストに載っていないプレイヤーはサーバーに入れなくなるので、不特定多数からの荒らしリスクを大幅に減らせます。
身内だけで遊ぶなら、まずはホワイトリストを有効にしましょう。





これだけでも安心感が全然違うよ!
オペレーター権限を最小限に管理する
オペレーター(OP)権限は、サーバー内でコマンドを使える強力な権限ですが、むやみに付与するのは危険です。
悪意のあるプレイヤーにOP権限を渡してしまうと、サーバーの設定を変えられたり、他のプレイヤーを荒らしたりと、被害が甚大になる可能性がありますからね。
サーバーの設定ファイルやコマンドでOP権限を付与できますが、これは本当に信頼できる、ごく少数の管理メンバーだけに限定しましょう。
もし誰かに一時的に権限が必要な場合でも、使い終わったらすぐに解除するのが安全です。



権限管理は慎重すぎるくらいがちょうどいいんだ。
RCONを無効化し外部からのリスクを減らす
RCON(Remote Console)は、外部からサーバーを遠隔操作できる便利な機能ですが、有効になっていると不正アクセスの標的になるリスクがあります。
パスワードが漏洩したり、総当たり攻撃を受けたりすると、サーバーを乗っ取られる可能性があるからです。
通常、個人で遊ぶサーバーではRCONを使う場面はほとんどないので、サーバーの設定ファイル(server.properties
)で enable-rcon=false
に設定し、機能を無効化しておくことを強く推奨します。



使わない機能はオフにするのがセキュリティの基本!
ゲームルール設定でワールドを守る3つの方法
サーバー設定だけでなく、マインクラフト自体のゲームルール(gamerule)を調整することでも、特定の荒らし行為を防げます。
クリーパーによる地形破壊など、ゲーム内の要素を使った荒らしへの対策ですね。
コマンドで簡単に設定できるので、ぜひ活用してみてください。
火災延焼(doFireTick)を無効化する
火を使った荒らしは、気づかないうちに被害が広範囲に及ぶ可能性があり、非常に厄介です。
これを防ぐには、ゲームルール doFireTick
を false
に設定します。
/gamerule doFireTick false
これで、火が燃え広がることがなくなるので、放火による大規模な建築物消失などの被害を防げます。
特に木造建築が多いワールドでは必須級の設定ですよ。



火事の心配がなくなるのは精神衛生上もいいね!
Mobによる破壊(mobGriefing)を停止する
クリーパーの爆発やエンダーマンによるブロック持ち去りなど、一部のMobはワールドの地形や建築物を破壊することがあります。
意図的な破壊でなくても、これが荒らしに利用されるケースもあります。
ゲームルール mobGriefing
を false
に設定すると、Mobによるブロック破壊や変更が行われなくなります。
/gamerule mobGriefing false
これで、クリーパーの爆発による被害や、畑がMobに荒らされる心配がなくなります。
ただし、村人の農業など、一部のMobの有用な行動も制限される点には注意が必要です。



クリーパー、もう怖くない!
死亡時のインベントリ保持(keepInventory)を有効化する
PvP(プレイヤー対プレイヤー)が有効なサーバーでは、他のプレイヤーを倒してアイテムを奪う行為も荒らしとみなされることがあります。
また、事故死などによるアイテムロストは、荒らしでなくてもプレイヤーのモチベーション低下につながります。
ゲームルール keepInventory
を true
に設定すると、プレイヤーが死亡してもインベントリ内のアイテムや経験値を失わなくなります。
/gamerule keepInventory true
これにより、アイテム奪取目的のキル荒らしを抑止し、プレイヤーが安心して冒険できるようになります。



初心者向けサーバーなら特に有効な設定だね!
プラグインで多層防御を構築する
サーバー設定やゲームルールだけでは防ぎきれない荒らしもあります。
そこで重要になるのが、サーバーに様々な機能を追加できる「プラグイン」の導入です。
ここでは、荒らし対策として特に効果が高く、多くのサーバーで導入されている必須級のプラグインをいくつか紹介します。
ちなみに、プラグインの導入には、SpigotやPaperなどのプラグイン対応サーバーソフトウェアが必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。


CoreProtectでログ記録とロールバック体制を整える
CoreProtectは、サーバー内で誰がいつ、どこでブロックを設置・破壊したか、チェストを操作したかなどを詳細に記録してくれるプラグインです。
このログがあることで、万が一荒らし被害にあっても、犯人を特定しやすくなります。
さらに、CoreProtectの最大の強みは「ロールバック機能」です。
指定したプレイヤーの行動や、特定の範囲・時間に行われた変更を、コマンド一つで荒らされる前の状態に戻すことができます。
これにより、荒らしによる被害を迅速に復旧させることが可能になります。
公開サーバーを運営するなら、ほぼ必須と言えるプラグインです。



まさにサーバーの防犯カメラ兼タイムマシン!
WorldGuardで土地やエリアを保護する
WorldGuardは、特定のエリアやプレイヤーが所有する土地を保護するためのプラグインです。
管理者が指定したエリアに対して、ブロック破壊・設置の禁止、PvPの禁止、Mobのスポーン制限など、非常に細かいルールを設定できます。
スポーン地点や共有施設など、サーバー全体の重要な建築物を守るのに非常に強力です。
導入することで、建築物への荒らし被害を大幅に減らせます。



大切な建築はしっかり保護しておこう!
LWCでチェスト内のアイテムを守る
チェストやドア、かまどなどを他のプレイヤーに勝手に開けられたり、壊されたりするのを防ぐプラグインも重要です。
LWCは、高機能な保護プラグインで、コマンドを使ってチェストなどを自動でロックしたり、特定のフレンドに使用許可を与えたりといった細かい設定が可能です。
導入すれば、アイテム盗難のリスクを効果的に減らすことができます。



自分の宝物は自分で守る!
定期的なバックアップでデータ消失に備える
様々な荒らし対策を講じても、予期せぬトラブルや大規模な破壊行為によって、ワールドデータが失われてしまう可能性はゼロではありません。
そこで最後の砦となるのが、サーバーデータの定期的なバックアップです。
サーバーのワールドデータや設定ファイルなどを、定期的に別の場所にコピーして保存しておきましょう。
最低でも1日に1回、できれば数時間おきにバックアップを取得するのが理想です。
バックアップがあれば、万が一サーバーが壊滅的な被害を受けても、バックアップ時点の状態にサーバーを復元できます。
荒らし対策ももちろん重要ですが、このバックアップ体制を整えておくことが、サーバー運営において最も基本的な安心につながります。



対策より大事なバックアップだよ!
【まとめ】あなたのマイクラサーバーを荒らしから守る万全対策
この記事では、あなたが運営するマインクラフトサーバーを様々な脅威から守るための具体的な対策を、基本設定からプラグイン導入、そして最終防衛ラインのバックアップまで幅広く解説しました。
マインクラフトサーバーの荒らし対策で重要なポイントは以下の5つでした。
- ホワイトリストやOP権限管理で不正アクセスを効果的に防ぐことが重要です。
- ゲームルール設定の調整で火災やMobによるワールド破壊を未然に防ぎました。
- CoreProtect等のプラグインでログ記録と迅速なロールバックが可能でした。
- WorldGuardやLWCで建築物やチェスト内のアイテムを保護できました。
- 定期的なバックアップで万が一のデータ消失に備えることが不可欠でした。
以上の対策を一つずつ丁寧に設定していくことで、あなたのサーバーは格段に安全になるでしょう。
荒らしはいつ、どんな形でやってくるか分かりませんでしたが、事前の準備が何よりも大切なのです。この記事で紹介した方法を参考に、まずは基本設定の見直しから始めてみましょう。