- マイクラのサーバーソフトって種類が多すぎて、どれを選んだらいいかわからない…。
- PaperとかSpigotとかForgeとか、名前は聞くけど違いがよくわからないんだよね。
- MODを入れたいのか、プラグインを使いたいのかで、おすすめが変わるって本当?
以上の悩みを解決できる記事になっています!
実際、マインクラフトのサーバーソフト選びって、専門用語も多いし、初心者にはちょっとハードルが高いですよね。
この記事では、Java版マインクラフトで使える主要なサーバーソフトについて、マイクラサーバー運営歴のある僕が、それぞれ詳しく比較しながら解説していきます。
この記事を読めば、あなたもサーバーソフトごとの違いがしっかり理解できて、自分のやりたいことにピッタリ合ったものを選べるようになるはずです。

サーバーソフト選びはマルチプレイの快適さを左右するので、この記事でしっかり知識をつけちゃいましょう!
用途別おすすめマイクラサーバーソフト4タイプ
まずは結論から。目的別にどのサーバーソフトがおすすめか、まとめてみましょう。
MOD重視ならForgeかFabricを選択する
とにかくMODで遊びたい!という場合は、「Forge」か「Fabric」のどちらかを選ぶことになります。
大規模なMODパックや、昔からある定番MODを使いたいならForgeが有力です。
特に1.12.2などのバージョンには豊富なMOD資産があります。
一方、最新バージョンで遊びたい、できるだけ軽くしたい、という場合はFabricがおすすめです。
最適化MODと組み合わせることで快適なプレイが期待できます。



どっちのMODを使いたいかで決めるといいね!
プラグイン重視ならPaperかPurpurが最適である
大人数で遊んだり、サーバー管理を便利にしたり、ミニゲームを追加したり、プラグインをメインに使いたいなら「PaperMC」か「Purpur」が断然おすすめです。
特にこだわりがなければ、軽量で安定していて、コミュニティも大きいPaperMCを選んでおけばまず問題ありません。
サーバー設定を細かく調整したい、PaperMCにはない機能を使ってみたいという場合はPurpurを試してみると良いでしょう。
Bukkit/Spigotプラグインはどちらでもほぼ動作します。



安定とカスタマイズ、どっちを取るかだね!
MODとプラグイン併用ならMohistかArclightを検討する
MODの世界にプラグインの便利機能を追加したい、という欲張りなあなたには、「Mohist」か「Arclight」が選択肢になります。
Forge MODとBukkitプラグインを組み合わせたいならMohistが候補です。比較的対応バージョンも広いです。
Fabric MODも使いたい、最新版への対応を期待するならArclightですが、まだ不安定な点には注意が必要です。
どちらも動作が重くなったり、互換性の問題が出やすいことは覚悟しておきましょう。



挑戦者向けの選択肢って感じかな!
軽量・安定性重視ならPaperがおすすめである
サーバーを選ぶ上で、軽さと安定性はやっぱり重要ですよね。
純粋にパフォーマンスと安定性を求めるなら、「PaperMC」が最もおすすめです。
Spigotからさらに最適化が進められており、多くの大規模サーバーで採用されている実績があります。
設定を調整すれば、高負荷な状況にもある程度耐えられます。
プラグインも豊富で導入も簡単なので、迷ったらまずPaperMCを試してみるのが良いでしょう。



やっぱり安定感が一番大事だよね!
プラグイン導入向けマイクラサーバーソフト4選
では、それぞれの解説をしていきます。
ここではプラグイン導入をメインに考えたサーバーソフトを4つ紹介します。
それぞれ特徴があるので、自分に合ったものを見つけてみてください。
PaperMCは高いパフォーマンスを発揮する
プラグインサーバーの定番といえば「PaperMC」です。
これはSpigotから派生したサーバーソフトで、パフォーマンスの改善に重点が置かれています。
最適化がしっかりされているので、大人数サーバーでもサクサク動きやすいのが大きなメリットです。
BukkitやSpigot向けのプラグインも基本的にはそのまま使えます。
導入も簡単で、開発も活発に行われているため、多くのサーバー管理者に「迷ったらこれ」と推奨されていますね。
ごく稀に古いプラグインとの互換性問題が出ることもありますが、基本的には軽量で安定している、かなり優秀なサーバーソフトです。



迷ったらPaperを選んでおけば間違いないかも!
Purpurは豊富な設定項目を提供する
「Purpur」は、PaperMCをさらにカスタマイズ可能にしたサーバーソフトです。
PaperMCの安定性やパフォーマンスを引き継ぎつつ、より多くの設定項目や独自機能が追加されています。
サーバーの細かい部分までこだわりたい、特定の動作を変更したい、といった場合に力を発揮します。
ただし、設定項目が多い分、初心者には少し複雑に感じるかもしれません。
また、機能を追加した影響で、場合によってはPaperMCより少し重くなる可能性もあります。
導入自体はPaperMCと同じく簡単なので、PaperMCに慣れてきて、もっと色々いじりたくなった人向けの選択肢と言えるでしょう。



設定好きにはたまらないサーバーだね!
SpigotはPaperより性能が劣る傾向にある
「Spigot」は、古くからあるBukkitの後継として開発された、プラグイン対応サーバーの代表格でした。
Bukkitのプラグインと互換性があり、最適化も施されているため、バニラよりは快適に動作します。
導入もBuildToolsを使えば比較的簡単です。
しかし、現在はより最適化が進んだPaperMCが登場したため、パフォーマンス面では一歩譲る形になっています。
今でも開発は続いていますが、新規でサーバーを立てるなら、特別な理由がない限りPaperMCやPurpurを選ぶ人が多いのが現状です。



昔は定番だったんだけどね!
Bukkitは開発停止と脆弱性に注意する
「Bukkit (CraftBukkit)」は、プラグインサーバーの元祖とも言える存在です。
Minecraftのマルチプレイにプラグインという概念をもたらしました。
しかし、2014年に開発が公式に停止しており、それ以降アップデートされていません。
古いバージョンのサーバーを動かすために使われることもありますが、セキュリティ上の脆弱性も指摘されています。
今のマインクラフトでマルチプレイを楽しむためには、積極的には推奨されないサーバーソフトです。



歴史を作ったソフトだけど、今は静かに眠ってる感じかな。
MOD導入向けマイクラサーバーソフト2選
プラグインじゃなくて、ゲームシステム自体を大きく変えるMODで遊びたい!という人も多いはず。
ここではMOD導入を目的とした主要なサーバーソフトを2つ紹介します。
クライアント側にも同じMODを入れる必要がある点に注意してくださいね。
Forgeは大規模MODに対応する
MODサーバーといえば、まず名前が挙がるのが「Forge」でしょう。
非常に多くのMODがForgeを前提に作られています。
特にバージョン1.12.2などは、今でも人気のある大規模MODがたくさんありますね。
開発者向けの豊富な機能(API)を提供しており、複雑なMODも動作させることが可能です。
ただし、多くのMODを導入すると、サーバーもクライアントも負荷が高くなりがちです。
パフォーマンスは導入するMODの数や内容に大きく左右されます。
プラグインは基本的に利用できないので、純粋にMOD環境を楽しみたい場合に使われます。



MODで遊びたいならまずチェックしたいソフトだね!
Fabricは軽量で最新版への対応が早い
「Fabric」は、Forgeと比較して軽量さと最新バージョンへの対応の早さが特徴のMODローダーです。
比較的新しいMODローダーですが、導入が簡単なこともあり、利用者が増えています。
特に「Lithium」のような最適化MODと組み合わせることで、バニラに近い軽快さでMOD環境を構築できる可能性があります。
MODの数はまだForgeほど多くはありませんが、小規模で便利なMODを中心に増えています。
Forgeと同様、プラグイン機能は持っていないので、MOD特化型のサーバーに向いています。



新しいもの好き、軽さ重視ならFabricがいいかも!
MODとプラグイン両対応のマイクラサーバーソフト3選
MODもプラグインも、どっちも使ってサーバーをカスタマイズしたい!そんな欲張りな願いを叶えるハイブリッドなサーバーソフトもあります。
ただし、仕組みが複雑になる分、不安定になったり、設定が難しくなったりする可能性があるので注意が必要です。
MohistはMODとプラグインを同時利用できる
「Mohist」は、Forgeをベースにしたハイブリッドサーバーソフトです。
Forge向けのMODと、Bukkit/Spigot系のプラグインを同時に動かせるのが最大の魅力です。
MODでゲーム内容を拡張しつつ、プラグインでサーバー管理機能を強化する、といったことが可能になります。
2020年代に入ってから活発に開発されており、幅広いMinecraftバージョンに対応しています。
しかし、MODとプラグインを無理やり共存させているため、動作が重くなりがちで、高いサーバースペックが要求されます。
また、すべてのMODとプラグインが完璧に動作する保証はなく、相性問題が発生しやすい点には覚悟が必要です。



夢のような組み合わせだけど、安定性にはちょっと注意が必要だね!
Arclightは新しいハイブリッドサーバーである
「Arclight」は、比較的新しいMOD・プラグイン両対応のハイブリッドサーバーです。
Mohistと同様に、Bukkit系のプラグインとMODを同時に利用できます。
Arclightの特徴は、ForgeだけでなくFabric(またはNeoForge)のMODにも対応している点と、最新バージョンへの追従が比較的早いことです。
しかし、登場してまだ日が浅いため、開発はまだ実験的な段階にあります。
予期せぬバグや、対応していないMOD・プラグインが存在する可能性があります。
安定して運用するには、十分なテストや情報収集が必要です。



これからに期待のルーキーって感じかな!
Spongeは特定バージョンでの利用が中心となる
「Sponge」もMODとプラグインの共存を目指したプロジェクトです。
Spongeには2種類あり、「SpongeVanilla」はバニラサーバーにSpongeプラグインAPIを追加したもの、「SpongeForge」はForgeサーバーにSpongeプラグインAPIを追加したものです。
SpongeForgeを使えば、Forge MODとSponge独自のプラグインを同時に利用できます。
ただし、Bukkit/Spigot系のプラグインとは互換性がありません。
また、開発は主にMinecraft 1.12.2など古いバージョン向けが中心となっており、最新環境での利用は難しい状況です。
特定のMODパック環境でプラグインを使いたい、といった限定的な用途で使われることが多いでしょう。



ちょっと使いどころが難しいかもしれないね。
基本の公式サーバーは機能拡張ができない
最後に紹介するのは、マインクラフト公式が出している「バニラ」サーバーです。
これはシングルプレイと同じ環境を提供するもので、MODやプラグインといった追加機能は一切入れられません。
導入はJavaファイルを実行するだけなのでめちゃくちゃ簡単です。
公式がアップデートを続けてくれる安心感もあります。
しかし、機能拡張ができないので、本当に純粋なバニラ環境を少人数で楽しみたい、という場合に向いていますね。
サーバーに何か手を加えたいなら、別のソフトを選ぶ必要があります。
【まとめ】マイクラサーバーソフト10種類の違いと選び方
この記事では、様々なマインクラフトのサーバーソフトウェアの種類と、それぞれの特徴、そしてあなたの目的に合った選び方について解説してきました。
この記事の重要なポイントは以下の5つでした。
- 公式サーバーはMODやプラグインの導入ができませんでした。
- プラグイン主体ならPaperMCが高性能でおすすめでした。
- MODで遊ぶならForgeか軽量なFabricが良いでしょう。
- MODとプラグイン両立にはハイブリッドがありましたが注意が必要です。
- 用途に合わせて最適なサーバーソフトを選ぶことが大切でした。
以上の情報を参考に、あなたのマイクラサーバーに最適なソフトウェアを選んで、マルチプレイをもっと楽しんでみましょう。
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